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こんにちは!今回は、中学生とその保護者の皆さまに向けて、「テストの点数がぐんぐん伸びる学習方法・意識」についてご紹介します。
「うちの子、頑張っているのに成績が伸びない…」
「何から改善したらいいのか分からない…」
そんなお悩みを抱える方々のために、教育現場の第一線で活躍する先生方の知見をまとめました。勉強の成果が出やすい子どもたちの学習方法とは?実践的なアドバイスとともにお伝えします。
成績が上がる生徒に魔法のような特別な才能があるわけではありません。長年教壇に立つベテラン教師たちは、生徒を見て、「この子はきっと伸びるだろう」と経験則から感じているのです。
それは生まれ持った能力ではなく、日々の学習における「姿勢」や「習慣」に関わるものです。つまり、誰もが意識して身につけられる要素なのです。
しかし逆に言うと、その「姿勢」や「習慣」をおろそかにすると伸び悩むことに繋がる危険性もあります。
日常での「あとでやろう」「なんとなくわかった気がする」で終わらせる生徒と、その場で質問したり、調べたりできる生徒では、定期テスト時での理解度に大きな差が生まれます。
重要ポイント:
授業中に「?」と思ったら、その場でメモを取り授業中質問ができる時間があれば、先生に質問し解決する。
授業中に解決しきらなければ放課後、先生に質問する時間を確保する。
学校から(塾から)日々出される宿題を無駄にすることなく学習理解に活かしましょう。皆さんの中で宿題を「答えを写す」だけで終わってしまう人はいませんか。毎日数ページの宿題への取り組み方によって、定期テスト時の学習に大きな差が生まれることに繋がります。
重要ポイント:
宿題を取り組む際、必ず1通りは答えを見ずに各問題考える。
2,3分考えても分からない問題は飛ばして次の問題を考える
1通り取り組んだ後、丸付けをし分からなかった問題は赤ペン(色ペン)で正しい答えを解答する
分からなかった問題は調べたり、解答手順を確認し理解する。
定期テスト期間以外はダラダラと長時間机に向かうのではなく、日々の課題・宿題を集中して短時間で効率よく学習する方が、記憶の定着度が高まります。「毎日2時間」するなど無理に決めるのではなく、日々の宿題・課題を正確に理解することに意識をおきましょう。
重要ポイント:
学習を始める前にその日に取り組まないと行けない科目を確認する
30分以上経って終わる見通しが経ってなければ一度休憩する。
5教科の科目は次の日授業があれば、夜寝る前に教科書をパラパラめくる程度(1~2分でも)でもいいので今までどんな内容を習っていたか宿題とは別に確認し頭に少しでも残った状態でその授業を迎えましょう。
重要ポイント:
5教科の科目は授業と授業の間で見直す時間を1分でも設ける
定期テストに向けて、まず各科目(特に5教科)テストの目標点数を決めましょう。決定にあたって各科目前回のテストの結果を振り返り、その点数よりも「高い」点数で目標点数を決めましょう。目標点数は取れそうな点数ではなく、「目指す点数」です。この目標点数は各科目の学習の段階が決まっていく大事な要素です。
重要ポイント:
取りたい点数を目標点数とする
特に中3生は志望高校で必要となる点数も抑えて目標点数を決定する。
テストに向けた学習を始める時期は、定期テスト半月前(15日くらい前)がおすすめです。
この時期になるとテスト範囲も発表され、無理なく学習に取り組めます。
生徒によって部活動や習い事、日々の学習と合わせてもっと早くから学習を始めてもOK。
計画的にスケジュールを考え、取り組み始めましょう。
重要ポイント:
テスト半月前が切り替えのタイミング。
スケジュールを前半・後半に大きく分け、前半は各科目テスト課題を中心にテスト範囲の始めから復習をしつつテスト範囲を全体を取り組んでいきましょう。その際に苦手な問題や単元があれば、メモをしたり付箋を付けたり明確に分かる形で残しておきましょう。
また、余裕があれば「数学」「英語」をメインとして分からない点を解決したり、理解を深めておきましょう。
重要ポイント:
スケジュール前半で全科目1通りテスト範囲を通り組む。
テスト課題があればその科目の学習道具として利用し優先して取り組む。
「数学」「英語」を他の科目より優先して理解を深める
スケジュール後半はまずスケジュール前半で取り組んだ中で苦手な問題や単元を優先して反復しどんな問題でも理解が深めっている状態を目指しましょう。その上でテスト範囲を総復習し、どんな単元の問題でも正確に答えることができることを最終目標し、テスト当日まで取り組んでいきましょう。メイン科目としてはスケジュール後半は暗記科目「理科」や「社会」を挙げますが、各生徒自分自身の得意・苦手科目を抑えた上で自分にあったスケジュールで取り組みましょう。
重要ポイント:
スケジュール後半:苦手単元を1つ1つ潰していく。
「理科」や「社会」で暗記が必要な場合はこの期間で固める。
各科目:「どんな問題が出ても正確に答えることができる」状態が理想!
成績が伸びる生徒には、才能以上に「良い習慣」があります。今回ご紹介した学習方法・習慣は、誰でも少しずつ取り入れられるものばかりです。
テスト期間・テスト期間以外でそれぞれ重要なことを意識した上で取り組んでいけば良い結果にたどり着くことができるでしょう。
もし、今思うような点数が取れていない生徒がいれば今回紹介した内容を一度取り入れて学習してみて下さい。
さあ、今日から「伸びる学習方法・意識」、一緒に始めてみませんか?
「生徒の声とともに」をモットーに教室運営を行っております。 休日に野球やサッカーなどスポーツ観戦したり、ジムに行ったりしているスポーティーな面と 好きなアーティストのライブや旅行にいったりするアクティブな面をもつ教室長です。 2025年も生徒1人1人の目標達席に向けて精一杯取り組んできます。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。