こんにちは!夏の風を感じはじめた、今日この頃…。いかがお過ごしでしょうか。
今回は、子どもたちが一度は思ったことがあるであろう「なんで勉強するの?」について、お話をしていきます。
私は「数学(算数)」が好きなので、勉強の中でも数学(算数)を取り上げて書いていきますね。
もちろん、将来に役立つ・役立たない、という理由で、勉強をする・しないが決まる訳ではありませんので、そこのところは履き違えないようにお願いします。
少しでも「へぇ~」と思っていただいて、数学をより好きになってみたり、はたまた算数の面白さに気づいてみたりしていただけると大変嬉しいです^^
そのちょっとした「感動」や「驚き」は、勉学をする上で非常に大事なことだと信じているので、大切にしてほしいと思います。
近年は、情報化社会だ、機械化・自動化が進んでいるだ、AIだと、目まぐるしく世の中が変わっているように感じます。
あらゆるものの効率化が図られることによって、忙しい現代人にとっては非常に過ごしやすい世界になっているのではないでしょうか。
そのように進化していく中で、あるいはずっと変わらずあるものの中で使われていることが、実は「数学」ではないのか?と、思うことがいくつかあります!
ですので、早速その一部をみなさまに紹介していきますね。
どきどきわくわくしながら、読み進めていただけると嬉しいです。「へぇ~」を忘れないように!
買い物1つをするにしても、あらゆるものの物価が高くなり、1円たりとも無駄にしたくないですよね。そんな困りごとを解決してくれる便利なアプリがあることをご存じでしょうか?
「どちらがお得?計算機」や「お買い物電卓」というものがあり、AとBの商品ではどちらの方が安いか、ということを瞬時に計算してくれるようです!
ただ、私はいつも電卓でポチポチ計算しているので使ったことがないのですが、どんな人にも使いやすいものがあることは嬉しいですよね。
さて、このアプリにはどんな数学(算数)が隠れているのでしょうか?それはズバリ、小学校で習う『単位量あたり』という考え方です!
例えば、商品A:600g1,200円と商品B:800g1,520円のお肉だと、どちらが安くなるでしょうか?
まずは、1gあたりの値段を考えていきましょう。(100gあたりで考えてもOK!)
商品A ) 式 1,200円÷600g=2円
商品B ) 式 1,520円÷800g=1.9円
つまり、1g2円の商品Aと1g1.9円の商品Bを比べてみると、「商品B」の方が安いことがわかりますね。
「単位量あたり」を使っていく中でポイントになることは、名前の通り『単位』です。
今回は、1”g”あたりを考えていったので、わる数は必ず”g”になります。
もしも、1”円”あたりの重さを考えるのであれば、600g÷1,200”円”=~となりますね。
この単元を苦手とする子は多いと思いますが、『1の大きさの単位でわる!』ということをしっかり覚えておくと、算数嫌いな子もマスターできるでしょう!
どっちが安いかということも、ちょっとしたことかもしれませんが、それが何年、何十年と続いていくと…。塵も積もれば莫大な金額になるので、買い物のたびに算数の有難みを感じられますね^^
みなさんも1度は見たことがありますよね?
気にしたことがない人もいるかもしれませんが、形が『円』になっていることには、非常に大きな意味があるのです!
もしも形が四角形だったらどうでしょうか?
正方形や長方形など何でもいいのですが、形を思い浮かべてみてください。
四角形の対角線の長さは、どの辺よりも必ず長くなりますよね。
そうすると、マンホールが少しずれただけで、鉄の大きな塊は穴の中へ真っ逆さまに落ちてしまい、非常に危険です。どこもかしこも穴だらけになると大変ですよね。
しかし、その形が「円」だとどうでしょう…、どのように回転しても決して落ちることはありません!
なぜなら、円には直径より長い部分がないからです。
さて、ここに隠れている数学(算数)が何かというと、もちろん『図形の性質』ですね!早ければ小学校で習いますし、中学校でも図形には触れていきます。
「図形」と言っても、あらゆる形があり、それぞれで性質も違ってくるので、生活の中でふっと気にしてみると新しい発見があるかもしれませんね^^
ちなみに、もう1つ図形に関する面白いお話があります。
体育の授業や部活でしたことがあるかもしれませんが、実はサッカーの中にも「図形の性質」が使われているんです。
サッカーの試合でみんなが注目することと言えば、恐らく”ゴールの瞬間”ですよね!
その一瞬のゴールを多くの人に少しでも楽しんでいただくために、サッカーゴールネットには図形の秘密があります。
数年前までは、ゴールネットの形は四角形でしたが、今は「六角形」が採用されています。
それは一体なぜなのでしょうか?
四角形と比べたとき、六角形にした方が良かった理由を1つ挙げるとすれば、それは『あらゆる方向に伸びて変化しやすい図形』だから、ということです。
その六角形の性質を利用したおかげで、以下のようなことが起こったと言われています。
・ ネットが伸縮することでボールが包み込まれる
⇒ ボールが落ちにくくなった(滞空時間が長くなった)
・ ネットが伸びやすい
⇒ ゴールに勢いがつき、ダイナミックになった
よって、従来よりじっくりしっかりゴールシーンを観られるようになり、また豪快な演出もできるようになったのです!
ゴール数が多い競技ではないからこそ、なんとかできないかと考え抜かれた結果、今があると思うと感慨深いですね^^
「へぇ~」と思うことはありましたか?今すぐ友達や知り合いに話したい、とうずうずしていることだと思います。
今回は3つを紹介させていただきましたが、これらは数学(算数)のほんの一部でしかありません。
ただ、どこかで役立っているんだ、とわかるだけでも、やってよかった!と思えませんかね?
勉強に限ったことではありませんが、『知ることの楽しさ』と言えば聞こえは良いのですが、『知らないことの怖さ』も同時に感じていただきただけると嬉しいです^^
人は 『一生勉強』 ですね!!
愛媛エリア松前校の教室長を務めている三浦です。 愛媛県松山市生まれ、松山市育ちの、生粋の伊予っ子です。 好きな食べものは、もちろん「みかん」!!明るく元気に働いています。 勉強嫌いな子が多い中、みんな頑張っているのですが、少しでも勉強が楽しい!できた!と思っていただけることを、日々心がけて指導をしています。 小学校のころから算数が好きで、答えまでどうやったら辿り着けるのだろう、と黙々と解いていた記憶があります。ゴールが見えてきたときの喜びは何物にも代えがたいですね^^ 例え将来使わないとしても、あらゆる学びにおいて無駄なことは決してない、と考えています。今できることを、1つずつしっかりと取り組んでいきましょう!
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。