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中学生のみなさんは、学校の授業中に毎日ノートを取っていると思います。
「先生が黒板に書いたことをちゃんと写している!」
「カラーペンも使って見やすくまとめている!」
「授業中は真面目にノートを書いている!」
それなのに、
こんな経験はありませんか?
実は、“ノートをしっかり取っている”ことと、“成績が上がる”ことはイコールではありません。
ノートの取り方を間違えると、「勉強した気」にはなれても、実際には力がついていないことがあります。
逆に、成績が伸びる中学生は、「ノートをどう使うか」を意識しています。
今回は、中学生にありがちな“間違ったノートの取り方”と、成績アップにつながるノートの工夫について詳しく紹介します。
まず最初に大切なのは、「何のためにノートを取るのか」を知ることです。
ノートは、ただ黒板を書き写すためのものではありません。
本来の目的は、
ためのものです。
つまり、“未来の自分が見返して役立つこと”が大切です。
ところが、多くの中学生は、
「きれいに書くこと」
「全部写すこと」
が目的になってしまっています。
ここが大きな落とし穴です。
これは最も多いパターンです。
先生が黒板に書いた内容を、一字一句そのまま写している人です。
もちろん、板書を書くこと自体は大切です。
でも、“写すこと”だけに集中すると、頭を使わなくなります。
例えば数学で、
「なぜこの式になるのか」
「どうしてこの公式を使うのか」
を考えずに、ただ写しているだけでは、本当の理解にはつながりません。
英語でも、
を考えずに写しているだけでは、テストでは使えません。
授業中に、
「急いで書かなきゃ!」
となっている人ほど要注意です。
手は動いていても、頭は止まっている状態になっているかもしれません。
黒板を書くだけではなく、自分の言葉を書き加えることが大切です。
例えば、
などです。
“自分の考え”が入ったノートは、復習するときに圧倒的に役立ちます。
ノートをカラフルにする人も多いです。
特に、
などを大量に使うタイプ。
一見すると、とてもきれいです。
でも実は、色を使いすぎると「どこが重要なのか分からない」ノートになります。
さらに問題なのは、“ノート作り”が目的になってしまうことです。
本来、勉強は「理解すること」が目的です。
しかし、
「きれいにまとめる」
「映えるノートを作る」
ことに時間を使いすぎると、勉強時間そのものが減ってしまいます。
特にテスト前に、
「ノートまとめだけで3時間使った…」
という人は要注意です。
色は3色程度で十分です。
例えば、
くらいでOKです。
本当に大切なのは、“あとで見返した時に理解しやすいか”です。
「きれい」より、「使いやすい」を意識しましょう。
これはかなり多いです。
授業中、一生懸命ノートを書いた結果、
「今日はちゃんと勉強した!」
という気持ちになります。
ですが、ノートは“書いただけ”では意味がありません。
スポーツでも、
では上達しませんよね。
実際に体を動かして練習するから上手くなります。
勉強も同じです。
ノートは“復習して初めて力になる”のです。
授業後、その日のうちに5〜10分だけでも見返しましょう。
特におすすめなのは、
ことです。
授業直後の復習は、記憶にかなり残りやすくなります。
成績が伸びにくい人のノートは、「先生の説明」をまとめただけになっています。
つまり、“自分の弱点”が書かれていません。
しかし、本当に役立つノートとは、“自分専用の参考書”です。
例えば英語なら、
数学なら、
理科なら、
など、自分だけのミスを書き込むことが重要です。
ノートに、
を書き込みましょう。
この積み重ねが、成績アップにつながります。
ノートをぎっしり埋める人もいます。
ですが、余白がないと後から書き込みできません。
授業中は理解したつもりでも、ワークを解くと、
「あれ?これどうやるんだっけ?」
となることがあります。
その時に、
を書き込めるスペースが必要です。
最初から少し余白を空けておきましょう。
あとから補足できるノートは、どんどん“成長するノート”になります。
もちろん、読めない字は問題です。
ですが、「完璧にきれいに書こう」としすぎると、授業内容を考える余裕がなくなります。
特に、
という人は注意です。
ノートは“作品”ではありません。
目的は、「理解」と「復習」です。
大切なのは、
ことです。
ある程度見やすければ十分です。
成績が伸びる中学生のノートには、共通点があります。
それは、
ということです。
逆に、成績が伸びにくい人ほど、
傾向があります。
ノートは、“見せるため”ではなく、“自分が使うため”のものです。
勉強が苦手な人ほど、
「もっと長時間勉強しないと」
と思いがちです。
でも実際は、“やり方”を変えるだけで効率が大きく変わります。
ノートもその一つです。
これを意識するだけで、ノートは「ただの記録」から「成績を上げる武器」に変わります。
ノートは、先生に提出するためだけのものではありません。
未来の自分を助けるためのものです。
テスト前にノートを開いた時、
「ここ、自分よくミスするんだった」
「この考え方大事だったな」
と思い出せるノートは、本当に価値があります。
もし今、
「頑張ってノートを書いているのに成績が上がらない」
と感じているなら、“ノートの取り方”を見直してみてください。
ノートは、ただ書けばいいわけではありません。
“どう使うか”で、勉強の質は大きく変わります。
今日からは、「きれいなノート」ではなく、「点数につながるノート」を意識してみましょう。
学生時代から個別指導塾でアルバイトを経験し、地元トップ校や難関私立から公立人気校まで、延べ500人以上の生徒を送り出してきました。好きな言葉は、「心が変われば 行動が変わる 行動が変われば 習慣が変わる 習慣が変われば 人格が変わる 人格が変われば 運命が変わる」。個別・集団指導塾で10年以上にわたり指導してきた経験を活かし、「勉強の仕方」はもちろん、「心のあり方」についても考えることができる環境づくりに励んでいます。