
楽しかった夏休みも、いよいよ後半です。
そして、夏休みが終われば2学期が始まりますね。
「考えただけで憂鬱…。」
そんな声が聞こえてきそうです。
2学期制、3学期制など、各学校によって学期が異なるため、定期テストの回数やタイミングも異なります。
ただ、夏休みが終わってしばらくすると、次の定期テストがやってきます。
つまり、夏休み終了後から定期テストまでは、思っているほど長くありません。
しかも、この期間には文化祭や体育祭、部活動の大会など、楽しい学校イベントも目白押し!
なんとなく、勉強の優先順位が下がりやすい時期でもあります。
「学校が始まってから頑張ればいいや」「テスト前になったら勉強すればいいや」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。
「そういう時期だから仕方ないよね」で、なんとなく気持ちをごまかしてしまって良いのでしょうか…?
一度分からないところが増えてしまうと、それを取り返すのは思っている以上に大変です。
特に2学期は、1学期に勉強した内容を使って解く問題が増えていきます。
だからこそ、2学期から頑張ろうと思っている人ほど、夏休み後半の過ごし方が大切です。

※学校や使用している教科書、授業の進度によって学習する時期は異なりますので、一つの目安として見てください。
1学期学習範囲:アルファベット、be動詞、一般動詞を使用した現在形など
2学期学習範囲:3人称単数現在形、代名詞、助動詞can、現在進行形など
3学期学習範囲:過去形、過去進行形など
1学期学習範囲:正の数・負の数、文字式など
2学期学習範囲:一次方程式とその応用、比例と反比例など
3学期学習範囲:平面図形、空間図形、データの活用など
1学期学習範囲:be動詞の過去形、過去進行形、未来を表す表現、助動詞、接続詞など
2学期学習範囲:不定詞、動名詞、文の構造、比較など
3学期学習範囲:受動態など
1学期学習範囲:式の計算、連立方程式など
2学期学習範囲:一次関数、平行と合同など
3学期学習範囲:三角形と四角形、確率、データの比較など
1学期学習範囲:現在完了、現在完了進行形、不定詞を使った表現など
2学期学習範囲:分詞、関係代名詞、間接疑問文、仮定法など
3学期学習範囲:高校入試対策・総復習など
1学期学習範囲:多項式の計算、平方根など
2学期学習範囲:二次方程式、二次関数、図形と相似など
3学期学習範囲:円の性質、三平方の定理、標本調査、高校入試対策・総復習など
中学生真っ只中の皆さんは気づきにくいかもしれませんが、どの学年のどの教科も、1学期の範囲を使って2学期の内容を学び、2学期の範囲を使ってその先の内容を学んでいくというようにつながっています。
例えば、中2の数学を見てみてください。
1学期は「式の計算」「連立方程式」。
そして、2学期には「一次関数」を学習する学校が多くありますね。
「夏休みは思いっきり楽しく過ごせたから、2学期の一次関数から頑張ろう!」と思っても、一次関数の問題では、これまでに習った計算や連立方程式の考え方を使う場面が出てきます。
連立方程式がうまく解けなければ、せっかくやる気になっても、一次関数でつまずいてしまうかもしれません。
つまり、2学期から成績を上げようと思ったら、まずは1学期の範囲を理解しておかなくてはならないのです。
もっと言えば、1学期の範囲を理解しようと思ったら、前の学年で習った内容まで戻る必要があることもあります。
楽しい夏休みに水を差すようですが、一度勉強をさぼったり、分からないところをそのままにしたりすると、取り返すのは本当に大変です。
しかも、定期テストまで少し期間があると、「まだ大丈夫」「テスト前に勉強したらいいや」と思ってしまいがちです。
しかし、その間にも学校の授業はどんどん進んでいきます。
テスト1週間前になって、「学校のワークが全然終わっていない!」「どこが分からないのかも分からない!」となってしまうと、そこから全部をやり直すのはかなり大変です。

ここまで読んで、「ちょっとやばいかも…」と思えた君。
大丈夫です。
今から始めれば、まだ間に合います。
ただし、「勉強を頑張る!」だけではなかなか行動にはつながりません。
まずは、次のことを確認してみましょう。
「まだ結構残っている」ではなく、以下のように、残っている量を具体的に確認しましょう。
残りが分かれば、「今日は数学を3ページ進めよう」と予定を立てることができます。
1学期の定期テストや実力テストが残っていたら、ぜひもう一度見てみてください。
大切なのは、点数を見ることではありません。
「どこを間違えたのか」を見ることです。
例えば数学なら、以下のように、同じ「間違い」でも原因は違います。
原因が違えば、やるべき勉強も変わります。
まずは、自分は何が苦手なのかを知るところから始めてみましょう。
「中1から全部復習しないと!」と思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、夏休み後半から全部をやり直そうとすると、途中で嫌になってしまう可能性があります。
そこで、まずは苦手なところを3つだけ決めてみましょう。
例えば中2なら、以下のような形です。
そして、一つずつ、「できるようになった!」という状態を作っていきましょう。

そして、学校が始まったらぜひ意識してほしいことがあります。
それは、学校のワークをためないことです。
テスト前になって、「提出しないといけないから急いで答えを埋める」という経験はありませんか?
でも、本来学校のワークは、提出するためではなく、授業で習った内容をできるようにするためのものです。
例えば、学校で数学を習ったら、その週のうちに対応するワークを解いてみる。
英語で新しい文法を習ったら、その日のうちに教科書やワークを見直してみる。
これだけでも、テスト前の大変さは大きく変わります。
おすすめは、週末に一度、「学校の授業にワークが追いついているか」を確認すること。たったこれだけです。
学校の授業が30ページまで進んでいるのに、ワークが15ページで止まっている。
そんな状態になっていたら、その週末に少し追いついておきましょう。

「勉強計画を立てましょう!」と言われても、「何をどう決めればいいの?」となりますよね。
難しく考える必要はありません。
まずは、次の定期テストがいつ頃あるのかを確認してみてください。
そして、例えばテストまで6週間あるなら、以下のような計画を立ててみましょう。
1学期の苦手を復習する
学校で習っている内容を、その週のうちに復習する
学校ワークを一通り終わらせる
間違えた問題を解き直す・英単語や理社の暗記を確認する
このように、大まかに分けておけばOKです。
ポイントは、テスト前になって初めてワークを解くのではなく、テスト前には「解き直し」ができる状態にしておくこと。
これだけでも、テスト勉強の質は大きく変わります。

「やばいかも」と思えた君は、今すぐ勉強計画を立てましょう!
といっても、いきなり立派な計画表を作る必要はありません。
まず今日やってほしいのは、以下の4つです。
①夏休みの宿題の残りを確認する
②1学期のテストを見る
③苦手な単元を1つ決める
④その単元を30分だけ勉強する
30分なら、できそうな気がしませんか?
次の定期テストまであとどれくらい?
学校の学習進度はどうなっている?
1学期に分からなかったところは残っていない?
まずは自分の現在地を確認して、スケジュールや学習範囲を具体的に決めていきましょう。
2学期が始まってから、「あのときやっておけば良かった…」と思うのか。
それとも、「夏休みのうちに少しやっておいて良かった!」と思えるのか。
その違いは、今日からの行動で変わります。
残りの夏休みも楽しみながら、少しずつ2学期への準備を始めてみてください。
管理本部人事課の中川です。大学時代から個別指導塾で働き始め、5コーポレーションでは5ーDaysの教室長、学童保育、英語教室の運営などに携わってきました。 現在は人事課で社員採用・育成などを行っています。「自分を信じて、自分の頭で考えること」の大切さを日々感じています。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。