毎日個別塾 5-Days<

お問合せ

無料体験

資料請求

0120-935-472

公式ブログBLOG

5-Days公式ブログ

2025.05.16

【中高生必見】明日からでも試せる理科の勉強法

はじめに | 理科ってどんな科目?

理科は、自然現象や科学的な仕組みについて学ぶ教科であり、私たちの身の回りの世界を理解するためにとても重要な役割を果たしています。たとえば、植物の成長、電気の流れ、気圧の変化、化学反応など、理科で学ぶ内容はすべて日常生活と密接に関係しています。

しかし、「覚えることが多くて大変」「計算もあって難しい」と生徒たち、保護者の方からも耳にします。感じている人も少なくありません。その理由の多くは、内容をただ暗記するだけで終わっていたり、正しい勉強法が身についていないことにあります。理科の学習にはコツがあります。効果的な学習方法を知り、毎日の勉強に取り入れることで、苦手意識をなくし、成績を上げることができます。

理科を効率よく学ぶためには、大きく3つのステップを踏むことが大切です。それは、①暗記、②理解、③演習という流れです。それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。

 

① 暗記:知識を覚えることが第一歩

理科の学習のスタートは「暗記」です。これは、理科に限らずすべての教科に共通する基本的なことですが、理科では特に重要です。なぜなら、理科にはたくさんの専門用語、記号、単位、化学式、公式などが出てくるからです。これらを正確に覚えていなければ、教科書の内容や問題の意味を理解することすらできません。
たとえば、中学理科では「蒸留」「光合成」「酸化」「還元」などの用語、H₂O(水)、CO₂(二酸化炭素)などの化学式、「密度=質量÷体積」「圧力=力÷面積」といった公式などが頻繁に出てきます。これらは単なる暗記ではありますが、理科を学ぶ上での“土台”になります。

▶暗記のポイント

赤シートを使って反復学習:教科書やノートにマーカーで重要語句を塗り、赤シートで隠しながら繰り返し覚えましょう。
書いて覚える+声に出す:目・手・口を使って覚えると記憶に残りやすくなります。
単語カードやクイズ形式:用語と意味、公式と使い方などをカード形式にして、隙間時間で確認すると効率的です。
語呂合わせや図解を活用:苦手な内容ほど、楽しく覚える工夫をしましょう。

一度覚えても、時間が経つと忘れてしまいます。理科は「繰り返すこと」がカギです。1日後、3日後、1週間後と、復習のタイミングを意識しましょう。

 

② 理解:「なぜそうなるか」を知ることが本当の学習

理科で最も大切なのは、「理解すること」です。ただ暗記しただけでは、問題に応用できません。たとえば、「なぜ氷は水に浮かぶのか?」という疑問に対して、密度の違いを理解していなければ答えられません。理科では、単なる知識ではなく「原理」や「しくみ」を自分の頭で考える力が問われるのです。
また、理科は「つながりのある教科」でもあります。電気の性質を学んだあとで、電力やエネルギーの問題が出てきたり、物質の性質を学んだあとに化学変化の学習に進んだりします。それぞれの単元が独立しているのではなく、全体でつながっているのです。そのため、前の内容が理解できていないと、次の単元もわからなくなってしまいます。

▶理解のポイント

図・イラストを使って整理:目で見てイメージできるようにすると、記憶と理解が深まります。
動画でしくみを確認する:特に実験や現象の学習には、YouTubeやNHK for Schoolなどの教育動画が役立ちます。
自分の言葉で説明してみる:理解した内容を、家族や友達に説明することで、本当にわかっているかを確認できます。
「なぜ?」を常に考える:結果や公式を覚えるだけでなく、その背景や理由を追求する習慣をつけましょう。

理解は一度で完璧にできるものではありません。何度も読んだり、聞いたり、説明したりしながら、少しずつ深めていきましょう。

 

③ 演習:知識と理解を使って問題を解く

学んだ知識と理解を、実際に使えるようにするためには「演習」が必要です。問題を解くことで、知識が頭に定着し、出題パターンにも慣れることができます。また、理科のテストでは「知識をもとに考える力」や「グラフや図の読み取り」「実験結果の分析」など、実践的な力が問われます。こうした力は、問題を多くこなすことでしか身につきません。

▶演習のポイント

教科書や学校のワークから取り組む:まずは基本の問題をしっかり理解することが大切です。
間違えた問題は分析する:正解・不正解だけを見るのではなく、「なぜ間違えたのか」「どうすればよかったか」を考えて、ノートにまとめましょう。
計算問題は繰り返し練習:理科では計算が出てくる単元も多いため、公式の使い方や単位の換算を繰り返して慣れておきましょう。
模擬テストや過去問にも挑戦:応用力をつけるためには、実際の試験形式の問題に取り組むことも効果的です。

演習は、「できるようになるまでくり返す」ことが基本です。とくに苦手な分野は、できなかった問題だけを集めた「復習ノート」などを作っておくと便利です。

▶毎日の学習習慣がカギ

理科の力を伸ばすには、毎日少しずつでも取り組むことが重要です。たとえば、次のような学習プランが効果的です。

時間

内容

具体例

10分

暗記

赤シートで用語・公式チェック

10分

理解

教科書や動画でしくみの確認

10分

演習

ワークやプリントを解く


長時間の学習よりも、「毎日コツコツ」「短時間でも集中して」続けるほうが、記憶の定着に効果があります。

 

まとめ

理科は、「暗記だけ」でも「計算だけ」でも得点できる教科ではありません。知識を覚え、その意味を理解し、さらにそれを使って問題を解く力を身につけることが必要です。

覚える→理解する→問題を解く(演習)

この3ステップを毎日少しずつくり返すことが、理科を得意科目にするための一番の近道です。理科を学ぶことは、自然や社会を深く理解することにもつながります。学んだ知識が生活の中で活きてくる場面も多く、学習の楽しさや意味を実感できる教科です。
正しい方法で、あせらず一歩ずつ、理科の力をつけていきましょう。

 

5-Daysでは、無料体験や学習相談も随時受付中です。
「ちょっと話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!

無料体験授業のお問い合わせはこちらから

この記事を書いた人

白政 聖也

大学時代は理科教育を学んだ。子どもたちの成長を身近に感じることのできる仕事をしたいと考え5-Daysに入社。一人ひとりに誠実に向き合いながら指導にあたる。学生時代からスポーツをしており、現在はマラソンに熱中。子どもたちの努力する姿が自身の励みになっています。勉強や部活など目標達成に向けて、一緒に頑張りましょう!

キャンペーン情報

(全員対象)毎日コース最大30コマ無料!

体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。

定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。

入塾特典無料コマ一覧はこちらです。

  • ※入塾から2ヶ月以内に適用
  • ※入塾時お申し込みで3ヶ月以上の継続お申し込み家庭に限ります。

体験・学習相談などお気軽にお問い合わせください。

フリーコール 0120-935-472

受付時間 13:00~22:00(日祝除く)