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こんにちは!5-Daysのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
6月に入り、いよいよ夏休みが近づいてきましたね。お子さまにとっては楽しみな長期休みですが、保護者の皆さまにとっては「どう過ごさせたらいいの?」「ダラダラさせたくないけど、毎日遊びばかりでも…」と、ちょっとした悩みのタネになる季節でもあります。
とはいえ、夏休みは1年の中でも特別な時間。自由な時間があるからこそ、いつもより少しだけ「じっくり」「丁寧に」子どもの学びや生活に向き合えるチャンスでもあります。
今回は、小学生が充実した夏休みを過ごすためのポイントを、「学び」「生活習慣」「遊び・体験」の3つの視点からご紹介します。どれか1つでも、保護者の皆さまのヒントになれば嬉しいです。
夏休みは、学校の授業が止まり、自由な時間が増える反面、学力の差が開きやすい時期とも言われています。
これは、「日々の学習習慣」があるかどうかで、子どもたちの学力の維持・向上に差が出てしまうためです。
何も意識せずにいると、せっかく1学期で積み上げた内容を忘れてしまったり、9月からの学習がスムーズに入れなかったりすることも。特に計算力や漢字力は、短期間でも使わないと驚くほど低下してしまいます。
しかし、「夏休みだからこそできる学び」もたくさんあります。たとえば、普段は時間が足りなくて取り組みにくい自由研究や、読書感想文、苦手分野の克服など、子どもたちが“自分のペース”でじっくり取り組める時間があるのが夏休みの強みです。
▶ 学びのヒント
無理に長時間学習させる必要はありません。1日20〜30分でも、毎日続けることで「学習習慣」が自然と身についていきます。
保護者の方が「今日は何をやったの?」「この問題、おもしろいね」と関心を示すことで、子どもたちは学ぶことにポジティブな気持ちを持ちやすくなります。
お子さまの学年によって、学習のポイントや方法も少しずつ変わってきます。以下に、各学年に応じた夏休みの学習のコツと、親子で取り組みやすい工夫をまとめました。
【低学年(1〜2年生)】
○毎日の音読(5〜10分程度)で言葉のリズムを養う
○簡単な計算練習で、数への感覚を維持
○「書く」練習(ひらがな・カタカナ・短い日記など)
○親子で一緒に調べ学習(例:「セミの鳴くしくみ」「夕焼けの色の不思議」など)
▶ ポイント:この時期は「学ぶこと=楽しい」と感じられる経験が非常に大切です。プリントよりもゲーム感覚で学べる教材や、褒めながら進める声かけが効果的です。
【中学年(3〜4年生)】
○漢字・計算の基礎の反復で“学びの土台”をしっかりと
○自由研究や感想文で「表現する力」を伸ばす
○学習タイマーを使って「集中と休憩」のリズムを整える
○読書量を増やして語彙力や読解力を強化
▶ ポイント:中学年は、関心を持ったことに夢中になりやすい時期です。「〇〇博士になってみよう!」など、探究心をくすぐるテーマを一緒に選んでみましょう。
【高学年(5〜6年生)】
○1学期の総復習+応用問題への挑戦
○中学校への意識を少しずつ高める(理社のまとめ、新聞作りなど)
○論理的思考力を育てる文章題や図形問題に挑戦
○「自分で学習計画を立てる」体験をさせてみる
▶ ポイント:「自分で決めて進める経験」は高学年ならではの大切な学び。計画表や目標カードなどを使って、主体的な学習を促していきましょう。
学習習慣を身につけるうえで大切なのが、「見通し」と「安心感」です。
たとえば、1日の流れを朝のうちに一緒に確認するだけでも、子どもは気持ちを整えやすくなります。おすすめなのは、「1日のスケジュール表」を親子で一緒に作ること。
時間割のようにきっちり決める必要はありませんが、「午前中は宿題」「午後は外遊び」「夕方は読書」など、大まかな流れを共有するだけで、子どもの1日はぐっと安定します。
また、学習する場所や時間帯をある程度固定することで、自然とその時間になると「机に向かう習慣」が身についていきます。
生活習慣が乱れると、体調不良や学習効率の低下だけでなく、気分のムラや集中力の低下にもつながります。
だからこそ、次のような「基本の生活リズム」を保つことを意識してみてください。
○朝はできるだけ毎日同じ時間に起きる(目安:7〜8時)
○朝食をしっかりとる
○夜更かしは避け、21〜22時には就寝
○毎日15分以上は太陽の光を浴びる時間をつくる
また、クーラーの効いた部屋で過ごすことが多くなる季節だからこそ、少し体を動かしたり、外の空気を吸ったりすることも大切です。リズムが整うことで、子ども自身の心の安定にもつながります。
夏休みは、学校の授業では体験できないような「実体験」を通じて、子どもた学びは机の上だけではありません。家庭内での小さなお手伝いも、子どもにとって大切な学びのひとつです。
たとえば…
○洗濯物をたたむ
○食器を運ぶ・片づける
○お風呂掃除や玄関掃除
○朝食の準備の手伝い
「自分の力で家族に貢献できた」という実感は、子どもの自己肯定感を高めます。さらに、「ありがとう」「助かったよ」と感謝の言葉をかけることで、子ども自身が「役に立っている」という喜びを感じやすくなります。
学習や生活習慣も大切ですが、夏休みならではの「体験」を通じて得られることも、子どもの成長にとって非常に重要です。
とくに、小学生のうちは「五感で感じる経験」が心を育てます。
○虫取りや自然観察(セミ、カブトムシ、草花など)
○博物館や科学館の見学(知的好奇心を刺激)
○料理や手芸、工作(創造性と集中力)
○家族旅行やおでかけ(感情の共有・思い出づくり)
これらの体験は、「知識の記憶」ではなく「心の記憶」として残り、後々の学びのモチベーションにもつながります。
夏休み中は、兄弟姉妹や友人との時間も増える時期です。その中で起こる小さなトラブルやケンカも、実はとても貴重な成長の機会です。
○自分の気持ちをどう伝えるか
○相手の立場に立って考えること
○譲り合いや我慢を覚えること
こうした日常の中での「人間関係の学び」は、学校生活以上に深く子どもの心を育ててくれます。
夜の団らんの時間に「今日はどんなことがあった?」「どんな気持ちだった?」と振り返る時間をつくると、子どもの言語力や感情表現力の向上にもつながります。
8月も後半に入ったら、少しずつ“学校モード”に切り替える準備を始めましょう。
○宿題は8月中旬までに終わらせておく
○起床・就寝時間を平常通りに戻す
○学用品や持ち物の整理を一緒に確認
○新学期の目標を一緒に立てる
「2学期からこんなことにチャレンジしたいね」と前向きな話題を意識的に取り入れることで、不安を減らし、自信を持って新学期を迎える準備が整います。
夏休みは、子どもたちにとって「自分で考え、選び、行動する」経験をたくさん積める貴重な時間です。
学習だけに偏るのではなく、生活習慣や体験を通じた総合的な成長を目指すことで、子どもたちは心身ともにひと回り大きく成長します。
私たち5-Daysでは、夏期講習を通じて、「自分のペースでコツコツ学ぶ力」「学ぶ楽しさ」「考える力」を育むお手伝いをしています。
この夏も、子どもたちの学びと成長を、全力でサポートしていきます!
ぜひ保護者の皆さまも、お子さまと一緒に「ひと夏の成長」を楽しみながら見守っていただければ幸いです。
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こんにちは!5-Days 野芥教室の教室長、波多江です。このページをご覧いただき、ありがとうございます! これまで多くの生徒さんと関わる中で感じているのは、「勉強がちょっと苦手かも…」という子ほど、ふとした瞬間にぐんと伸びる力を持っているということです。だからこそ、まずは「できた!」という小さな成功体験を積み重ねること、そしてそれを毎日しっかり承認することがとても大切だと考えています。当教室では、ただ知識を教えるだけでなく、「自分で勉強する力」を育てることを大切にしています。学校のテスト対策はもちろん、将来にもつながる“本物の学力”を、私たちと一緒に身につけていきましょう!皆さんにとって安心して通える教室、そして前向きな気持ちになれる場所を目指して、スタッフ一同、日々取り組んでいます。 まずは体験授業や教室見学だけでも大歓迎です!お会いできるのを楽しみにしています!
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。