こんにちは!今回は5-Daysが準会場を設置している教室もある実用英語技能検定(英検)について、まだ受けたことがないという方でも分かりやすくご紹介いたします!
興味はあるけど何から手をつけたらいいか分からない…そんな方に向けてざっくり説明していきます!
高校入試や大学入試の時などに、学校の先生や塾の先生から「英検は余裕があるなら受験しておいたほうが良いよ!」と言われたことがあるかもしれませんが、そもそも英検とは何なのでしょうか?おおよそは知っている方も多いと思いますが確認してみましょう!
実用英語技能検定(英検)は、日本で最も広く認知・実施されている英語の検定試験のひとつで、公益財団法人 日本英語検定協会(EIKEN)が主催しています。
• 英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)を総合的に測定できます!
• 日常生活や学校教育、ビジネスで使える英語力の証明として形に残せるもの!
• 進学や就職、資格取得の際の英語力証明として活用可能!
• 高校・大学入試の加点や出願条件として設定されている!
• 就職・転職活動での語学力証明として履歴書などに記載できる!
• 留学(一部機関で英検スコアを認定)のための英語コミュニケーション能力を身につける!
• 英語教員採用や通訳案内士試験などの足がかりにしてテスト慣れするために!
→特に学校などで進められる理由としては上2つの理由からお勧めされることが多いです。倉敷駅前校のある岡山県でも、私立高校を中心として「英検3級を持っていれば○点加算する」と募集要項に記載する学校もあります。
• 難易度が段階的に設定されており、初心者から上級者まで目標を持ちやすい
• ライティングとスピーキングが含まれるため、実践的な英語力を評価できる
• TOEICやTOEFLに比べて、学生にも受けやすく、国内での認知度が非常に高い
国語であれば小さい頃からひらがな→カタカナ→漢字を練習して、そこから文章を読んで…と長い時間をかけて覚えてきたものが、英語は本格的な文法や英単語のつづりを練習し始めるのが現状中学校からとなっているので、中々覚えづらいというのが体感としてあるかと思います。
どこから英語の勉強に手をつけていけばいいんだろう…と悩んだときに、この英検の各級が目標となって勉強しやすくする、ということなのですね。
【目的】
• 学校の内申点アップ(特に高校・大学受験の際に加点される)
• 自分の英語力の確認
• 英語のモチベーション維持(目標として)
【特徴】
• 小学生~高校生が多く、3級〜準2級を目指すケースが増加中
• 最近は英語教育の早期化により、5級・4級を小学生が受ける例も多い
【目的】
• 大学入試の優遇制度の活用
→準2級~2級以上で出願資格・加点対象になる大学が多数。私が通っていた大学では英検1級を持っていれば授業が2単位分免除になる優遇制度もありました。
• 留学や交換留学の準備
• TOEFLやIELTSへのステップアップとして
【特徴】
• 特に2級・準1級の受験者が多く、英作文・面接対策に力を入れている
【目的】
• 就職・転職でのアピール材料として
• 会社の昇進・昇格要件(例:準1級以上で手当が出る企業も)
• 英語力維持・自己啓発
【特徴】
• 準1級・1級を目指す人が多く、高度なビジネス英語や時事問題への対応力が求められる
• 英検1級は通訳ガイド試験や英語講師の資格取得にも有利
【目的】
• 生涯学習・趣味として英語力を試す
• 海外旅行・ボランティア活動に向けて
【特徴】
• 時間に余裕があるため、独学でじっくり取り組む人が多い
• 3級〜準2級で受ける人もいれば、英語が得意な人は1級を目指す場合もある
【目的】
• 日本の英語力認定資格として使うため
• 日本の学校に通う外国人児童・生徒の英語力の証明
このように、英検は学生だけでなく幅広い年代の方に向けて英語を勉強する目標として、また英語の実力を示すための指標として活用されてきています。是非「21世紀を生き抜く力」を養うための生涯勉強の一環としても英検を活用してみてくださいね。
以前までは中学校・高校でも英検を実施している学校があったのですが、近年の学校の先生方の働き方改革の影響なのか英検準会場を設けなくなった学校も増えてきているようです。倉敷駅前校でも、お問合せの際に「今まで受験できていた会場が受験できなくなったので助かった」という声をいただくことが増えたので、もし受験してみたいなと思われた方はお近くの準会場を探してみていただければと思います!
実用英語技能検定(英検)の対策は、級ごとに必要な英語力や試験内容が異なるため、それぞれの級に応じたアプローチが効果的です。以下に各級の概要と対策方法をまとめます!
◎目標:中学初級~中級程度の英語理解
【試験形式】(筆記とリスニングのみ。面接なし)
• 5級:単語・簡単な文の読み書き・基本会話の理解
• 4級:基本的な会話や短文読解が中心
【対策方法】
1. 単語とフレーズの暗記:中学校の教科書レベルの単語(例:greet, lunch, study など)
2. リスニング強化:英検公式のリスニング教材やアプリを毎日聞く
3. 例文の音読:文構造に慣れる
4. 過去問・予想問題の演習:形式に慣れるのが大事
◎目標:基礎的なコミュニケーション能力
【試験形式】
筆記+リスニング+面接(スピーキング)
【対策方法】
1. 語彙力アップ:1500語程度を目標
2. 英作文の練習:意見を1~3文で書く練習(例:「私はスポーツが好きです。その理由は…」)
3. 面接対策:模擬スピーキングで、質問への答え方を練習
4. リスニング・リーディング演習:過去問を繰り返す
◎目標:日常会話+少し踏み込んだ話題への対応
【試験形式】
筆記+リスニング+面接
【対策方法】
1. 時事・社会的話題の語彙を増やす(例:環境、教育、テクノロジー)
2. 英作文対策:自分の意見+理由2つを書く練習
3. 面接練習:質問に対し、文法ミスに注意して答える練習
4. 長文読解とリスニング強化:内容一致問題などを解く練習
◎目標:複雑な話題についての理解と表現
【試験形式】
筆記+リスニング+面接
【対策方法】
1. 社会問題・抽象的テーマの英語表現を習得→ある程度日本語でも書けるように過去問などから例題を確認して事前知識や自分の意見を持つ練習も行っておこう!
2. エッセイ対策:Introduction → Reason 1 → Reason 2 → Conclusionの構成を練習
3. リーディング対策:長文を速く正確に読む練習
4. 面接:自分の意見を根拠付きで述べる練習
◎目標:高度な英語理解と発信力
【試験形式】
筆記+リスニング+英作文+面接(内容が高度)
【準1級 対策方法】
1. 新聞・時事英語を日常的に読む習慣を身につける
2. 英作文・意見論述の練習:複数視点から意見を展開できるように文章力も身につける。
3. 難易度の高い読解・リスニング素材の活用(BBC, NPRなど実際に放送されているテレビ番組やラジオを活用する)
4. 面接対策:論理的思考+語彙の豊富さを意識して話す
【1級 対策方法】
1. アカデミックな英語力を鍛える(国際問題・哲学的議題など)
2. ディスカッション形式の練習
3. 英語ニュースを要約し、自分の意見を述べる練習
4. 高難度単語・熟語の徹底学習(語彙数10,000語以上が理想)
ある程度実力のある人は過去問や予想問題集などを活用して対策を進めていくようになりますが、英語が苦手な状態から合格できるレベルまで持っていくのは大変。
そのため、5-Daysでは学校の予習をしっかり行い学習習慣および基礎的な文法力を身につけてから、受検を希望する生徒さんには長文対策や過去問練習を行い、時間管理や解説の読み込みを先生と一緒に行うことで着実に実力を上げていく方法を行っています。
また、ListeningやSpeakingは中々一人では練習しづらくどのアプリ・どの教材で対策すればいいか分からないというご相談もいただきますが、5-Daysでは学校法人でも導入事例のある「ELST®」を採用しています。自宅学習でも英検対策が行いやすいようにスマホから取り組めるアプリとなっているので、自習も含めて対策のサポートを行っています。
もし一人で英検の対策を行うことが不安だ、という場合は5-Daysまでお問合せください!
今年度になってから追加された準2級プラス。どのようなものなのか補足としてご紹介します!
• 対象者:主に中学生(特に英語が得意な生徒)や中高一貫校の生徒
• 試験内容:内容は準2級と同じレベルだが、合格基準スコアが準2級よりも高く設定されている。また、全体的に身近な社会的な話題が出題されるなど少し内容が抽象的となるので、語彙力や要点整理の力が問われる。
• 学校団体向けに「準2級より少し手前の段階」を測る新しい試験として設計
• 「準2級は少しハードルが高いが、3級では物足りない」生徒向け
• 結果として準2級の合否が出るのではなく、スコアに応じて“準2級相当”にどれだけ近いかが評価される
現状では2級に向けての力試しのための級となっており、準2級プラスに合格したからといって資格活用的なメリットがある部分はまだありませんが、2級に合格するための勉強の方向性を確認するための試験としてご活用してみてください!
いかがだったでしょうか。より詳しい試験内容や目標レベルなどは公式HPにも細かく記載されているので、本格的に対策していこう!と思った方はそちらもご確認くださいね。
目標レベルが分かりづらいよ…という場合は同じく公式HPに過去問が掲載されているので、まずは自分の目指す級は現状どれくらいの正答率なのかを確認してみてから対策し始めると効率的に勉強が進められます。
敵を知り、己を知れば百選危うからず!ということで、新たな挑戦の1つとして是非皆さんも英検を受検してみてくださいね!
無料体験や学習相談も随時受付中です。
「ちょっと話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!
倉敷駅前校教室長の森谷です✋ 岡山生まれの岡山育ち!高校生までは岡山県内に通っていたため、入試傾向や対策もしっかり分析しております! 教育経験はアルバイトを含めて9年以上。生徒に寄り添った授業を心がけております。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。