「英語のリスニングがどうも苦手で…」
中学生のお子さんを持つ保護者の方で、そう悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
特に高校受験では、リスニング対策は必須です。
この記事では、中学生が英語リスニングを克服するための勉強法を、具体的な例や保護者の方からのお声かけ案を交えながらご紹介します。
中学生が英語リスニングに苦労する原因は様々ですが、主な要因としては以下の点が挙げられます。
日本語と英語では発音が大きく異なります。日本語にはない音や、似ているようで微妙に違う音があるため、聞き取るのが難しい場合があります。
英語は日本語に比べて話すスピードが速いため、一つ一つの単語を聞き取るのが難しいことがあります。
知らない単語が多いと、会話の内容を理解することができません。リスニング力だけでなく、語彙力も必要です。
リスニングは集中力が必要です。特に長い会話や難しい内容の場合、集中力が途切れてしまうことがあります。
では、具体的にどのような勉強をすれば英語リスニングを克服できるのでしょうか?効果的な勉強法を5つご紹介します。
まずは基本となる教科書や教材のCDを活用しましょう。CDを繰り返し聞き、発音やリズムを覚えることが大切です。
「CDを聞きながら、一緒に教科書を読もうか?」
「今日はどの部分を聞いてみる?」
など、お子様に寄り添う声かけを心がけましょう。
英語の歌や動画は、楽しくリスニングの練習をするのに最適です。
好きな歌や動画を選び、繰り返し聞くことで、自然な英語の言い回しやリズムを身につけることができます。
「この曲、私も好きだな〜」
「一緒にこの動画を見てみよう!」
など、共通の話題を見つけて、お子様と一緒に楽しむのも良いでしょう。
オンライン教材やアプリには、リスニングに特化したものがたくさんあります。
ゲーム感覚で楽しく学習できるものや、自分のレベルに合わせた教材を選べるものなど、様々な種類があります。
「何か面白そうなアプリを見つけたよ!」
「一緒に試してみようか?」
など、新しいものに興味を持つように促してみましょう。
外国人講師がいる英会話教室に通ったり、オンライン英会話を利用したりするのも効果的です。実際に外国人と話すことで、実践的なリスニング力が身につきます。
お子様の興味に合わせて提案してみましょう。
ディクテーションとは、聞いた英語を書き取る練習法です。
ディクテーションをすることで、自分の聞き取りにくい部分や苦手な単語を把握することができます。
「難しい単語は一緒に調べてみよう」
など、無理のない範囲で取り組めるようにサポートしましょう。
英語リスニング学習を効果的に進めるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
毎日少しでも良いので、英語に触れる習慣をつけることが大切です。
ながら聞きではなく、集中して聞くように心がけましょう。
わからない単語はそのままにせず、必ず調べるようにしましょう。
聞いた英語を口に出してみたり、書いたりすることで、より記憶に定着しやすくなります。
英語リスニング学習は、根気が必要です。お子様がなかなか成果を感じられずに落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、
「少しずつでも必ず力はついているよ」
「前よりずっと聞き取りやすくなったね!」
など、具体的な言葉で励ましてあげてください。
また、保護者の方も一緒に英語学習を楽しむ姿勢を見せることで、お子様のモチベーションを高めることができるでしょう。
英語リスニングは、正しい方法で継続すれば必ず克服できます。
この記事でご紹介した勉強法を参考に、お子様に合った学習方法を見つけて、楽しく英語リスニングを学んでください。応援しています!
毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。 高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。 この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。 今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。 自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。