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本来、やる気は自分の内面から湧いてくるものではなく、外部からの刺激に反応して引き出されます。ただ、自分が頑張った結果、成果や手ごたえが得られれば、次も頑張ろうという気持ちになることがあります。それは、その内容が楽しいとか、やりがいがあるとか自分にとってものすごく興味が湧いたときに生じることが多いように感じます。なぜそのような気持ちが湧きやすいのかというと、私は良いフィードバックがあったからだと考えております。たとえば、スマートフォンを使っている方は、友人との連絡やゲーム、youtubeなどで夢中になることが多いと思います。それは、ストレス発散などの解放感など、楽しいフィードバックが強いモチベーションとなって、サイクルを生んでいると思っております。これを学習に汎用することができれば、塾への依存度もなくなり、「ひとりで勉強ができる」という強いモチベーションが実現できるのではないでしょうか?
そのきっかけ作りは個人の温度差はありますが、定期試験や入試において、自主的にやる気を引き出し、自分自身に眠る能力やポテンシャルを引き出すために、主体的な学習を進めていく中で、自分自身で理解できた実感が湧くことにあります。そのために、予定をしっかり管理していくことから始めていく必要があります。
3か月単位→1か月単位→1週間単位→1日単位を逆算して考えていきますが、その中で、苦手単元や問題を克服することを目的にしてください。1日単位のスケジュールには、円グラフを使用しましょう。部活動をされている方は、平日は1時間以上、休日は3時間以上の予定を組んでください。総体後の受験生については、平日3時間以上、休日は8時間以上の予定で組みましょう。
①行動の具体化。教科を決めた時は、テキストの具体的な範囲を必ず記入してください。範囲が全て終わらなかった場合は、原因分析を必ず行いましょう。常にポジティブな気持ちで進めてください。頑張った自分に「ありがとう!」と感謝しましょう!
②練習量を積む。量を多くこなすことで、自分の苦手単元を再発見できますし、様々なパターンに慣れることもできます。
③良いサイクルで回す。毎日必ず取り入れてほしいことは、間違えた問題に✓を入れておき、その内容を翌日に復習をして、1週間分をまとめて次の日曜日に復習するサイクルを回すことです。少なくとも3回は目に触れることが出来るため、記憶に定着しやすくなります。
英語…インプットは学校の教科書の巻末にある英単語一覧を活用してください。まずは、1日10個以上を覚えていきましょう。そして、翌朝に再度確認をすると効果的です。アウトプットは、教科書の本文を英作文することがお勧めです。英作文は英単語・熟語、文法の確認が可能ですし、英語の総合力が身に付きます。英語の成績を上げるために一番重要なことは、【音読】です。英作文や教科書内容にこれを行うことで、英語を言語として認識でき、速読力も向上し、試験で時間が足りなくなることがなくなります。
数学…計算問題では、問題を2〜3問ほど解いて、答え合わせをしてください。その2〜3問を確実に理解した上で次の問題を同様に進めていきます。普段から計算ミスが気なっている方にもお勧めです。1日10問以上を目指しましょう。
文章問題では、条件(数値)に線を引き、自分なりに表や図をつくって、条件整理をしてみましょう。また、断り(何を文字として示しているのか、その解は問題に合っているかどうか)を書く習慣も身につけておく必要があります。
グラフ問題は、比例・反比例や一次関数・二次関数の公式を確実に解けるようにしましょう。学校の定期テストをもう一度復習し、同時に手持ちの教材で「式の決定」と「グラフの交点」の求め方を理解した上で、数値の代入や文字式を使った座標の表し方などの応用問題に慣れていきましょう。
図形…計算問題においては、円柱・おうぎ形の表面積、円錐・球の体積の問題は確実に解けるようにしておきましょう。応用問題には、証明に関連する図形の角度の計算があります。設問の図より大きい図を実際に自分の手で書くことによって、答えまでの過程が閃きやすくなります。
証明問題は、合同な三角形の成立条件となる同位角や対頂角、錯角の定義(平行であれば錯角を想定する、など)を確実に理解した上で、平行四辺形や正方形、正三角形などにおける「重なっている角度」や「たし合わせる角度」の書き方の練習を積みましょう。
数学の理解を深めるためには、確実なフィードバックと解法のアイデアを膨らませることが重要です。問題を解くにあたり、その問題においてどこで手が止まったのか、どこを間違えたのか、を振り返った時に、間違えたり、分からなかった箇所を通過点として抽出しておきます。もう一度解いたときに、解法を自力で復元(解答)できるようにするためです。さらに、問題にはさまざまな誘導があるため、練習量をこなすことで別のアプローチの方法を探し出し、問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶように、演習を繰り返していきましょう。これらは、偏差値にかかわらず取り組んでほしい進め方です。
英語については、英単語・熟語を覚えて「語彙力」を高め、次に文法・構文、最後に長文読解の順が効率的です。とくに、英単語は4000~6000語を覚える必要があるため、発音をしながら「目と耳、イメージ」で定着していくと良いでしょう。さらに、英単語にはそれぞれ核となる意味があります。たとえば、takeは「持っていく」という意味になりますが、「自分のところへ引き寄せる」がこの単語の核となります。このことを知っておくと、熟語を暗記するときに大いに役立ちます。
【追記】
偏差値60未満の受験生の方は、数学・英語は10月末までに基礎の取りこぼしをなくすことを目指しましょう。とくに、中学数学の内容から不安のある単元は最優先で克服してください。
偏差値60以上の受験生の方は、数学・英語は8月末までに基礎内容の取りこぼしや苦手単元をなくしていきます。
「言葉はソフトに、内容はハードに」をモットーに「ひとりで勉強できる」を実現するため、生徒さんと日々尽力しております。お子様の学習について悩みごとがありましたら、一度ご相談ください。