2025.03.8
【身近な算数】算数パワーでごみを減らそう!今日からできるエコアクション
みんなは算数って好き?「え~、ちょっと苦手…」と思った人もいるかもしれないね。でも、実は算数はごみを減らすための強い味方なんだ!算数を使うと、ごみの量がどれくらい減らせるのか計算したり、ごみを減らすための工夫を考えたりできるんだよ。
今日は、算数を使ってごみを減らす方法を一緒に学んで、地球に優しいエコな生活を送ろう!
ごみ問題って深刻なの?
毎日たくさんのごみが出ているけど、そのままにしておくと地球はどうなっちゃうのかな?
- ごみ処理場の限界: ごみ処理場がいっぱいになって、ごみを埋める場所がなくなってしまう。
- 環境汚染: ごみを燃やすと、地球温暖化の原因になる二酸化炭素などの有害な物質が出てしまう。
- 資源の無駄遣い: まだ使えるものを捨ててしまうと、新しいものを作るためにまた資源が必要になる。
このように、ごみ問題は地球にとって大きな問題なんだ。だから、私たち一人ひとりがごみを減らすためにできることをすることが大切なんだね。
算数でごみの量を計算してみよう!
まずは、自分たちがどれくらいごみを出しているのか計算してみよう。
例:1週間で出るごみの量
- 1日に出るごみの量:500g
- 1週間(7日間)で出るごみの量:500g × 7日 = 3500g = 3.5kg
たった1日でも500gのごみが出ているんだね。1週間だと3.5kg!家族みんなのごみを合わせると、もっとすごい量になるね。
例:1年間で出るごみの量
- 1週間で出るごみの量:3.5kg
- 1年間(52週間)で出るごみの量:3.5kg × 52週 = 182kg
1年間で182kgものごみが出ていることになるんだ。これは、大人の体重と同じくらいだね。
算数を使ってごみを減らす方法を考えよう!
ごみの量を計算したら、次はごみを減らす方法を考えてみよう。
1. 買い物でごみを減らす
- 必要なものを必要な分だけ買う: 買いすぎると、食べきれずに捨ててしまうことがあるよね。必要なものを必要な分だけ買うようにすれば、ごみを減らせるよ。
- 例:1パック10個入りの卵を買っても、いつも2個しか食べない場合
- 1週間で余る卵の数:10個 - 2個 × 7日 = -4個
- この場合、ばら売りで2個ずつ買った方がいいね。
- 詰め替え用製品を選ぶ: シャンプーや洗剤などは、詰め替え用製品を選ぶと容器のごみを減らせるよ。
- 例:通常ボトルは300g、詰め替えパックは200gの場合
- 1回あたりの削減量:300g - 200g = 100g
- マイバッグやマイボトルを持ち歩く: レジ袋やペットボトルをもらわずに、マイバッグやマイボトルを持ち歩けば、ごみを減らせるよ。
- 例:毎日1本のペットボトルを買うのをやめた場合
- 1年間で減らせるペットボトルの数:1本 × 365日 = 365本
2. 料理でごみを減らす
- 食べ残しを減らす: 食べられる分だけ作って、残さず食べよう。
- 例:いつもご飯を200g残してしまう場合
- 1週間で減らせるご飯の量:200g × 7日 = 1400g = 1.4kg
- 野菜の皮や芯も使う: 野菜の皮や芯も、工夫すれば料理に使えるよ。
- 例:大根の皮や人参のヘタを使ったきんぴら、ジャガイモの皮を使ったパリパリチップスなど
- 生ごみを堆肥にする: 生ごみを堆肥にすれば、ごみを減らせるだけでなく、野菜や植物を育てる肥料にもなるよ。
3. 分別・リサイクルでごみを減らす
- 正しく分別する: ごみを正しく分別すれば、リサイクルできるものを増やせるよ。
- リサイクルできるものはリサイクルする: ペットボトルや牛乳パック、新聞紙などはリサイクルできるよ。
- 例:ペットボトルをリサイクルに出すと、新しいペットボトルや洋服などに生まれ変わる。
- リユース・リサイクルショップを利用する: まだ使えるものは、リユース・リサイクルショップに持って行ったり、フリーマーケットで売ったりすれば、ごみを減らせるよ。
- 例:着なくなった子供服や使わなくなったおもちゃなど
算数でごみを減らす効果を実感しよう!
ごみを減らすための工夫をしたら、どれくらいごみが減ったのか計算してみよう。
例:1週間で減らせたごみの量
- 工夫をする前:3.5kg
- 工夫をした後:2.8kg
- 減らせたごみの量:3.5kg - 2.8kg = 0.7kg
1週間で0.7kgもごみを減らすことができたね!1年間だと、0.7kg × 52週 = 36.4kg も減らせることになるよ。
みんなでごみを減らそう!
ごみを減らすためには、一人ひとりの小さな心がけが大切だよ。今日からできることを始めて、みんなで地球に優しい生活を送ろう!
実践してみよう!
- 今日から1週間、自分が出したごみの量を記録してみよう。
- 買い物に行くときは、マイバッグとマイボトルを忘れずに持って行こう。
- 料理をするときは、食べ残しを出さないように、必要な分だけ作るようにしよう。
- ごみを捨てるときは、正しく分別して、リサイクルできるものはリサイクルしよう。
算数チャレンジ!
- 家族みんなで1日に出すごみの量を計算してみよう。
- 1ヶ月でどれくらいごみを減らせるか目標を立てて、チャレンジしてみよう。
- ごみを減らすためのアイデアを考えて、発表してみよう。
まとめ
算数を使うと、ごみの量を計算したり、ごみを減らすための工夫を考えたりできることがわかったね。今日から算数パワーでごみを減らして、地球に優しいエコな生活を送ろう!
この記事を書いた人
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小池 聡
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毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。
高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。
この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。
今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。
自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。