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2025.03.8

【身近な算数】野球選手の打率と防御率、どうやって計算するの?

みんな、野球は好きかな?野球のニュースを見ていると、「打率」や「防御率」という言葉をよく耳にするよね。これらの数字は、選手のすごさを表す大切なものなんだ。でも、どうやって計算しているのか、知っているかな?今回は、野球の打率と防御率について、小学生にも分かりやすく、もっと詳しく解説するよ!

 

1. 打率ってなに?

打率とは、バッターがどれくらいヒットを打てるかを表す数字だよ。

 

打率が高いほど、ヒットをたくさん打てるすごいバッター!

 

例えば、プロ野球選手のイチローさんは、現役時代に何度も高い打率を記録し、「ヒットメーカー」と呼ばれていたんだ。彼の打率は、まるで魔法のように高かったんだよ。

 

2. 打率の計算方法をもっと詳しく

打率は、次の計算式で求めることができるよ。

 

打率 = 安打数 ÷ 打数

※安打数:ヒットを打った数

※打数:バッターボックスに立った数

 

ここで大事なのは、「打数」にはフォアボールやデッドボール、犠牲フライなどは含まれないということ。つまり、バッターが自分の力で打ちに行った回数だけを数えるんだ。

例えば、A選手が10回バッターボックスに立って、3回ヒットを打った場合、A選手の打率は、

3 ÷ 10 = 0.3

となるんだ。野球では、小数点以下3桁まで表示するのが一般的だから、A選手の打率は「.300」となるよ。

 

【打率計算の図】

 

3. 防御率ってなに?

 

防御率とは、ピッチャーがどれくらい相手チームに点を取られにくいかを表す数字だよ。

 

防御率が低いほど、相手チームに点を取られにくいすごいピッチャー!

 

例えば、プロ野球選手のダルビッシュ有投手は、現役時代に何度も低い防御率を記録し、「世界最高のピッチャー」と呼ばれていたんだ。彼の投げるボールは、相手バッターにとってとて

も打ちにくかったんだね。

 

4. 防御率の計算方法をもっと詳しく

防御率は、少し難しい計算式で求めることができるよ。

 

防御率 = 自責点 × 9 ÷ 投球回数

※自責点:ピッチャーの責任による失点

※投球回数:ピッチャーが投げたイニング数

 

ここで大事なのは、「自責点」はピッチャーの責任による失点のみを数えるということ。例えば、エラーによる失点は自責点には含まれないんだ。また、「投球回数」はイニングの途中で交代した場合も、アウトにした数を3で割って計算するんだ。

例えば、B投手が7イニングを投げて、自責点が2点だった場合、B投手の防御率は、

2 × 9 ÷ 7 = 2.57

となるんだ。

 

【防御率計算の図】

 

5. なぜ打率や防御率を計算するの?

打率や防御率を計算することで、選手の成績を客観的に評価することができるんだ。

・どの選手がどれくらい活躍しているのか?

・チームの中で、どの選手が優れているのか?

これらのことを数字で比べることで、より野球を楽しむことができるんだよ。また、選手たちはこれらの数字を参考に、自分の弱点を克服したり、強みを伸ばしたりするんだ。

 

6. もっと野球を楽しもう!

野球には、打率や防御率以外にも、たくさんの面白い数字があるんだ。

 

・ホームラン数:どれくらい力強くボールを飛ばせるか

・盗塁数:どれくらい速く走れるか

・三振数:どれくらい相手を打ち取れるか

 

これらの数字にも注目して、もっと野球を楽しんでね!

 

7. 算数と野球の関係

 

野球の打率や防御率を計算するには、算数の知識が必要不可欠だよ。

 

・割り算:打率や防御率を計算する

・掛け算:防御率を計算する

・小数:打率や防御率を表す

 

これらの算数の知識を身につけることで、野球をもっと深く理解することができるんだ。例えば、試合中に選手の打率を計算したり、次のバッターがどれくらいの確率でヒットを打つかを予測したりすることもできるんだ。

 

8. 算数を学んで、未来の野球選手や野球解説者を目指そう!

算数をしっかり勉強すれば、未来の野球選手や野球解説者になれるかもしれないよ!

 

・野球選手:試合のデータを分析して、自分のプレーに役立てる

・野球解説者:試合の状況を数字で分かりやすく説明する

 

算数は、野球を何倍も面白くする魔法の道具なんだ。さあ、みんなも算数を学んで、野球の世界を広げよう!そして、未来の野球界を担う選手や、野球の魅力を伝える解説者を目指してください。

この記事を書いた人

小池 聡

毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。 高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。 この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。 今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。 自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。

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