2025.03.8
【金融教育】お金と経済のしくみ入門!未来を生き抜く力を身につけよう!
こんにちは、未来を担う中学生のみんな!突然ですが、お金や経済のしくみに興味はありますか?「ちょっと難しそう…」と思う人もいるかもしれませんが、実は、お金と経済は私たちの生活と深く関わっている、とっても身近なものなんです。
今回は、お金と経済のしくみを解説します。この記事を読めば、きっと君も経済マスターになれるはず!
1. お金の役割を知ろう!
まず、お金って何のためにあるんだろう?昔は物々交換をしていたけれど、欲しいものを持っている人を見つけるのは大変でした。そこで、みんなが使える「お金」が登場したのです。お金には、大きく分けて3つの役割があります。
- 交換の手段:
- お金は、商品やサービスと交換するための道具です。欲しいものを手に入れるために、お金を支払います。
- 価値の尺度:
- お金は、商品の価値を測るための物差しです。商品の値段を比べることで、どちらが高いか、どちらが安いかを判断できます。
- 貯蓄の手段:
- お金は、将来のために貯めておくことができます。銀行に預けたり、タンスの中にしまっておいたりすることで、必要な時に使うことができます。
2. 経済の主役はだれ?
経済には、大きく分けて3つの主役がいます。
- 家計(消費者):
- 私たち家族のことです。働いてお金を稼ぎ、そのお金で商品やサービスを買います。
- 企業(生産者):
- 商品やサービスを作る会社のことです。利益を出すために、商品を開発・製造し、販売します。
- 政府:
- 国や地方自治体のことです。税金を集めて、道路や学校などの公共サービスを提供します。
3. お金の流れを見てみよう!
お金は、これらの主役たちの間をぐるぐると回っています。
- 家計 → 企業:
- 私たちは、お店で商品を買ったり、レストランで食事をしたりすることで、企業にお金を支払います。
- 企業 → 家計:
- 企業は、従業員に給料を支払うことで、家計にお金を渡します。
- 家計 → 政府:
- 私たちは、所得税や消費税などの税金を支払うことで、政府にお金を納めます。
- 政府 → 家計:
- 政府は、年金や医療費などの社会保障給付金や、公共事業の支払いなどを通じて、家計にお金を渡します。
このように、お金は経済の中で循環しており、それぞれの主体が相互に影響を与え合っています。
4. 需要と供給って何?
商品の値段は、どのようにして決まるのでしょうか?そこには、「需要」と「供給」という2つの要素が関係しています。
- 需要:
- 商品を買いたいと思う人の数です。需要が多いほど、商品の値段は上がりやすくなります。
- 供給:
- 商品を売りたいと思う人の数です。供給が多いほど、商品の値段は下がりやすくなります。
需要と供給のバランスによって、商品の値段は変動するのです。
5. 銀行の役割を知ろう!
銀行は、私たちのお金を預かったり、貸したりする場所です。
- 預金:
- 私たちのお金を安全に保管し、利息をつけてくれます。
- 貸出:
- 決済:
- 私たちのお金のやり取りをスムーズに行えるようにします。
銀行は、お金の流れを円滑にする、重要な役割を担っているのです。
6. 金利って何?
銀行にお金を預けたり、借りたりすると、金利が発生します。
金利は、景気の状況によって変化します。景気が良い時は金利が上がりやすく、景気が悪い時は金利が下がりやすくなります。
7. 株式会社って何?
株式会社は、たくさんの人からお金を集めて、大きな事業を行う会社のことです。
株式会社は、私たちのお金で成り立っているのです。
8. 投資って何?
投資は、将来お金を増やすために、株式や債券などを買うことです。
投資にはリスクもありますが、上手くいけばお金を増やすことができます。
9. 経済ニュースに挑戦!
ニュースに出てくる経済の言葉を知ると、世の中の動きがもっと面白くなります。
最初は難しくても、少しずつ慣れていきましょう!
10. 未来の経済を考えよう!
これからの社会では、AIやロボットが活躍し、働き方も大きく変わっていくかもしれません。私たち一人ひとりが、お金や経済の知識を身につけ、未来の社会を考えていくことが大切なのです。
まとめ
お金と経済のしくみは、私たちの生活と深く関わっています。今回学んだことをきっかけに、ぜひ経済ニュースや新聞にも挑戦してみてください。きっと、今までとは違った世界が見えてくるはずです。
おすすめの学習方法
- ニュースや新聞を読む:
- 経済ニュースや新聞記事に触れることで、経済の動きを身近に感じることができます。
- お金の使い道を考える:
- お小遣いの使い道を計画したり、家計簿をつけてみたりすることで、お金の管理能力を養うことができます。
- 経済に関する本を読む:
- 経済に関する本を読むことで、より深く経済の知識を身につけることができます。
- 親子で経済について話し合う:
- 親子で経済ニュースについて話し合ったり、お金の使い道について相談したりすることで、経済感覚を養うことができます。
おすすめの本
- 「マンガでわかる 中学生からのSDGs」: SDGsと経済の関わりについて、マンガで楽しく学ぶことができます。
- 「お金の教室 中学生までに知っておきたいお金の話」: 中学生向けに、お金の基本的な知識をわかりやすく解説しています。
- 「14歳からの資本主義」: 資本主義のしくみについて、中学生にもわかりやすい言葉で解説しています。
この記事を書いた人
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小池 聡
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毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。
高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。
この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。
今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。
自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。