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2025.03.8

【SDGs】未来を守る!エネルギー問題と私たちにできること

私たちの生活は、電気やガスなどのエネルギーによって支えられています。朝起きて電気をつけ、朝食を作り、学校へ行く。帰宅後も照明やテレビ、ゲームなど、私たちは常にエネルギーを利用しています。しかし、現在のエネルギーの使い方は、地球温暖化や資源の枯渇など、さまざまな問題を引き起こしています。これらの問題を解決し、持続可能な未来を実現するためには、エネルギー問題について深く理解し、私たち一人ひとりが行動することが不可欠です。

この記事では、エネルギー問題の現状、再生可能エネルギーの重要性、エネルギー効率を高める方法、そして私たちにできることを、中学生の皆さんにも分かりやすく、より詳しく解説していきます。

エネルギー問題の現状:

現在、私たちのエネルギーの多くは、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料に依存しています。これらの化石燃料は、数億年という長い年月をかけて地球の奥深くで生成されたものであり、一度消費してしまうと再び生成されるまでには膨大な時間がかかります。つまり、化石燃料は有限な資源であり、いずれ枯渇してしまう運命にあるのです。

さらに、化石燃料を燃焼させる際には、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが大量に排出されます。これらの温室効果ガスは、地球温暖化の主な原因であり、異常気象や海面上昇、生態系の破壊など、地球規模で深刻な影響をもたらしています。

また、原子力発電も、放射性廃棄物の処理や事故のリスクなど、解決すべき課題を抱えています。放射性廃棄物は、数万年以上にわたって放射線を放出し続けるため、安全な保管方法が確立されていません。また、原子力発電所での事故は、周辺地域に甚大な被害をもたらす可能性があります。

これらの問題を放置すれば、地球温暖化による異常気象や海面上昇、資源の枯渇によるエネルギー価格の高騰など、私たちの生活に深刻な影響を与える可能性があります。将来世代にツケを回さないためにも、私たちは今すぐエネルギー問題に取り組む必要があります。

再生可能エネルギーの重要性:

エネルギー問題を解決するためには、化石燃料に代わる新たなエネルギー源が必要です。そこで注目されているのが、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーです。

再生可能エネルギーは、太陽の光や風、水、地熱など、自然界に存在するエネルギーを利用するため、二酸化炭素の排出量が少なく、地球温暖化対策に貢献できます。また、資源が枯渇する心配もなく、持続可能なエネルギー源と言えます。

さらに、再生可能エネルギーは、地域で分散して発電できるため、エネルギーの安定供給にも貢献できます。大規模な発電所に依存する従来のエネルギーシステムとは異なり、地域ごとに小規模な発電所を設置することで、災害時などでもエネルギー供給を確保しやすくなります。

再生可能エネルギーの種類と特徴:

  • 太陽光発電: 太陽の光エネルギーを太陽光パネルで直接電気に変換します。住宅の屋根や空き地、遊休地など、さまざまな場所に設置でき、比較的導入しやすいのが特徴です。近年では、太陽光パネルの性能向上やコスト低下が進み、導入事例が増加しています。
  • 風力発電: 風の力で風車を回し、その回転運動を電気に変換します。大規模な風力発電所は、効率的に電気を作ることができます。特に、風が強い海岸沿いや山間部では、風力発電の導入が進んでいます。
  • 水力発電: ダムなどに貯めた水の落差を利用して、水車を回し、電気を作ります。安定した発電が可能で、発電量も調整しやすいのが特徴です。水力発電は、古くから利用されている再生可能エネルギーであり、技術も成熟しています。
  • 地熱発電: 地下から噴出する蒸気や熱水を利用して、タービンを回し、電気を作ります。火山国である日本は、地熱資源が豊富であり、地熱発電の導入ポテンシャルが高いと言われています。
  • バイオマス発電: 木材や生ごみ、家畜の糞尿などの生物由来の資源(バイオマス)を燃焼させたり、発酵させたりして、電気を作ります。廃棄物の有効活用にもつながり、循環型社会の構築に貢献できます。

エネルギー効率を高める方法:

再生可能エネルギーの導入と並行して、エネルギー効率を高めることも重要です。エネルギー効率を高めることで、同じエネルギー量でより多くのことを行えるようになり、エネルギー消費量を削減できます。

エネルギー効率を高める方法の例:

  • 省エネ家電の利用: 省エネ性能の高い家電製品を選ぶことで、消費電力を大幅に削減できます。家電製品には、省エネ性能を示すラベルが貼られているので、購入する際に確認しましょう。
  • LED照明の利用: LED照明は、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いです。照明をLEDに交換することで、電気代を節約できます。
  • 断熱性の向上: 住宅の断熱性を高めることで、冷暖房の効率が向上し、エネルギー消費量を削減できます。断熱材を入れたり、窓を二重サッシにしたりすることで、断熱性を高めることができます。
  • 公共交通機関の利用: 自家用車の利用を控え、公共交通機関を利用することで、エネルギー消費量を削減できます。電車やバスは、多くの人を一度に運ぶことができるため、一人当たりのエネルギー消費量が少なくなります。
  • 自転車や徒歩の利用: 近距離の移動は、自転車や徒歩を利用することで、エネルギー消費量を削減できます。健康にも良い影響があります。
  • スマートメーターの活用: スマートメーターは、電力使用量をリアルタイムで確認できる装置です。電力使用量を把握することで、無駄な電力消費を減らすことができます。

私たちにできること:

エネルギー問題を解決するためには、私たち一人ひとりの行動が大切です。

  • 節電・節水: 電気や水を無駄遣いしないように心がけましょう。こまめに電気を消したり、シャワーの時間を短くしたりするだけでも、大きな節約になります。
  • 省エネ行動: 省エネ家電を選んだり、クールビズやウォームビズを実践したりするなど、日常生活の中で省エネ行動を心がけましょう。
  • 再生可能エネルギーの利用: 太陽光発電システムを導入したり、再生可能エネルギー由来の電気を選ぶなど、再生可能エネルギーを利用しましょう。
  • 環境に優しい製品の選択: 環境負荷の少ない製品を選び、持続可能な消費を心がけましょう。マイボトルやマイバッグを持ち歩くことも、環境負荷の低減につながります。
  • エネルギー問題について学ぶ: エネルギー問題に関する情報を積極的に収集し、理解を深めましょう。新聞やニュース、インターネットなどで情報を集め、家族や友達と話し合ってみましょう。
  • 周りの人に伝える: エネルギー問題について学んだことを、家族や友達、学校の先生などに伝え、意識を高めましょう。SNSなどを活用して、情報を発信するのも効果的です。
  • 政策への参加: エネルギー政策に関する意見を発信したり、署名活動に参加するなど、政策決定プロセスに積極的に参加しましょう。

未来のために:私たちの手で

エネルギー問題は、私たちだけではなく、未来の世代にも関わる重要な問題です。私たち一人ひとりが、エネルギー問題について考え、行動することで、持続可能な未来を実現することができます。未来を担う私たち中学生が、エネルギー問題に関心を持ち、行動を起こすことは、非常に重要です。私たち一人ひとりの行動が、より良い未来へとつながっていくことを信じて、行動しましょう。

この記事を書いた人

小池 聡

毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。 高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。 この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。 今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。 自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。

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