新学年になって1ヶ月が経ち、そろそろ1回目の定期テスト・定期試験の時期ですね。
テスト週間に入るまで、
「テストがあるの忘れてた!」
「もうそんな時期なの!?」
と焦る人もいるんじゃないでしょうか。
そこで実際、「テスト勉強しなきゃなぁ……」という気持ちにはなっても、提出物のワーク以外に何をしたらいいのかわからない、という人がほとんどだと思います。今回は、塾で実際によく伝えている「最初にやるべき勉強」を紹介します。
定期テストというのは、学校の授業で習ったことをきちんと覚えているか、を判断するために行います。
つまり、教科書や副教材のワークから出やすい、ということです。
学校の先生が、ワークをテスト前の提出物にするのは、ワークの内容がスラスラ解けたらテストでもいい点を取れるからです。
「じゃあ、ワーク解くだけでいいじゃん!」
本当にそう思いますか?
ワークをただ解くだけで、テストの点は上がりましたか?
ワークだけで80点や90点を取れる子は、大丈夫です。勉強のコツをつかめているんだ、って自信を持ってください。ワークちゃんと解いているのにな、ワークでもちょっと難しい問題あるんだよな、という人にオススメの勉強法があります。
まず、「前から順に1回解いて丸付け、間違えたところは赤ペンで答えを書く」というやり方をしている人、かなり多いと思います。私も中学生の頃はそうでした。
でも、それだけじゃ身につかないんです!
①1周目、解いて丸付けをする。提出が必要なら、書き込んでOK!
(できれば、何度も解けるようにノートに書いてくださいね)
②間違えた問題に★マークを付けたり、丸で問題番号を囲ったりする。
③②でマーキングした問題を解きなおす。ただの計算ミスでも、もう1回やってみよう!
解き方がわからなかったり、問題の意味がわからないものは、学校や塾の先生など、大人の人に聞きましょう。勉強が得意な友達やクラスメイトに聞いてみるのもいいですね。
④2周目。解くスピードと正確さを意識して解く。
自分の力だけで、ワークを完璧に解けたら最高ですよね。ただ提出できればいいや、ではなく、その先のテストの点も見据えてちゃんと解きましょう。
全部の教科が、ワークを解いて出せばいい、なんてことはないはずです。
提出範囲やプリントだけ出されて、勉強の仕方がわからない……という時には、こちらを参考にしてください!
・学校ワークやプリントを繰り返し解く
・解き方を見て終わりにせず、自力で理解して解けるまでやってみる
・間違えた問題は放置しない! もう1回解いてみよう
・教科書本文を音読する
・英単語と文法を繰り返し書いて覚える
・英作文や並べ替え問題を繰り返し解く
・用語はセットで覚える
・「なぜ?」を説明できるようになる
・計算問題は公式を覚えてたくさん解く
・用語は流れや図表を見て書いて覚える
・記述対策は自分で何度も書いてみる
・一問一答や学校ワークを繰り返し解く
・漢字のミスを防ぐために書き取りをする
・授業ノートや教科書をしっかり読み直す
・古文や漢文は音読してみる
テスト勉強をなんとな~くやっていた中学生の頃の私の実体験、お話します。
・提出物を最後の2~3日にまとめてやる
・わからなかったところや、面倒だったところは全部赤ペンで写す
・「わかったつもり」で終わらせて、テスト当日に頭真っ白になる
・ゲームの時間のほうが勉強時間より多い(今はスマホの見すぎですね…)
などなど。あっ、これ私にも(あるいはお子さんにも)当てはまってるな……という人、いるでしょう。大丈夫です。これ、本当に実体験です。1人じゃないですよ。
でも、これだと困りますよね?
こんなやり方のまま高校に進んで、第1回の定期テストで私は後悔しました。そして、いろんな勉強法やノートのとり方を試すようになりました。
自分で試したり、友達や生徒に聞いたりして、大多数に効果があったな、と実感した勉強法を今回紹介しています。
第1回定期テストは、これからの勉強習慣を作る大切なスタートです。
最初から完璧を目指すのではなく、まずは「学校ワークを早めに終わらせる」、「間違えた問題は解きなおす」、この2つから始めてみましょう。ここができている人は、もっといろんな勉強方を試してみて、自分に合ったやり方を見つけていきましょう。
広島県の庚午教室で教室長をしています。自分が生徒や学生だった頃や、塾講師のアルバイトをしていた頃からずっと、「自分に合った勉強法は何だろう」と探してきました。私は英単語や理科社会などの用語を覚えるのが特に苦手で、「用語が分からないから解けない」ことがほとんどでした。そして、人間の記憶や脳科学に関する本もいくつか読んで、「とにかくまずは量!」というところに行き着きました。最近は新しいものでは韓国語やドイツ語、復習では中学数学と中学社会を、毎日コツコツワークを解き進めています。毎日1時間以上、習い事や部活で忙しくても30分から1時間は勉強をすることで、着実にスキルレベルは積み重なっていきます。少しずつ、着実に。「継続は力なり」ともいいます。まずは勉強に方法ってたくさんあるんだな、ということを知って、1つでも試してもらえたら嬉しいです。