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「宿題もあるし、ピアノの練習もしないといけないし…でも遊びたい!」 小学生の日常には、思っている以上にたくさんの“やること”が詰まっています。
そんな中で、「どれから手をつければいいの?」「全部やらないとダメ?」と困ってしまうこと、ありますよね。
今回は、小学生でもできる“やること整理術”をわかりやすくご紹介します。 優先順位をつけるのは、勉強だけじゃなく、生活の中でも大事な力です!
まずは、小学生が毎日向き合っている“やること”を見てみましょう。
✅学校の宿題(音読・漢字・計算・プリントなど)
✅習い事(ピアノ・スイミング・英語・体操など)
✅おうちの手伝い(食器洗い、洗濯物たたみなど)
✅自主学習や読書
✅遊びやテレビ、ゲーム、友達との時間
こうして並べてみると、「結構いろいろあるな……」と思った方も多いはず。 でも大丈夫!ここから整理していきましょう。
頭の中で「あれもこれも」と考えているだけでは、混乱するだけです。 最初のステップは「書き出すこと」=“見える化”です。
やることカード白い紙や付箋に「やること」を1つずつ書きます。
たとえば「宿題」「ピアノの練習」「お手伝い」「あそぶ」など。
それを机の上に並べて、順番を考えてみましょう。
視覚的に整理することで、「あっ、これ先にやった方がいいな!」と自然に気づくことができます。
✅「やったよ!」の達成感を味わうために、終わったカードにシールを貼るのもおすすめ。
✅1日終わるころには、達成の“見える化”にもなります!
小学生が優先順位を身につけるには、大人のサポートも大切です。 以下の3つのステップで一緒に取り組んでみましょう。
「これは今日中に終わらせたいな」というものをピックアップ。 例:宿題、明日ピアノの発表があるから練習
例:録画してあるテレビは明日でも見られるね、ゲームは30分だけにしよう、など
「宿題→ピアノ→お手伝い→あそぶ」など、順序を決めることで動きやすくなります。 最初は簡単なものや好きなことから始めるのも◎
子どもは「遊ぶ」こともとても大切。 勉強やお手伝いばかりで頭がいっぱいにならないように、遊びの時間も「やることの1つ」として認めてあげましょう。
「宿題→ピアノ→遊び」など、バランスの良い順番がつけられたら、それだけで素晴らしい整理力!
“やること”がたくさんある日でも、 「順番をつけて」「少しずつ取り組む」ことで、気持ちよく1日を終えることができます。
小学生のうちから、“やること整理術”を身につけておくことで、 中学生・高校生、そして大人になっても役立つ「段取り力」が育っていきます。
最初は親子で一緒に、 「今日は何からやる?」「遊ぶ時間もつくろうね」と話し合いながら、 楽しく“やること整理”を始めてみましょう!
5-days横川教室教室長。歴史の授業が得意。 「生徒に誰かに勉強を教えられるほど勉強が得意になってほしい」がモットー。 現在ダイエット中。目標はあと5kg減らすこと!