「勉強する時間がありません」
中学生からよく聞く言葉です。
部活が忙しい。学校が終わるのが遅い。宿題もある。
確かに忙しい毎日を過ごしている生徒は多いでしょう。
しかし、実際に話を聞いてみると、
その中に必ずと言っていいほど登場するものがあります。
それがスマホです。
もちろんスマホ自体が悪いわけではありません。
連絡手段にもなりますし、調べ物にも使えます。
学習アプリを利用している生徒もいます。
問題なのは、
スマホを使う時間を自分でコントロールできているか
ということです。
今回は、
なぜスマホが勉強の妨げになるのか、
成績との関係について考えてみたいと思います。
スマホを触るとき、
最初から「1時間使おう」と思っている人は少ないでしょう。
多くの場合は、「少しだけ」です。
例えば、
メッセージを確認する
動画を1本見る
SNSを少し見る
ゲームのログインだけする
こうしたつもりでスマホを開きます。
しかし、
気付けば30分。さらに気付けば1時間。
そんな経験はないでしょうか。
動画サイトやSNSは、
次から次へと新しい情報が表示されます。
そのため、終わりどころが見つかりません。
結果として、自分では10分のつもりでも、
実際には何倍もの時間を使ってしまいます。
せっかく勉強を始めても、
スマホが近くにあると、通知が気になります。
例えば、
通知音が鳴る。
画面が光る。
メッセージが届く。
すると、「ちょっと確認だけ」となります。
しかし、
その確認が数分で終わるとは限りません。
人間の脳は、一度集中が切れると、
元の状態に戻るまで時間がかかると言われています。
つまり、
通知を見るたびに、勉強への集中力が途切れているのです。
机に向かっている時間が1時間あっても、
通知を何度も確認していると、
実際の集中時間は大きく減ります。
勉強で大切なのは、
ただ座っている時間ではなく、集中している時間です。
スマホの怖いところは、
一度に何時間も奪うわけではないことです。
5分。
10分。
15分。
こうした時間を少しずつ削っていきます。
例えば、
毎日1時間スマホに使うとします。
1週間で7時間。
1か月で約30時間。
1年では300時間以上になります。
これは決して小さな数字ではありません。
その時間を、
英単語
漢字練習
数学の復習
理科社会の暗記
に使っていたらどうでしょうか。
少しずつでも、大きな差になっていきます。
成績の差は、才能だけで生まれるものではありません。
日々の積み重ねによって生まれることが多いのです。
ここで誤解してほしくないのは、
成績が良い生徒もスマホを使っています。
動画も見ます。
ゲームもします。
SNSも利用しています。
成績が安定している生徒は、スマホに使われていません。
自分で使う時間を決めています。
例えば、
宿題が終わってから
30分だけ
寝る前だけ
など、ルールを作っています。
勉強ができる生徒は、スマホを禁止しているわけではありません。
ただ、やるべきことを先に終わらせています。
その違いが大きいのです。
今の時代、スマホを完全に使わない生活は現実的ではありません。
だからこそ、大切なのは管理することです。
おすすめなのは、
勉強中だけでもスマホを手元から離すことです。
別の部屋に置く
カバンに入れる
電源を切る
通知をオフにする
これだけでも集中力は大きく変わります。
スマホを使う時間を決めることも効果的です。
「終わったら使う」というルールを作ることで、
勉強とスマホを両立しやすくなります。
5-Daysでは、スマホを悪者にする指導はしていません。
大切なのは、スマホとの付き合い方です。
便利な道具だからこそ、
使い方によって結果が変わります。
勉強時間を守るために、
保護者様・生徒本人に対して正しい管理や時間のコントロールをサポートしております。
スマホは便利な道具です。
しかし、
10分のつもりが1時間になる
通知で集中力が切れる
少しずつ勉強時間を奪われる
という問題もあります。
成績が良い生徒は、
スマホを使わないのではありません。
スマホに使われないようにしています。
もし今、
「勉強する時間がない」と感じているなら、
まず一日のスマホ時間を見直してみてください。
もしかすると、
成績を上げるための時間は、
すでに持っているのかもしれません。
5-Days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。