定期テストの結果を見て、
「思っていたより点数が低かった……」
「本当はわかっていたのに、もったいないミスをしてしまった……」
そう感じたことはありませんか。
テストの点数が伸び悩む理由はいくつかありますが、その中でも特に多く、そして改善しやすいものの一つが、ケアレスミス、いわゆる凡ミスです。
今回は、次の内容についてお伝えします。

ケアレスミスとは、本当は正解できるはずだった問題を、ちょっとした見落としや書き間違いで不正解にしてしまうミスのことです。
たとえば、次のようなミスです。
生徒さんのテスト答案をお預かりして分析すると、ほとんどの場合、×がついている問題の中にケアレスミスが見つかります。
考え方は合っている。
解き方もわかっている。
本来なら○がついて点数が取れるはずだった。
それなのに、ほんの少しの見落としで点数を落としてしまう。
これは本当にもったいないことです。
ケアレスミスは、誰にでも起こる身近なミスです。
しかし、だからこそ対策ができます。
ケアレスミスを減らすだけで、答案の点数が数点、場合によっては10点以上変わることもあります。
それにもかかわらず、毎回似たようなミスで、本来取れたはずの点数を落としてしまっていないでしょうか。
今回は、そんなケアレスミスに焦点を当てて、少しの意識と工夫でテストの点数アップにつなげる方法をお伝えします。

テスト後の振り返りで、ケアレスミスによって点数を落としていることがわかると、
「ケアレスミスだっただけだから大丈夫」
「本当はわかっていたから問題ない」
と考えてしまう生徒さんがいます。
たしかに、内容を理解していたという意味では、まったくわからなかった問題とは違うかもしれません。
しかし、テストの点数は、頭の中の理解度をそのまま評価してくれるものではありません。
答案用紙に書かれた答えだけが、点数として評価されます。
入試本番でケアレスミスをしてしまっても、誰かが
「本当はわかっていたんだよね」
と点数を足してくれることはありません。
少し厳しい言い方になりますが、テストでは、理解していたかどうかではなく、正しく答えられたかどうかが評価されます。
本人としては「わかっていた」と思っていても、答案上では「できていない」と判断されてしまう。
これが、ケアレスミスの怖いところです。
さらに、ケアレスミスは「本当はできた」と思いやすいため、反省や改善につながりにくいという特徴があります。
「今回はたまたま」
「次は気をつける」
「見直しすれば大丈夫」
そう思っているうちに、同じようなミスを何度も繰り返してしまうことがあります。
その結果、定期テストで毎回数点ずつ失点し、気づかないうちに評定に影響してしまうこともあります。
ケアレスミスは、単なる小さなミスではありません。
本来の実力を、点数に反映させられなくしてしまうミスなのです。
では、ケアレスミスは防ぐことができるのでしょうか。
答えは、防ぐことができます。
ケアレスミス対策としてよく言われるのが、
「見直しをしましょう」
という言葉です。
もちろん、見直しは大切です。
見直しによってミスに気づくことができれば、ケアレスミスは防げます。
ただし、大事なのはここです。
「気づくことができれば」防げるのです。
見直しをしているつもりでも、実際には最初の問題から順番に眺めているだけになっている生徒さんも少なくありません。
問題をもう一度「見ている」だけでは、ミスに気づけないことがあります。
ただ見直すのではなく、何を確認するのかを決めて見直すことが大切です。
では、どうすればミスに気づけるようになるのでしょうか。
まず大切なのは、自分のケアレスミスの傾向を知ることです。
ケアレスミスには、その人ごとの「クセ」が出ます。
たとえば、
このように、過去の答案を振り返ると、意外と同じようなミスを繰り返していることがあります。
自分のミスの傾向がわかれば、対策ができます。
たとえば、
・マイナスの符号で間違えやすい生徒さんであれば、符号が出てきた問題ではいつもより慎重に計算する。
・単位を書き忘れやすい生徒さんであれば、文章題の最後に必ず単位を確認する。
・漢字の細かい部分で失点しやすい生徒さんであれば、書いたあとに一画ずつ確認する。
このように、自分が間違えやすい場所を知っているだけで、見直しの質は大きく変わります。
テスト時間は限られています。
すべての問題を最初から最後まで完璧に見直す時間があるとは限りません。
だからこそ、どの問題を優先して見直すべきかを判断できることが大切です。
その手助けになるのが、自分のミスの傾向を知ることです。
また、自分の傾向がまだわからない場合は、問題形式ごとに注意すべきポイントを決めておく方法もあります。
たとえば、国語では、
算数や数学では、
このように、条件がある問題や、答え方が指定されている問題は、ケアレスミスが起こりやすいポイントです。
「この問題はミスが起こりやすい」と気づけるようになるだけでも、失点を防ぎやすくなります。
それでも傾向がつかめない場合は、最後の手段として、「自分は必ずどこかでミスをしている」という前提で見直すという方法があります。
問題を解いている最中は、多くの場合、自分の答えが正しいと思いながら進めています。
だからこそ、その場ではミスに気づきにくいものです。
一度問題から離れ、少し時間を置いて見直すことで、初めてミスに気づけることがあります。
ただし、全問をしっかり見直すには、かなりの時間が必要です。
そのため、全問見直しは理想ではありますが、現実的には難しい場合もあります。
だからこそ大切なのは、自分のミスの傾向や問題パターンを知り、効率よく見直せるようになることです。
保護者様としては、見直しをしなさい、とつい言ってしまう場面ですが、
お子さまには自分の傾向を知ることをどうかお伝えいただきたいです。
ケアレスミスを減らすことができれば、当然テストの点数は上がります。
それだけではありません。
自分の理解度や本来の実力を、正しく点数に反映させることができるようになります。
「本当はわかっていたのに……」
「あと少しで目標点だったのに……」
という悔しい思いも減っていきます。
日頃の小テストや定期テストの中で、見直しの精度を少しずつ高めていけば、入試本番でも落ち着いて実力を発揮しやすくなります。
ケアレスミスをしないための練習は、入試本番の自信にもつながります。
そして、ケアレスミスを減らす力は、勉強だけに役立つものではありません。
大人になると、学校のテスト以上に大切な場面に何度も出会います。
仕事では、ちょっとした確認不足が大きなトラブルにつながることもあります。
たとえば、お店で働いていて、本当は10個注文するべき商品を、確認不足で1000個注文してしまったら大変です。
「ケアレスミスでした」では済まされない場面もあります。
だからこそ、子どものうちから、
・自分のミスの傾向を知ること
・大事な場面で見直しができること
・自分の答えや作業を疑って確認できること
を身につけておくことは、大きな力になります。
ケアレスミス対策は、単にテストの点数を上げるためだけのものではありません。
将来、自分の仕事や行動に責任を持つための練習でもあります。
自分が取り組んだことの完成度に自信を持てる大人になってほしい。
そのためにも、ケアレスミスを軽く考えず、今のうちから少しずつ改善していくことが大切です。

ここまで掘り下げてテストの見直しを考える機会は、学校やご家庭だけではなかなか多くないかもしれません。
私たち塾の先生は、生徒さんのテストの点数を1点でも高めるために、日々答案を見ながら、
「なぜこのミスが起きたのか」
「次に同じミスを防ぐにはどうすればよいか」
「この生徒さんには、どのような声かけや練習が必要か」
を考えています。
もちろん、テストの点数を上げることは大切です。
しかし、それだけではありません。
勉強を通じて身につけた力を、将来大人になったときにも役立ててほしい。
そのような想いを持って、日々生徒さんと向き合っています。
毎日個別塾5-Daysでは、生徒さん一人ひとりの答案や学習状況を確認し、今必要な力を伸ばすことを大切にしています。
企業理念である「21世紀を生き抜く力を育む」ために、目の前のテスト対策だけでなく、将来につながる学び方までサポートしていきます。
ケアレスミスが多くて悩んでいる。
勉強しているのに、思ったように点数につながらない。
本当はできるはずの問題で失点してしまう。
そのようなお悩みがありましたら、ぜひ一度、毎日個別塾5-Daysの無料体験授業にお越しください。
お子様の現在のご様子をしっかり確認し、どこに課題があるのか、何を目標にすべきか、私たちがお手伝いできることを丁寧にお伝えいたします。
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毎日個別塾5-Days管理本部の、鎌倉圭輔と申します。以前には教室運営にも携わり、たくさんの生徒さんを見させていただいていました。教室運営に携わっていた当時は一人ひとり違う性格や特徴を持つお子さまそれぞれに合った授業、対応を心がけていました。私が投稿するブログではそのころの経験を活かして皆様にお伝えできることを発信してまいります。 毎日個別塾5-Daysでは、「『ひとりで勉強できる』を実現する」を指導理念として掲げ、お子さまが学習に前向きになり、自分の力で勉強ができるお手伝いを伴走者として行っております。 ぜひ一度無料体験授業を受けにお近くの教室にお越しください!