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「気がついたらずっとスマホを触っている」
「勉強するはずだったのに、動画を見て終わっている」
これは、多くのご家庭で聞かれる悩みです。
実際、保護者の方からの相談でも「スマホと勉強のバランス」は非常に多いテーマです。
では、ここで一つ考えてみましょう。
スマホを使うこと自体が、成績を下げる原因なのでしょうか?
結論から言えば、
問題はスマホそのものではありません。
重要なのは「スマホとの付き合い方」です。
多くの調査でも共通して言われているのは、スマホの利用時間が長いほど学習時間が減りやすいということです。
これは当然と言えば当然です。
1日を24時間とすると、
○ スマホ 4時間
○ 学校
○ 部活
○ 睡眠
これだけで、ほとんど時間は残りません。
つまり問題は、スマホ → 勉強の時間を削るこの構造です。
ただしここで大事なのは、スマホを持っている=成績が下がるではないという点です。
成績が安定している子も、普通にスマホを使っています。
違いはどこにあるのでしょうか。
5-Daysで実施している生活習慣アンケートでも、
興味深い傾向が見られます。
それは、上位偏差値帯ほどスマホ時間が短い傾向にあるという点です。
具体的には、
●成績上位層:スマホ使用時間が短い
●中間層:スマホ時間は平均的
●成績下位層:スマホ時間が長い傾向
という結果が見られます。
ここで重要なのは、「スマホを持っているかどうか」ではなく、スマホの使用時間をコントロールできているかという点です。
成績が安定している生徒は、
●使う時間が決まっている
●勉強中は触らない
●就寝前は使用しない
といったルールを持っているケースが多く見られます。
一方で、スマホ時間が長い生徒は、
×気づいたら長時間使用
×勉強中も通知を確認
×夜遅くまで動画視聴
といった生活になりやすく、結果として学習時間が確保できなくなります。
つまり、スマホがあることが問題ではなく、スマホに時間を奪われる生活になっているかどうかが、成績に影響していると言えます。
成績が安定している中学生には、ある共通点があります。
それはスマホのルールがあることです。
例えば、
○ 勉強中は別の部屋に置く
○ 夜○時以降は触らない
○ テスト前は使用時間を減らす
こうしたルールが、家庭や本人の中で決まっています。
重要なのは、
「スマホを我慢する」ではなく
「使う時間を決めている」
という点です。
スマホは強い誘惑です。
意志の力だけでコントロールするのは、大人でも難しいものです。
だからこそ、環境でコントロールすることが重要になります。
スマホが勉強の集中を妨げる理由は、
主に次の3つです。
メッセージやSNSの通知は、
注意力を強く引きつけます。
一度気になってしまうと、
集中は簡単に途切れてしまいます。
多くの中学生はこう言います。
「ちょっとだけ動画を見る」
しかしこの
“ちょっとだけ”が30分、1時間になる
ことは珍しくありません。
スマホは刺激が強いため、
見た後すぐに勉強に戻るのは難しいです。
脳が興奮状態になるため、
集中力が戻るまで時間がかかります。
では、家庭ではどうすれば良いのでしょうか。
ポイントは禁止ではなく、管理することです。
一番効果が高い方法です。
○ リビングに置く
○ 親が預かる
○ 別の部屋に置く
視界に入らないだけで、
集中力は大きく変わります。
例えば、
○ 平日1時間
○ テスト前は30分
○ 夜22時以降は使わない
このように時間ルールを決めることが重要です。
一方的に決めると、
反発が生まれやすくなります。
そこで、なぜ必要なのか、どのくらいなら良いのかを話し合いながら決めると、守られやすくなります。
5-Daysでは、スマホ問題を「意志の弱さ」とは考えていません。
むしろ、
○ 学習環境
○ 時間設計
○ 勉強量の設定
この3つのバランスが大切だと考えています。
「毎日3時間勉強しなさい」
このような目標は、多くの中学生には難しいものです。
そこで、
○ まず30分
○ 次は45分
といった
続けられる量から始めることを大切にしています。
5-Daysでは、
○ 学校
○ 部活
○ 家庭時間
を踏まえて、現実的な学習計画を立てます。
無理な計画では、スマホに流れてしまうからです。
完全にスマホを禁止するのではなく、
○ 勉強
○ 休憩
○ スマホ
のバランスを整えることが重要です。
現在5-Daysでは、スマホ時間の見直しを目的とした生活改善チャレンジキャンペーン を実施しています。
塾後から三者面談までの直近1ヶ月間で、
スマホのスクリーンタイムを見直し、
目標時間を下回る結果となったお子様全員を対象に、
季節特訓で使える特訓コマを10コマプレゼントしています。
三者面談時に、教室長がスマホのスクリーンタイム画面を確認させていただきますので、特別な準備は必要ありません。
この取り組みは、
●スマホ時間の見える化
●生活習慣の改善
●学習時間の確保
を目的としています。
「いきなり勉強時間を増やす」のは難しくても、
まずスマホ時間を見直すだけで、
自然と学習時間が確保できるケースも多くあります。
5-Daysでは、このように生活習慣から学習を支える取り組みも行っています。
勉強だけでなく、日々の過ごし方から一緒に改善していくことで、無理なく成績向上につなげていきます。
スマホは今の時代、
完全に切り離すことは難しい存在です。
だからこそ、
○ 使用時間を決める
○ 環境を整える
○ 学習習慣を作る
この3つが大切になります。
スマホがあるから成績が下がるのではなく、スマホに時間を奪われる生活になることが問題なのです。
スマホとうまく付き合えるようになることも、
現代の中学生にとっては
大切な生活スキルの一つと言えるでしょう。
5-Days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。