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期末テストが近づいてくると、教室でもこんな声をよく聞きます。
「前より勉強時間を増やしたのに点数が上がらない」
「ワークはやったのに結果が出なかった」
「何を勉強すればいいのか分からない」
特に、成績が下位~中位くらいの生徒ほど、「頑張っているのに伸びない」と感じやすい時期があります。
ですが、実際には“勉強していない”のではなく、“やり方がずれているだけ”なことがとても多いのです。
今回は、期末テスト前だからこそ見直してほしい「成績が伸びる勉強の考え方」についてお話しします。
まず最初に大切なのは、「長く勉強した=成果が出る」とは限らないということです。
もちろん、勉強時間は必要不可欠です。
ですが、ただ机に向かっているだけでは、点数にはつながりません。
例えば、
・ワークを答えを見ながら進める
・ノートを写して終わる
・できる問題ばかり繰り返す
こうした勉強は、「勉強した気」にはなりやすいですが、実力は伸びにくいです。
成績が伸びる生徒は、“自分ができない問題”から逃げません。
「どこが分からないのか」を見つけながら勉強しています。
期末テスト前、多くの生徒が焦ってしまう原因その1は、「やることが多すぎる」ことです。
英語、数学、理科、社会、国語…。
期末テストになると副教科もありますね。
全部を完璧にやろうとして、結局どれも中途半端になってしまうケースは少なくありません。
そこで大切なのが、“優先順位”です。
特に成績下位~中位の生徒は、まず
・学校ワーク
・授業プリント
・授業で解いた問題
この3つを優先してください。
ここでいう「完璧」とは、“答えを見ずに、自分だけで説明しながら解ける問題を増やすこと”です。
数学なら、
・途中式を書ける
・なぜその式になるか説明できる
・同じタイプの問題を一人で解ける
状態を目指します。
英語なら、
・単語の意味が分かるだけでなく書ける
・日本語を見て英文を作れる
・文法の使い分けを説明できる
状態です。
ただ丸付けを終わらせるだけでは、テスト本番では点につながりにくいのです。
毎回のテスト前で多いのが、「ワーク提出は終わりました!」という状態で安心してしまうことです。
ですが、本当に大切なのは“提出”ではなく、“自分一人で解ける問題を増やせたか”です。
・途中で答えを見ずに解ける
・なぜその答えになるか説明できる
・少し数字や聞かれ方が変わっても対応できる
こうした状態になって初めて、「理解できた」と言えます。
逆に、
・答えを見ながら進める
・解説を読めば分かる
・解き方を覚えているだけ
という状態では、テスト本番でうまく解けないことも少なくありません。
教育心理学では、「答えを読む」だけよりも、“自分で思い出して解く”練習の方が、記憶に残りやすいことが知られています。
そのため、ワークは1回解いて終わりではなく、
①間違えた問題に印をつける
②もう一度、自分だけで解き直す
③説明しながら解けるか確認する
という流れがとても大切です。
特に成績下位~中位の生徒ほど、「解いた量」より「自力で解ける問題をどれだけ増やせたか」を意識すると、少しずつ結果が変わっていきます。
成績が伸び悩む生徒に共通しているのが、「分からない問題をそのままにしてしまう」ことです。
特に数学や英語は、前の内容が分からないままだと、次の単元も理解しにくくなります。
だからこそ、期末テスト前は、「何が分からないのか」をはっきりさせることが重要です。
全部を完璧にしようとしなくて大丈夫です。
まずは、「ここが苦手」という部分を見つけることから始めましょう。
例えば数学なら「移項の時に符号の付け替えを忘れる」、英語なら「三単現のsをつけ忘れる」など。
苦手が見えれば、勉強は進めやすくなります。
家では解けたのに、テストになると点が取れない。
これは、「できたつもり」になっている可能性があります。
・解説を見ながら解いた
・答えを覚えていただけ
・人に教えてもらった直後だけ分かった
こういう状態では、テスト本番で自力で解くことができません。
本当に理解できているかを確認するには、「答えや解説を閉じた状態で、最初から最後まで一人で解けるか」が大切です。
・途中で答えを見ない
・「なんとなく」ではなく理由を説明できる
・数字や問題文が少し変わっても対応できる
こういう状態になって初めて、「解ける」と言えます。
逆に、
・解説を見れば分かる
・答えを見たら理解できる
・解き方を覚えているだけ
という状態は、まだ“練習中”です。
テスト本番では、一人で解き切る力が必要になります。
成績が伸びないと、「自分は勉強が苦手なんだ」と感じてしまう人もいます。
でも、最初から急に90点を取る必要はありません。
・前回より10点アップ
・苦手教科を平均点近くまで上げる
・提出物を早めに終わらせる
こうした“小さな成長”を積み重ねることが、とても大切です。
実際、成績が大きく伸びる生徒ほど、最初は「小さな改善」を続けています。
期末テストは、「自分の勉強のやり方」を見直す大きなチャンスです。
もし今、「頑張っているのに伸びない」と感じているなら、それは能力ではなく、“やり方”を変えるタイミングかもしれません。
・ワークを解き直す
・分からない問題を放置しない
・できない問題から逃げない
まずは、この3つを意識してみてください。
勉強は、やり方が変わると結果も変わります。
5-Daysでも、一人ひとりに合った勉強方法を一緒に考えながら、期末テスト対策を進めています。
今回のテストを、「変わるきっかけ」にしていきましょう。
福岡市早良区で教室長をしています。 「学びは楽しいもの」と思っていただけるよう、一人ひとりサポートいたします。 一所懸命に頑張りましょう!