皆さんこんにちは!5-Days倉敷駅前校教室長の森谷です。
今回は、お問合せの際に頻繁にお伺いする心配事として「定期テストの点数を上げたい」「定期テストに向けての勉強方法がわからない」といったことがございます。お問合せ頂いたご家庭以外にも不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで、このブログでは「倉敷西中の定期テスト問題傾向と対策」と「定期テスト前に意識しておきたいこと」を解説していきます!
配点における漢字の読み書きの割合は2割強。教科書に出てきた漢字は必ず覚えておき、しっかり点数を稼げるようにしておこう。文章題はワークの問題がほぼそのまま出ているので、穴埋め問題などで悩まないよう学校のワークを繰り返し解いて本文を覚えるくらいにしておこう。特に内容理解の記号問題と記述問題は多めなのでどうしてその解答になるのか理由もつけて答えられるように準備しておきましょう。
文章題が多く難しい問題もそれに比例して多くなりますが、半分程度の問題は知識・技能を問う問題です。数学が苦手な生徒さんも基本的な式の解の求め方やグラフの書き方を覚えて立式したり交点の座標を求めたりできるようになっておきましょう。平均点以上を狙いたい生徒さんは文章題が解けるようになる必要がありますので、教科書と学校のワークに出てくる問題は解説を見なくても解ける状態にしておこう!
リスニングだけでも20点ほどあります。基本的な単語や文法を覚えることも大事ですが、教科書本文以外のTakeAction!やGoalActivityなどの会話文表現などもしっかり覚えておきましょう。穴埋め、並び替え、基本的な文法を使った英作文で問題の半分が構成されているので、きっちり点数を取りたい生徒さんはまず教科書やワークにある並び替え問題などを完璧に解ける状態にしておこう!
問題数が多めにでてきます!完答を1問としても50問近くはあるので、解けるだけではなく時間内に答え切る練習が必要です。ワークの問題を解くときに30秒以上かかってしまった問題や3分以上かかってしまった計算問題はもう一度復習してすばやく解けるようにしておきましょう。記述問題は教科書やワークに書いてある理由をそのまま答える問題も多いので、練習するときは問題文までしっかり覚えて理由や根拠まで答えて高得点を狙いましょう!
社会も問題数が多いです!こちらは50問を超えていることも多いので、地理であれば白地図を用意して勉強した内容をまとめてみたり、歴史であれば年表を作成して時系列順に覚えなおしたりして語句ごとに関連付けて覚えていきましょう。理科と同じく暗記問題で30秒以上悩んでしまったらその問題に印を付けておき、しっかり復習できるようにしておきましょう!

岡山県では1学期中間テストがない学校が多いため、1学期末テストが初めての定期テストだった中1の生徒さんも多かったはず。しかし、小学校の頃のテストとまったく違って問題数は多くて時間が足りないし、範囲が広くて覚えなければいけないことが多いしで大変に思った生徒さんも少なからずおられたと思います。中学生の定期テスト対策は「やみくもに勉強する」のではなく、計画的に・効率よく・自分に合った方法で進めることが大切です。以下に有効な方法をまとめました。
・学校から配布される「テスト範囲表」を必ず確認する。
・範囲が出たら「あと何日あるか」を逆算し、教科ごとの勉強スケジュールを立てる。
・最初の1週間で「一通り理解・暗記」、残りの日数で「問題演習と復習」を繰り返すと効率的。
・定期テストは、学校ワークや授業プリントからの出題率が非常に高い。
・ワークは「1回やって終わり」ではなく、3周(1回目:解く → 2回目:間違い直し → 3回目:完全定着)を目指す。
・ノートは「見返して理解する」だけでなく、赤シートや付箋を使って自分で問題化すると効果的。
・特に理科・社会・英語は教科書本文から直接出ることが多いため、教科書を音読や要点まとめで確認する。
・得意分野に時間をかけすぎず、ミスの多い単元を優先的に復習する。
・苦手を残したままテスト本番に行くと得点が伸びにくい。
・インプット(読む・覚える)だけでなく、実際に解く時間を増やす。
・本番に近い形式でタイマーを使い、制限時間内に解く練習をすると実力が上がりやすい。
・テスト前だからといって徹夜は逆効果。
・睡眠不足は記憶の定着を妨げ、集中力も下がる。
・特に直前の1〜2日は「復習中心+しっかり睡眠」で臨む。
・「テストで○点アップ」「学年順位○位以内」など具体的な目標を設定する。
・小さな達成を積み重ねることで勉強へのやる気を維持できる。
★ポイント★
勉強計画を立てる→学校課題のワークを終わらせる→ワークで分からなかったところの暗記と復習→最終確認の小テストを行うという流れが漏れなく復習できる効率的な方法です!実際、5-Daysでも2週間前からカウンセリングを行うことで目標設定や課題の進め方を確認し、直前対策プリントを作成してお渡しすることでテスト前の演習も欠かさず行ってもらっています。計画を立てて勉強するのが苦手だな…という方にはうってつけですね!
・目的:テスト範囲を「一通り理解する」
・やること:
学校ワークを1周目(解けなくても最後まで進める)
授業ノート・教科書を確認して、範囲全体を把握
苦手単元をチェックして付箋でマーク
・日ごとの例:
平日:1日2教科(各30〜40分 ×2)
→ 例:月曜「数学+英語」、火曜「国語+理科」…
休日:3〜4教科をまとめて勉強(各40分 ×4コマ)
・目的:理解した内容を「解ける」に変える
・やること:
学校ワーク2周目(間違えた問題を中心に解き直し)
小テスト形式で暗記確認(理社・英単語など)
過去のノートまとめを赤シートで隠して確認
・日ごとの例:
平日:1日3教科(各30分 ×3)
→ 例:月曜「数学・英語・理科」
休日:テスト形式で問題演習(50分で模擬テスト+見直し)
・目的:弱点をつぶし、自信をつける
・やること:
ワーク3周目(間違えたところだけピンポイント復習)
苦手単元の暗記チェック
教科書の太字・図表・まとめページを確認
新しい問題には手を出さず、復習中心に
・例:
前日:午前「理科・社会」、午後「英語・数学」、夜は軽めに国語と暗記もの
夜更かし禁止。睡眠をとることが最大の得点UP対策。
★ポイント★
必ず出ると分かっている学校課題は、基本どの問題が出ても解けるように最低3週は勉強するようにしましょう。平均勉強時間は、平日は(学年+1)時間、平日は4~5時間目を目安に時間を確保していき、自分の必要な時間を逆算して考えましょう。例えば、テスト2週間前から平日2時間休日4時間で勉強できたとすると計36時間勉強できることになります。また、暗記した内容を忘れたらいけないから直前で覚える!という生徒さんを良く見かけますが、そんな不安定な状態でテストに臨んでも覚えているかどうか一か八かの勝負となってしまい点数が安定しません。2週間コツコツ毎日覚えて定期テスト後も覚えていれるようにしましょう!
それでも直前に時間を掛けて勉強するのは大変…という場合は、5-Daysの授業で予習授業を行っております。塾で予習→学校で復習→学校の宿題でさらに復習とすることで普段から3回の復習が自然と実現でき、テスト前の復習の時間を短縮することができます!学校の集団授業よりも早く塾で個別塾業を受けることで分からないところを事前に解決でき、学校の授業で発表できれば内申点も上げ易くなって一石二鳥ですね!
夏休みが終わってしまいましたが皆さま悔いのないように過ごすことができましたでしょうか。2学期は1学期に比べると難しい内容も多く入ってきます。5-Days倉敷駅前校では苦手になる前に予習授業で予防していくことを目標に授業を行っておりますので、気になることがあれば是非お問合せください!