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2025.05.9

公立か私立か…?岡山県の志望校選びの基準と学費負担について

はじめに

岡山県内の中学生を持つ保護者の皆さん、高校授業料無償化の影響により、進学先選びの基準が大きく変わりつつあります。これまで経済的な理由で選択肢が限られていた家庭でも、私立高校への進学が現実的な選択肢となってきました。しかし、公立と私立のどちらが良いのか?学費負担の差はどのくらいなのか?この記事では高校選びのポイントと具体的な費用比較について解説します。

授業料無償化で広がる選択肢

高校授業料無償化の政策により、公立高校だけでなく私立高校も選択肢として検討できるようになりました。特に、進学指導が強化されている私立高校や、専門教育に特化した私立校などが新たな候補に浮上しています。従来は経済的な理由で私立校を敬遠していた家庭でも、無償化の恩恵を受けて進路の幅が広がった形です。

 

ただし、「無償化」とはいえ、全ての費用が免除されるわけではありません。入学金や教材費、施設維持費などは自己負担が必要です。そのため、各学校の費用内訳を事前にしっかり確認することが大切です。

 

公立高校の特徴と学費負担

岡山県内の公立高校では、地域密着型の教育や大学進学率の向上を目指した進学指導が充実しています。授業料は無償化されているものの、その他の費用として年間20万〜30万円程度の負担が見込まれます。

 

<公立高校の年間費用内訳例>

 

授業料:無料

教材費:2〜5万円

施設費:5万円前後

修学旅行費:3〜5万円

部活動費・その他:3〜5万円

 

進学重視型の進学校では、大学受験対策の特別講座や模試の費用が別途発生する場合もあるため、進路希望に応じた費用の確認が必要です。

 

私立高校の特徴と学費負担

私立高校は進学指導が手厚く、特色ある教育プログラムを提供している点が大きな魅力です。例えば、医学部進学に強い高校や、芸術系のコースを設けている学校もあります。しかし、その分学費は高めであり、年間費用は60万〜80万円程度が一般的です。

 

<私立高校の年間費用内訳例>  ※学校によってかなり異なります。

 

授業料:30万〜50万円(無償化適用後)

入学金:15万円

施設費:10万円

教材費:5万円

部活動費・特別講座費用:5万円

 

奨学金制度や学費減免制度を活用することで、経済的な負担を軽減できる場合もあるため、各学校の制度を事前に確認しておくと良いでしょう。

 

公立と私立の教育費の差

高校授業料無償化により、公立高校の授業料は全額免除されますが、私立高校の授業料は一部免除に留まります。岡山県内の公立高校の年間学費総額は20万〜30万円程度であるのに対し、私立高校は60万〜80万円程度と、約2〜3倍の差があります。

 

公立高校では、進学指導やキャリア教育が充実している学校も多く、費用対効果が高い選択肢と言えます。一方、私立高校では進学指導の手厚さや特色ある教育プログラムが強みであり、将来の進路に応じた選択がポイントになります。

 

 志望校選びのポイント

保護者のみなさんが志望校選びで悩むポイントは次の通りです。

 

・学費負担の大きさ

・進学実績と教育内容のバランス

・部活動や課外活動の充実度

・通学のしやすさ

・学校の雰囲気や教育方針の合致

 

進路を選ぶ際には、学校説明会やオープンスクールに参加し、実際の雰囲気を体感することが重要です。子ども自身が学校に通いたいと思える環境を見つけることで、充実した高校生活が送れる可能性が高まります。

おわりに

高校授業料無償化政策により、公立・私立の選択肢が広がった一方で、学費負担の差は依然として大きい点に注意が必要です。公立高校では費用負担が抑えられ、進学指導やキャリア教育が充実していますが、私立高校では特色ある教育プログラムや進学指導が魅力です。保護者としては、子どもの目標や適性に合った学校選びをサポートしつつ、費用対効果も見極めることが求められます。

この記事を書いた人

中村 喜代

毎日個別塾5-Days泉田校 教室長の中村喜代です。 3人の子育てを通して子どもの学習や受験など様々な課題や悩みを経験しました。保護者の皆さまにより沿い、お子様の成長をいっしょに見守っていきたいと思います。育児や教育全般について何でもご相談ください。

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