突然ですが、皆さんは普段どれくらい長く勉強できていますか?30分、1時間…。勉強時間の一つの目安は、中学生なら「学年+1時間」、高校生なら「学年+3時間」と言われています。たとえば、中学3年生なら「3+1=4時間」、高校3年生なら「3+3=6時間」となります。
多く感じるか少なく感じるかは人それぞれですが、特に受験に向けてとなると、まとまった勉強時間を確保しなければなりません。さて、今より勉強時間を延ばすにはどうすればよいのでしょうか?
もちろん気合や根性も大事ですが、ここでは今日から誰でも意識できるポイントをご紹介します。ぜひ取り入れてみてください。
長い勉強時間を確保するために最も大事なことは、学習環境を整えることです。具体的には以下の2つを整えましょう。
まずは周囲の音から調整します。全く音がない方が集中できる人もいれば、少し音がある方が集中できる人もいます。
前者の方は耳栓やイヤホンで調整し、後者の方は環境音やBGMを上手に活用しましょう。
次に、部屋の温度を調整しましょう。特に冬場は少し寒いくらいが適温です。膝掛けなどで調整しながら、眠くならないように注意しましょう。
部屋の中を整えたら、勉強する机の周囲を整えます。
はじめに、机の上にあるものをなるべく少なくしましょう。不要なものが出ていると、どうしても集中が持続しにくいですし、何より不便です。
続いて明るさを調整しましょう。スタンドライトがあるとベストです。
これで周囲の環境は準備できました!
さて、長時間の勉強では取り組む科目の順番も大切です。曲にAメロ・Bメロ・サビがあるように、勉強に向かうモチベーションや頭の回転にも順序があります。
勉強を始めて最初の1時間は、深く思考する問題よりも単純暗記や計算練習などがおススメです。「問題を解く→答えをチェック」を短い時間で何度も繰り返し、「正解した!」という嬉しい体験をどんどん積み重ねていきましょう。
勉強開始から1-2時間経過したら、腰を据えてじっくりやる問題に取り組みましょう。国語や英語の文章題・数学の発展問題などがおススメです。上がってきたモチベーションをうまく使い、長い時間集中して取り組めます。
勉強を終える最後の1時間は、再び暗記ものに取り組みましょう。頭をクールダウンさせながら、今日最初に取り組んだことを覚えているか改めてチェックするのがおススメです。
ここまでの準備を整え、目の前には問題とノートが開いてあります。最後に重要なのが「姿勢を正す」ことです。
「何をいまさら」と思いますが、長時間勉強をするうえで最も大変なことが、体が痛くなる・肩がこるなどの体調面とどう向き合うかです。私も幼いころから姿勢が悪く、高校受験や大学受験では肩こりが大変でした。
肩の力を抜き、背筋を伸ばすと、無理に力を入れなくても上体が安定するポイントがあります。目を閉じて深呼吸をしながらこのポイントを探し、気持ちを落ちつけてから問題に取り組みましょう!
この記事では「なるべく楽に長時間勉強をする方法」を紹介しました。
長時間勉強をするには、
①周りの環境を整える
②取り組む順番を考える
③姿勢を正す
の3つが非常に重要です。
「長い時間勉強できない」「集中力が続かない」と悩んでいる方は、この3つのポイントをぜひチェックしてみてください。いまより格段に伸びていくはずです。
長い長い受験への道、気合を入れて走り抜けましょう!
勉強方法で困ったら、ぜひお近くの5-Daysへ相談をしてください!!
仁保教室教室長。得意科目は国語(古文)・英語。学生時代は部活と勉強の両立に苦労しました。同じような悩みを抱える生徒を1人でも多く支えたいと思い、効果的な勉強方法をお伝えできるよう、日々精進しています!
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。