こんにちは!みなさんは、国語の勉強に苦手意識を持っていませんか?
特に、長文読解や要約問題は「何をどうまとめたらいいのかわからない……」と感じている人も多いでしょう。しかし、要約の力を鍛えれば、文章のポイントを素早く掴み、国語の問題に強くなることができます。
今回は、文章要約のコツと具体的な練習方法を紹介します。これを実践すれば、国語の苦手意識を克服し、得意科目に変えられるかもしれません!
要約とは、文章の「大事なポイント」を簡潔にまとめることです。
学校の授業や試験で出題される長文問題では、細かい情報がたくさん含まれています。その中から本質的な内容を抜き出し、短くまとめるスキルが求められます。
文章を速く読む力 → テストの長文読解も時間内に解きやすくなる!
情報を整理する力 → どんな教科でも「要点をまとめる力」が役立つ!
記述問題にも強くなる → 文章を組み立てる練習にもなり、作文力UP!
要約の練習を続けることで、文章の構造を自然と理解できるようになり、読解力や記述力も向上します。
文章を上手に要約するには、次の4ステップを意識しましょう。
まずは、与えられた文章をしっかり読みます。要約の前提として、内容を正確に理解することが大切です。
何について書かれているのか(テーマ) を意識する
登場人物や出来事、主張のポイント を確認する
最初は「この文章は何を伝えたいのか?」をざっくり把握するだけでもOKです。
次に、文章の中から特に重要な部分を抜き出します。ポイントは、「誰が」「何を」「どうしたか」を押さえること。
例えば、次の文章を見てみましょう。
例文: 『昨日、学校で行われた体育祭では、クラス対抗リレーで1位を取りました。』
→ 重要な情報は、「体育祭」「クラス対抗リレー」「1位を取った」です。
不要な部分を削り、要点だけ残す習慣をつけましょう。
次に、抜き出した情報を整理し、自分の言葉で短くまとめます。
例文の要約: →「体育祭でクラス対抗リレー優勝」
このように、できるだけ短く、わかりやすい言葉で表現することを意識しましょう。
最後に、要約した文章が元の内容とズレていないか確認しましょう。
文章の重要な部分がちゃんと入っているか?
余計な情報を削ぎ落とせているか?
伝えたい内容がわかりやすいか?
この確認作業を行うことで、より質の高い要約ができるようになります。
要約力を伸ばすために、以下のような練習を試してみましょう。
最初は短めの文章から要約に挑戦しましょう。
教科書の例文を要約する
新聞やニュース記事の要点をまとめる
短い文章で練習し、慣れてきたら長い文章にも挑戦してみてください。
要約の練習には「〇〇文字以内でまとめる」という方法が効果的です。
50文字以内
30文字以内
10文字以内
といったように、制限をつけることで簡潔にまとめる力が養われます。
文章を読んで、「この話を一言で言うと?」 と声に出して言ってみるのも効果的です。
声に出すことで、より要約のポイントを意識しやすくなります。
学校の問題集や過去問を活用して、実際の試験で出題されるような長文問題に挑戦してみましょう。
要約が得意になると、長文読解のスピードも上がり、テストの点数アップにつながります!
文章要約の練習を続けることで、
✅ 長文問題がスムーズに解ける!
✅ 文章の大事なポイントを素早く掴める!
✅ 記述問題でも簡潔に答えられる!
という力が身につきます。
「国語が苦手……」と感じているあなたも、今日から少しずつ要約の練習を始めてみましょう!
毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。 高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。 この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。 今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。 自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。