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「夏休みこそ勉強を頑張ろう!」
そう思って夏休みを迎える中学生はたくさんいます。
しかし、夏休みが終わったとき、本当に成績が伸びる人は意外と多くありません。
なぜでしょうか。
実は、多くの人が「勉強の常識」を信じすぎているからです。
今回は、夏休みにありがちな中だるみを防ぎながら、効率よく成績を上げる方法についてお話しします。
中には「えっ、本当に?」と思うような話もありますが、ぜひ最後まで読んでみてください。
まず、一番多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、
「1日10時間勉強した人が成績アップする」
という考えです。
確かに勉強時間は大切です。
しかし、実は勉強時間が長いだけでは成績はそれほど伸びません。
例えば、スマホが気になりながら3時間勉強する人と、集中して30分勉強する人では、後者の方が多く覚えていることがあります。
大切なのは「時間」ではなく「集中」です。
実際、トップレベルの選手でも24時間練習するわけではありません。
集中できる時間に全力を出し、休むときはしっかり休みます。
勉強も同じです。
「今日は何時間やったか」ではなく、
「今日は何をできるようになったか」
を意識してみましょう。
これも大きな間違いです。
多くの人は、
「今日はやる気が出ないなあ」
と言って勉強を後回しにします。
でも、実は順番が逆です。
やる気があるから勉強するのではありません。
勉強するからやる気が出るのです。
考えてみてください。
ゲームを始める前は面倒でも、始めたら夢中になることがありますよね。
勉強も同じです。
まず5分だけ始める。
すると脳が動き始めて、だんだん集中できるようになります。
夏休みに成功する人は、「やる気を待つ人」ではなく、「とりあえず始める人」です。
夏休みの前半は頑張れるのに、後半になると勉強しなくなる人がたくさんいます。
これが「中だるみ」です。
中だるみが起きる原因は意志が弱いからではありません。
原因は目標が遠すぎるからです。
例えば、
「夏休み中に数学を完璧にする」
という目標は立派ですが、ゴールが遠すぎます。
遠いゴールは見えにくいため、やる気が続きません。
そこでおすすめなのが、
「1日ごとの小さな目標」
です。
・計算問題を20問解く
・英単語を15個覚える
・理科のワークを2ページ進める
このくらいで十分です。
人間は達成感を感じると、次も頑張ろうと思えます。
大きな目標より、小さな成功体験を積み重ねる方が長続きするのです。
ここで意外な話をします。
夏休みは毎日勉強しなければならない。
そう思っていませんか?
実は、あえて「勉強しない時間」や「軽くする日」を作る方がやる気は続きます。
理由は簡単です。
ずっと走り続けることはできないからです。
例えばマラソン選手でも、毎日全力で走るわけではありません。
体を回復させる日があります。
勉強も同じです。
週に1回は好きな本を読む日でもいいですし、家族と出かける日でもいいでしょう。
休むことはサボりではありません。
長く続けるための作戦なのです。
人間の脳は飽きやすくできています。
毎日同じ机で勉強すると、集中力が下がることがあります。
そこでおすすめなのが、
「場所チェンジ作戦」
です。
午前中は自宅。
午後は図書館。
夕方はリビング。
このように場所を変えるだけで、新鮮な気持ちになります。
旅行に行くと景色が変わってワクワクしますよね。
脳も同じです。
環境を少し変えるだけで集中力が戻ることがあります。
「勉強は復習が大事」
これは正しいです。
しかし、その前にもっと大事なことがあります。
それは、
「間違い集め」です。
多くの人は間違えた問題をすぐ消してしまいます。
でも、それはもったいないことです。
間違いには、自分の弱点が全部詰まっています。
夏休み専用のノートを作り、
・どこを間違えたか
・なぜ間違えたか
を書いておきましょう。
すると、自分だけの弱点集が完成します。
テスト前に見返せば、とても効果的です。
できた問題より、できなかった問題の方が価値がある。
これも意外な事実です。
成績が伸びる人には共通点があります。
それは、
「完璧を目指さない」
ことです。
多くの人は、
「今日は予定通りできなかった」
「計画が崩れた」
と落ち込みます。
しかし、本当に伸びる人は違います。
できなかった日があっても、
「じゃあ明日やろう」
と切り替えます。
夏休みは40日ほどあります。
1日失敗しただけで終わりではありません。
大切なのは連続ホームランではなく、最後まで試合を続けることです。
夏休みの勉強で大切なのは、気合いや根性だけではありません。
むしろ、
・長時間より集中
・やる気を待たずに始める
・小さな目標を作る
・適度に休む
・場所を変える
・間違いを集める
・完璧を目指さない
こうした工夫の方が大切です。
そして最後に、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
「勉強は苦しいもの」
という常識を疑ってみてください。
本来、知らなかったことが分かるのは楽しいことです。
解けなかった問題が解けるようになるのは成長です。
夏休みは、自分を変える大きなチャンスです。
1日1日の小さな積み重ねが、2学期の大きな自信につながります。
今年の夏休みは、「たくさん勉強した夏」ではなく、「賢く勉強した夏」を目指してみましょう。
福岡東エリア、舞松原教室教室長。 入社6年目。教務能力向上のため2024年に数検準1級を取得。ただいま、1級合格に向けて勉強中!!「元気に分かりやすく」がモットーです。