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こんにちは!5-Days翠町校の温品と申します。
6月も終わりに近づき、いよいよ夏休みが見えてきました。
子どもたちにとって夏休みは、部活動や習い事、家族旅行など普段できない経験ができる貴重な期間です。
一方で、保護者の皆様からは、
「夏休みになると勉強しなくなる」
「生活リズムが崩れてしまう」
「2学期が始まる頃には学習内容を忘れている」
といったお悩みをよく伺います。
実際、夏休みは子どもたちの学力差が大きく広がる時期でもあります。
学校の授業が止まる約40日間をどのように過ごすかによって、2学期以降の成績や学習意欲に大きな違いが生まれます。
今回は、夏休み中の学習習慣の重要性と、夏休み前から準備を始めるメリットについてお伝えします。
学校がある期間は、子どもたちは毎日決まった時間に登校し、授業を受け、宿題に取り組みます。
意識しなくても一定の学習時間が確保されている状態です。
しかし夏休みになると、その仕組みが一気になくなります。
特に学習習慣が崩れやすい要因として、
・起床時間や就寝時間が不規則になる
・ゲームや動画視聴の時間が増える
・部活動や習い事で生活リズムが変わる
・「明日やればいい」と先延ばしにしてしまう
・学校の授業がないため勉強の必要性を感じにくい
といったことが挙げられます。
学習習慣は、一度崩れると元に戻すのに大きなエネルギーが必要です。
夏休みの前半は順調だったものの、後半になるにつれて勉強時間が減り、宿題だけで終わってしまうケースも少なくありません。
だからこそ大切なのは、「夏休みに勉強する」ことではなく、「夏休み中も勉強することが当たり前の状態を維持する」ことです。
毎日30分でも1時間でも机に向かう習慣が継続できれば、2学期以降の学習にもスムーズにつながります。
小学生の学習は積み重ねです。
例えば、
・計算ミスが多い
・かけ算やわり算が不安定
・分数や小数が苦手
・漢字を覚えられない
・文章題の意味を読み取れない
といった課題は、学年が上がるほど大きな影響を与えます。
学校の授業が進んでいる期間は、新しい内容に追われて復習する時間を十分に確保できません。
しかし夏休みは、これまでの学習内容を振り返る絶好の機会です。
「今の学年の内容が難しい」のではなく、「実は前学年の内容が定着していなかった」というケースも珍しくありません。
そのため夏休みには、1学期の内容だけでなく、必要に応じて前学年までさかのぼって復習することが重要です。
翠町中学校では、6月に今年度最初の定期テストが実施されました。
テストが返却されると点数ばかりに目が向きがちですが、本当に重要なのは結果の分析です。
・勉強時間が不足していたのか
・ワークの演習量が足りなかったのか
・暗記が不十分だったのか
・理解できていない単元があったのか
を確認することで、次回のテストに向けた改善点が見えてきます。
特に英語と数学は積み重ねの教科です。
1学期の内容を理解できないまま夏休みに入ると、2学期以降の学習がさらに難しくなります。
定期テストで苦戦した単元は、夏休み中に必ず復習しておきたいところです。
夏休みは長いようであっという間です。
課題が明確になっている生徒ほど、効率よく学力を伸ばすことができます。
中学3年生の保護者の皆様から、「夏から受験勉強を始めれば大丈夫ですか?」というご相談をいただくことがあります。
しかし、公立高校受験を考える場合、夏休みはスタート地点ではありません。
夏休みは受験勉強を本格的に進める時期であり、実際には6月・7月から準備を始める必要があります。
広島県の公立高校入試では、中学1年生から3年生までの内容が幅広く出題されます。
そのため受験生は、学校の授業と並行して過去内容の総復習を進めなければなりません。
一般的に、公立高校受験を目指す生徒は夏休み期間中に150時間程度の学習時間を確保したいところです。
1日あたりに換算すると約5時間前後になります。
もちろん、ただ長時間勉強すればよいわけではありません。
優先順位をつけて学習することが重要です。
まず最優先は英語と数学です。
【英語】
・中1・中2文法の総復習
・助動詞
・不定詞
・動名詞
・比較
・長文読解の基礎
英語は文法理解が不十分だと長文問題で得点できません。
夏休み中に基礎を固めることが重要です。
【数学】
・正負の数
・文字式
・方程式
・比例・反比例
・一次関数
・図形
・確率
入試では一次関数や図形が頻出であり、多くの受験生が差をつけられる単元です。
この2つは2学期の内容とも関連するので、夏休みまでにおさらいしておきたい単元です。
【理科・社会】
理科・社会は暗記科目と思われがちですが、理解を伴った復習が必要です。
理科では電流・力と運動・化学変化、生物分野。
社会では地理・歴史全範囲の整理を優先的に進めましょう。
夏休み終了時点で主要単元の総復習が一通り終わっていることが理想です。
夏休みになってから塾を探し始めるご家庭も多いのですが、実は最も効果的なのは夏休み前から通塾を始めることです。
その理由は大きく3つあります。
夏休みに入ってから学習習慣を作るのは簡単ではありません。
しかし、6月・7月から塾に通い始めれば、決まった曜日に勉強する習慣が自然と身につきます。
学力向上のためには、まず「何ができていて何ができていないのか」を把握する必要があります。
塾では現在の学習状況を確認し、
・1学期の復習が必要なのか
・前学年まで戻る必要があるのか
・受験対策を優先すべきなのか
を整理したうえで学習計画を立てることができます。
夏休みが始まってから学習計画を考えると、気付けば7月が終わってしまうこともあります。
事前に準備をしておけば、夏休み初日から効率的に学習を進めることができます。
夏休みは学力を大きく伸ばすチャンスである一方、学習習慣が崩れやすい時期でもあります。
小学生は前学年や1学期の復習を、中学生は定期テストの振り返りを、中学3年生は受験に向けた総復習を進めることが重要です。
その成果は夏休みが始まる前の準備によって大きく変わります。
「苦手を克服したい」
「次のテストで結果を出したい」
「受験に向けて本格的に動き出したい」
そんな方は、ぜひ夏休み前の今から学習をスタートしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!充実した夏を迎えましょう!
明るく情熱的な指導が持ち味。 中学・高校・大学時代は吹奏楽部に所属し、 全国大会の出場経験あり。 好きな教科は、数学、理科、音楽。