毎日個別塾 5-Days<

お問合せ

無料体験

資料請求

0120-935-472

公式ブログBLOG

5-Days公式ブログ

2025.05.14

子どもたちにとって読書がもたらす4つの力

こんにちは!突然ですが、皆さんは本を読むのは好きですか?

「うちの子、本をほとんど読まないんです…。」

「忙しくて、なかなか本を読む時間を取れない…。」

そんな声を聞くことはとても多いです。ゲームや動画、スマホなど、子どもたちの興味をひくものはたくさんあります。そのため、本を読む時間が取れないことはある意味では自然なことかもしれません。

 

しかし、読書は今も昔も、子どもの学びの”土台”を育てる大切な習慣です本を読むことは、こどもたちの「生きる力」を育むためにとても重要です。

 

この記事では、子どもたちにとっての読書の価値を「5つの力」に分けて紹介しながら、ご家庭でできる読書週間づくりのヒントをお届けします。

 

【1】読解力は全ての学力の土台

 

はじめにお伝えしたいことは、読解力は全ての教科に通じる力だということです。

 

算数や数学の文章題を例に挙げると、計算問題はスラスラできるのに文章問題の問題文が理解できず、解けないという子も少なくありません。理科や社会の記述問題、英語の長文問題でも同じです。

つまり、「問題を読み、正確に意味を理解する力」がなければ、解答のスタートラインに立つことすらできません。

 

読書を通じて、さまざまな文体や言い回しに触れている子どもは、初めて見る文章に対する「慣れ」や「対応力」が違います。学校の授業やテストで複雑な文章に出会ったときにも、動じずに読み進められるのは、読書を通じて身に着けた経験値のおかげだと言えます。

 

【2】語彙力と表現力が豊かになる

 

読書を続けていると、知らず知らずのうちに語彙が増え、表現力が磨かれていきます。

 

語彙力がある子は、相手の話を正確に理解し、自分の考えを適切な言葉で伝えることができます。これは、国語の記述問題はもちろん、面接やスピーチ、日常のコミュニケーションにも大きく影響します。

 

また、文章を書く力も読書によって伸びていきます。上手な文章に日常的に触れていると、自然と文の昊世や表現の工夫が身につくため、作文や小論文でも強みになります。

 

3考える力、自分の意見を持つ力がつく

 

良質な本は、読者に「問い」を投げかけてくれます。

 

「この登場人物はなぜこうしたのだろう?」

「自分だったらどうするだろう?」

 

こうした問いに触れることで、自分なりの視点や考えを持つ「思考の筋肉」が育ちます。特に近年、「思考力・判断力・表現力」が重視される傾向が強まっています。

一方的な暗記だけではなく、「なぜそう思うのか」「どう説明するか」といった力が必要とされているのです。

読書は、それらの力を遊びのように鍛えてくれる最高の教材といえるでしょう。

 

4心の成長とストレスケアにも効果的

 

読書には、学力向上だけではなく心の成長を助ける力もあります。

 

思春期の子どもたちは、感情の起伏が激しく、自己肯定感が揺れやすい時期でもあります。そんな中、本の中に登場する人物の悩みや成長に触れることで、「自分だけじゃない」「こういう考え方もあるんだ」と気づくきっかけがうまれます。

 

また、読書は精神的なリラックス効果もあります。静かな環境で一冊の本に集中する時間は、ゲームや動画の刺激とは違った心の落ち着きをもたらしてくれます。

 

5習慣が力になる―小さな積み重ねが大きな差に

 

読書に限らず、どんな力も「習慣」によって育ちます。勉強でもスポーツでも、日々の積み重ねがその子の”基礎体力”になっていきます。読書も同じです。

 

読書の力は、テストの点数にすぐに現表れるものではありません。しかし、積み重ねた「読む経験」が、その子の中に深く静かに蓄積されていきます。そしてあるとき、長い文章に出会ったときに臆せず読み進められる力や、自分の考えをしっかり持てる思考力として、その子を支えるようになるのです。

 

また、習慣にすることで「読むことが特別なことではなくなる」ことも大きな利点です。「読書はめんどう」「本は難しい」と思っていた子も、毎日少しずつ読んでいるうちに、自然とハードルが下がっていきます。

 

ご家庭でできる読書週間づくりのヒント

 

では、実際に子どもに読書週間をつけるには、どうしたらよいのでしょうか。

 

・親子で一緒に図書館や本屋に行く

子ども自身が「読みたい」と思える本に出会うことが大切です。

 

・「読書タイム」を決める

夕食後や寝る前の15分など、決まった時間に読むことで習慣化しやすくなります。

 

・親も一緒に本を読む姿を見せる

子どもは大人の姿をよく見ています。「お父さんも読んでるから自分も」と自然に興味を持つようになります。

 

・感想を話す機会を作る

読んだ内容を共有したり、ちょっとした感想を話すことで、思考力や表現力も伸びます。

 

【まとめ】読書は未来の学びを支える

本を読むことは、すぐにテストの点数に直結するわけではありません。しかし、長い目で見れば長い目で見れば確実に子どもの”学びの土台”を作ってくれます。

読解力、語彙力、思考力、表現力、そして心の成長……。

1冊の本の出会いが、その後の自分に大きく影響することもあります。

 

読書は「未来を切り開く力」になります。

今日からその一歩を、親子で一緒に踏み出してみませんか?

この記事を書いた人

観音校/今井唯理

5-Days観音校教室長。生徒が「勉強を頑張りたい」「一つでも出来ることを増やしたい」という気持ちを後押しできる存在でありたいと考えている。人との繋がりを大切にしながら、一人ひとりと丁寧に向き合うことを心がけている。 音楽が好きで、休日は吹奏楽や合唱をしている。いろんな人と関りながら一緒に演奏する時間が、日々の活力に繋がっている。

キャンペーン情報

(全員対象)毎日コース最大30コマ無料!

体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。

定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。

入塾特典無料コマ一覧はこちらです。

  • ※入塾から2ヶ月以内に適用
  • ※入塾時お申し込みで3ヶ月以上の継続お申し込み家庭に限ります。

体験・学習相談などお気軽にお問い合わせください。

フリーコール 0120-935-472

受付時間 13:00~22:00(日祝除く)