今、私たちが生きている社会は、過去とは比べものにならないほど速いスピードで変化しています。
AI、ロボット、デジタル技術、グローバル化…。
10年後、今の小学生・中学生が社会に出るころ、どんな世界になっているのでしょうか?
この記事では、未来を見据えて子供たちにどんな力が求められるのか、
そして塾や家庭がどう学びのヒントを与えられるのかを、一緒に考えていきます。
まず、未来の社会を少しイメージしてみましょう。
・AIやロボットがあらゆる業界で活躍し、単純作業や定型業務は自動化される
・世界中の人とオンラインでつながり、言語の壁もどんどん薄れていく
・職業や働き方が多様化し、正社員・終身雇用が当たり前ではなくなる
・環境問題や高齢化、国際問題など、複雑で正解のない課題が増える
つまり、知識を暗記して正解を出すだけの力では、これからの社会を生き抜くのは難しい、ということです。
もちろん、知識は大切です。
基礎学力がなければ思考力も育ちません。でも、学校や塾で「正解を覚えること」ばかりに偏ってしまうと、「答えが一つに決まらない問題」、「前例のない新しい課題」、「人との協働が必要な状況」に対して、対応できなくなってしまいます。
未来に求められるのは、 知識を使いこなす力、そして 知識をアップデートし続ける力 です。
では、どんな学び方がその力を育てるのでしょうか?
文部科学省の学習指導要領や各国の教育改革でも注目されているのが、探究型・対話型・創造型の学び です。
自分で「問い」を立て、自分なりに調べ、考え、答えを探す学び方です。
例)
・好きなスポーツの歴史を調べる
・身近な町の課題(ゴミ問題、空き家問題)を調べて考える
受け身ではなく、自分からテーマを設定して掘り下げる力は、社会に出たときの問題解決能力につながります。
人と意見を交わし、相手の考えを理解したり、自分の考えを伝えたりする学びです。
例)
・クラスやグループでのディスカッション
・異なる意見に対して「なぜそう考えるの?」と聞いてみる
AIにはできない「人と人のコミュニケーション力」は、
未来の大きな武器になります。
知識をもとに、新しいものを生み出す学び方です。
例)
・簡単なプログラムを組んでゲームを作る
・自分で物語や詩を書く
・新しいルールの遊びを考える
知識をただ使うのではなく、組み合わせて新しい価値を生む力は、
クリエイティブな分野だけでなく、ビジネスや科学の現場でも必要です。
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。
「でも、塾はやっぱりテスト対策がメインでは?」
「探究とか対話は学校や家庭の役割では?」
確かに、塾の大事な役割は成績向上や受験対策です。ですが、それは単に知識を詰め込むことではなく、効率的な学び方を教えること、考える力を鍛えることでもあるはずです。
未来の塾は、こんな学びを提供できる場所になるでしょう。
・「なぜそうなるのか?」を一緒に考える授業
→ただ公式を覚えるだけでなく、背景の仕組みや理由を理解させる指導。
・子供の興味・関心を引き出す質問や課題
→「どうしてこうなると思う?」「他のやり方はないかな?」と考えさせる。
・グループ学習やプレゼンを取り入れる
→自分の意見を整理し、人に伝える力を練習できる場。
塾が成績アップだけの場所ではなく、未来の生きる力を育てる場所になることで、子供たちはより大きな成長を遂げられるはずです。
未来に必要な力は、
・知識を活用する力
・自分で学び続ける力
・人と協働する力
・新しいものを生み出す力
これらは一朝一夕では育ちません。塾・学校・家庭がそれぞれの役割を意識し、日々の学びや会話、挑戦を通じて積み上げていくことが大切です。お子さんの未来のために、塾としてできること、家庭としてできることを、ぜひ一緒に考えていきましょう。
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