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2025.03.6

子供の集中力を高めるトレーニング方法:ご家庭でできる実践的なアプローチ

はじめに

 

「子供がなかなか勉強に集中しない」「宿題をしているとすぐに気が散ってしまう」と感じることはありませんか?

特に中高生になると、学校の授業や部活、友達とのやり取りなど、様々な刺激に影響されやすく、集中力を維持するのが難しくなることもあります。

しかし、集中力は生まれつきのものではなく、トレーニングや工夫によって高めることができます。

家庭でできる簡単なトレーニングを取り入れることで、子供の集中力は大きく向上します。この記事では、子供の集中力を高めるためのトレーニング方法を紹介します。

忙しい毎日でも取り入れやすい方法なので、ぜひ実践してみてください。

 

1.  集中力トレーニングの基本的な考え方

集中力は、ただ単に「じっとしていること」ではありません。

目的に向かって「集中して取り組む力」であり、意識的に鍛えることが可能です。

特に子供の場合、注意を引く要素が多いため、集中する力を養うためには小さなステップを積み重ねていくことが大切です。

家庭でできる集中力トレーニングは、短時間の集中を繰り返すことがポイントです。

最初は短時間から始めて、少しずつ集中する時間を延ばしていくことで、徐々に集中力を高めていくことができます。

 

2.  ご家庭でできる集中力トレーニング方法

(1) ポモドーロ・テクニックを試す

「ポモドーロ・テクニック」とは、25分間の集中時間と、5分間の休憩を繰り返すという方法です。

最初は長時間集中するのが難しい子供でも、25分間であれば取り組みやすいと感じるでしょう。

この方法を使うことで、集中力を維持しながら効率よく勉強や作業を進めることができます。

 

やり方

 1.25分間、完全に集中して勉強や課題に取り組む。

 2.5分間の休憩を挟む(この間にストレッチや軽いおやつなどを楽しむ)。

 3.これを4回繰り返し、その後は15~30分の長めの休憩をとる。

 

このサイクルを繰り返すことで、集中力を高めると同時に、疲れにくくなります。

 

(2) 目の前の物を意識的に観察する

視覚的な集中力を高めるために、「目の前の物をしっかり観察する」というトレーニングも効果的です。

例えば、家庭の中にある物を1つ選び、それを1分間じっくり観察させます。

観察する際は、色や形、質感など細かい部分まで意識して見るように指導します。

このトレーニングを通じて、注意を一点に絞る訓練ができ、勉強中の集中力にも繋がります。

 

やり方

 1.1つの物を選び、1分間じっくり観察する。

 2.観察した内容を、家族に言葉で説明する(どんな形や色、質感があったかを言葉で伝える)。

 

最初は簡単な物から始め、慣れてきたら少し難しい物や場面を観察させてみましょう。

 

(3) 数字や文字を使った集中トレーニング

集中力を高めるためには、数字や文字を使ったトレーニングもおすすめです。

例えば、1から100までの数字を逆順で言う、またはアルファベットを逆に言うなど、記憶力と集中力を鍛えることができます。

 

やり方

 1.子供に、1から100までを逆に言わせる。

 2.次に、アルファベットを逆順で言う練習をする。

 

これを繰り返すことで、脳が活性化し、集中力が向上します。最初は難しいかもしれませんが、繰り返し練習することで、集中力も身につきます。

 

(4) スポーツや身体を使ったトレーニング

集中力を高めるためには、身体を使ったトレーニングも有効です。

例えば、縄跳びやランニングなどの軽い運動を取り入れることで、血流が良くなり脳の働きが活性化します。

特に運動後は、集中力が高まるため、学習や勉強に取り組む前に軽い運動をする習慣をつけると効果的です。

 

やり方

 1.10分間の軽い運動をする(縄跳び、ランニング、ヨガなど)。

 2.運動後に集中して勉強や課題に取り組む。

 

運動でリフレッシュした後、集中して取り組むことで、学習の効率がアップします。

 

3.  集中力を高めるために保護者様ができるサポート

子供の集中力を高めるためには、保護者様のサポートが重要です。

家庭でできるトレーニングを実践するだけでなく、日常的に「集中する習慣」を育てることが大切です。

例えば、勉強に集中するための環境づくりや、トレーニングの時間を決めてルーチン化することで、子供はより集中しやすくなります。

また、褒めることも重要です。子供が集中して取り組んだことに対しては、しっかりと褒めて自信を持たせましょう。ポジティブなフィードバックが子供のモチベーションを高め、集中力を続ける力になります。

 

まとめ:ご家庭でできるトレーニングで集中力を養う

子供の集中力を高めるためには、ご家庭でできるトレーニングを積み重ねていくことが大切です。ポモドーロ・テクニックや観察トレーニング、身体を使った運動など、さまざまな方法を取り入れることで、子供は楽しみながら集中力を高めることができます。最初は短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことで、無理なく集中力を養うことができます。

保護者の皆さんは、子供が集中力を高めるためにできるサポートを日常的に行い、トレーニングを習慣化することがポイントです。毎日の少しの工夫で、子供の集中力は着実に向上します。ぜひ、一緒に取り組んでみましょう!

 

一緒に集中力を育てるサポートを

子供の集中力を高めるためには、ご家庭のサポートが不可欠です。少しのトレーニングや工夫で、子供は確実に成長します。焦らず、毎日少しずつ集中力を高めていく習慣を作り、子供が自信を持って学びに取り組めるようサポートしていきましょう。

 

この記事を書いた人

小池 聡

毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。 高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。 この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。 今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。 自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。

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