広島なぎさ中学校・高等学校は、広島市佐伯区海老山南にある私立の中高一貫校です。
1965年に創設され、現在は男女共学の学校として知られています。
設置母体は学校法人鶴学園で、姉妹校として広島工業大学なども運営しているグループの一員です。
この学校の最大の特徴は、校訓「教育は愛なり」に象徴される教育姿勢にあります。
愛をもって生徒に向き合い、一人ひとりの個性や可能性を尊重する姿勢を大切にしてきました。
学力を高めることはもちろんのこと、社会で生きる力や人間的な成長を育てることを強く意識しています。
広島なぎさ中学校のルーツは、広島工業短期大学附属中学校・高等学校としての創設にあります。
その後、名称変更や学科改編を経て、2008年に現在の「広島なぎさ中学校・高等学校」となりました。
設立当初は男子校でしたが、1990年代に女子生徒の募集を再開し、再び共学校に転換しました。
これにより、多様な価値観を持つ生徒が集まり、男女共に学び合う教育環境が整っています。
制服のデザインも刷新され、伝統を残しつつ現代的な雰囲気にアップデートされています。
広島なぎさ中学校の教育理念は「教育は愛なり」という一言に集約されます。
この言葉には「生徒を大切に思い、互いを尊重し合う心を育てる」という意味が込められています。
教育の実践では、知識の習得だけではなく、探究心や表現力を育てることを重視しています。
授業では調べ学習やプレゼンテーションを積極的に取り入れ、単なる知識の暗記にとどまらず、学んだことを自分の言葉で説明できる力を養います。
また、グローバル教育に力を入れている点も特徴です。
海外研修や交換留学プログラムが整備されており、中学生の段階から異文化体験を通じて国際的な視野を広げることができます。
広島なぎさ中学校は中高一貫教育を実施しています。
6年間を見通したカリキュラムにより、生徒は基礎から応用までを段階的に積み重ねることができます。
中学1・2年では基礎学力を徹底的に身につけ、中学3年からは高校の学習内容を一部先取りします。
高校では文系・理系に分かれて進路に応じた授業が展開され、最終的には難関大学受験に対応できる実力を培います。
このように、短期的な成果にとらわれず、6年間を通してじっくりと力を養える点は、一貫校ならではの大きな強みです。
広島なぎさ中学校の教育でユニークなのは、「創造国際科」と「人間科」という独自のプログラムです。
創造国際科では、美術・技術・家庭科などを通じて五感を活かした表現活動に取り組みます。
デザインや色彩感覚を磨きながら、感性と創造力を育てることを目的としています。
単に学問的な知識ではなく、創造性を社会でどう活かすかという視点を学べる点が特徴です。
人間科では、職業体験やチームでのプレゼンテーション、ボランティア活動などが実施されます。
これらは生徒が社会とつながる経験を積む貴重な場であり、責任感や協調性を自然に養うことができます。
国際教育にも積極的で、中学2年生でニュージーランド研修、中学3年生でタイ研修、高校でのアメリカ研修など、多様なプログラムがあります。
海外の生活や文化に触れることで、自国との違いを理解し、多文化共生の感覚を育てます。
また、学校内でも英語の授業や国際交流イベントが充実しており、異文化コミュニケーションを日常的に体験できます。
授業は一方的な講義に偏らず、ディスカッションや発表を重視しています。
生徒が主体的に学ぶ姿勢を引き出す工夫が多く、教師との距離も比較的近い雰囲気があります。
ICT教育にも対応しており、電子黒板やタブレットを使った授業が行われています。
また、課題研究や探究学習を通して、学んだ知識を活用しながら問題解決に挑戦する機会が与えられます。
学校行事も豊富で、文化祭、体育祭、研修旅行、ボランティア活動などが充実しています。
行事の中で生徒同士の協力や自主性が育まれ、勉強だけでなく人間性を磨く場となっています。
制服は伝統を大切にしながらも2008年にリニューアルされ、男女共学校らしいデザインになりました。
紺色を基調とした落ち着きあるスタイルで、生徒や保護者からも好評です。
校風としては、自主性と協調性の両方を重視する温かい雰囲気があります。
教師と生徒の関係が近く、相談しやすい環境が整っています。
進学実績も安定しており、国公立大学や難関私立大学への合格者を輩出しています。
特に、中高一貫教育を活かした基礎から応用へのステップアップと、探究的な学びが大学入試やその後の進路に活きているといえます。
進路指導は中学段階からスタートし、高校では模擬試験や面談、進路ガイダンスを通じて希望進路の実現をサポートします。
探究的な学びが好きで、自分で調べたり発表することが得意な人
海外や異文化に関心があり、留学や国際交流を積極的に経験したい人
表現力や創造力を磨きたい人
行事や課外活動を通じて仲間と一緒に成長したい人
少人数教育や温かい校風の中でのびのびと学びたい人
一方で、勉強一本に集中したい人には、探究や行事の比重が大きいため少し物足りなく感じることもあるかもしれません。
広島なぎさ中学校は、「教育は愛なり」という理念のもと、探究学習や国際教育を大切にする中高一貫校です。
創造国際科や人間科といった独自プログラム、ニュージーランドやタイでの海外研修、探究的な授業などを通じて、生徒は学力だけでなく表現力や人間力を育てることができます。
国際的な視野を持ち、仲間とともに学び成長できる環境を求める生徒にとって、広島なぎさ中学校は大変魅力的な学び舎といえるでしょう。
「できた!」の笑顔を、生徒と一緒に。 私は高校には進学せず、自分の力で大検(今の高卒認定)を取得しました。 誰にも頼れず、計画を立てるのも、机に向かうのも、自分ひとり。嬉しいときも、悔しいときも、すべて自己責任。 ――そんな青春、ちょっとハードモードですよね。 でも、その経験で気づいたのは、 「特別な才能より、毎日の小さな積み重ねがいちばんの力になる」 ということでした。 今はその学びを、5-Days東原校で生徒たちに伝えています。 私たちのモットーは、 「わからない」を「わかる」に。 「わかる」ことで自分が「変わる」。 「どうせ自分には無理…」と下を向いていた子が、 「やればできた!」と顔を上げる瞬間。 その笑顔は、どんなご褒美よりも嬉しいものです。 勉強は、ラクな道ではありません。 ですが、だからこそ一緒に越える価値があります。 塾に来た日より、少しでも誇らしげな顔で帰っていく―― その積み重ねが、やがて未来を変えていきます。 ぜひ、保護者の皆さまも一緒に、 お子さんの「できた!」の瞬間を楽しみにしていてください。 私たちも全力で伴走します。 (ちなみに、塾長もまだまだ勉強中です。生徒に負けないように…笑)