広島城北中学校・高等学校は、広島県広島市東区戸坂城山町にある私立の男子中高一貫校です。
運営は学校法人広島城北学園。設立は1960年代初頭で、広島では比較的早い段階で中高一貫教育を取り入れた学校の一つです。
60年以上の歴史を重ね、男子教育に特化しながら進学力を伸ばしてきました。
建学の精神は「英才教育の徹底」「道徳教育の徹底」「錬身教育の徹底」
。つまり、学問を磨くだけでなく、心を正し、体を鍛えることを三本柱にしています。
知識や受験勉強に偏らず、心身のバランスを整えた人間教育を志向しているのが特徴です。
広島城北学園は1960年に学校法人として設立され、1961年に中学校、1963年に高等学校が開校しました。
当初から男子校としてスタートし、広島市の東部で男子教育の拠点として存在感を持ってきました。
男子教育を続けてきた背景には、「規律ある生活と鍛錬によって学力を伸ばす」という一貫した信念があります。
長い歴史を持つ男子校ならではの校風や伝統は、卒業生のネットワークにも受け継がれていて、今も地域や社会で活躍する多くのOBを輩出しています。
校訓に掲げられているのは「英才教育」「道徳教育」「錬身教育」。
英才教育:生徒一人ひとりの学力を伸ばし、大学進学に直結する実力を育てる。
道徳教育:礼儀や規律を重んじ、人間的な成長を促す。
錬身教育:身体を鍛えることで心身を強くし、学力面の集中力や精神力につなげる。
これらは単なるスローガンではなく、授業や行事、生活指導の中に具体的に落とし込まれています。
広島城北中学校の最大の特徴は、中学・高校を通じて6年間を見通した一貫教育を実施していることです。
中学の3年間で基礎学力を徹底的に固め、高校に入ると応用力を養い、最終的には大学入試で成果を出す力へとつなげます。
カリキュラムは段階的に設計されていて、中学段階から少しずつ先取り学習を行います。
中学3年生では一部科目で高校教材を使う授業が行われ、早めに入試を意識した準備を始めます。
高校に進むと、文理選択や特別進学コースなどの仕組みで、個々の志望に応じた学習が可能です。
中学入学時には「医進コース」と「進学コース」の選択肢があります。
・医進コース:医学部進学を目指す生徒のためのコース。理数系を強化し、難関大医学部の受験に対応できるカリキュラムを採用。
・進学コース:幅広い進学に対応したコースで、国公立大学や私立大学など多様な進路に合わせた学習を進める。
高校に上がると「特別進学コース」が設けられ、難関国公立や医学部志望の生徒に特化した徹底指導が行われます。
補習や長期休暇中の講習も多く、入試直前期には演習量を増やすなど、進学実績につながる仕組みが整っています。
授業は知識の定着にとどまらず、探究型・発表型の学習も導入されています。
一人1台iPadを配布しており、ICT教育も積極的に取り入れています。レポート作成や調べ学習、ディスカッションなどを通じて、主体的に学ぶ力を育てます。
広島城北の校舎は改築を重ね、近代的な設備が整っています。
図書館やDiscovery roomと呼ばれる学習スペース、武道場、グラウンドなどがあり、学習と鍛錬の両方に適した環境です。
また、寮(山紫寮)が設置されていて、遠方からの生徒も受け入れています。
男子校らしい団体生活を通じて、自立心や協調性を養う場となっています。
アクセスはJR芸備線「戸坂駅」から徒歩圏内ですが、学校は小高い場所に位置しているため、スクールバスも運行されています。
学校生活は規律と活気が同居しています。
男子校ならではのエネルギッシュな雰囲気があり、友人関係も密になりやすい環境です。
行事としては運動会、文化祭、修学旅行、宿泊研修、遠足などがあり、勉強だけでなく協調性やリーダーシップを磨く機会が多くあります。
特に運動会では「錬身教育」を象徴するような活発な競技が展開され、仲間との一体感を深める場になっています。
広島城北中学校の偏差値はおおむね54~57程度とされ、中学入試は2科目型と4科目型があります。
医進コースを希望する場合は、理数を重視した入試形式が採られることもあります。
進学実績は安定しており、国公立大学や私立大学に多くの合格者を輩出しています。
医進コースからは医学部進学者も出ており、難関大志望者にとっても十分な実力養成が可能です。
補習体制や長期休暇中の講座もあり、大学受験をしっかりサポートする姿勢が貫かれています。
広島城北の校風は、真面目で落ち着いた雰囲気と、男子校らしい活気の両方を併せ持っています。
礼儀や規律を重んじるため、生活態度が自然に整えられ、社会に出ても通用する基盤が育ちます。
一方で、部活動や学校行事では活発さが前面に出るため、勉強一辺倒にならず、心身のバランスを持って成長できるのが特徴です。
広島城北中学校は、60年以上の歴史を持つ男子中高一貫校で、「英才・道徳・錬身」という三本柱の教育理念を実践しています。
学力強化と人間教育を両立し、医進コースや特別進学コースといった多様な学習ルートで大学進学に直結する実力を養成します。
ICT教育や探究型学習など現代的な取り組みも導入されており、伝統と革新のバランスが取れた学校といえます。
男子校ならではの一体感と規律のある生活を求める人にとって、広島城北中学校は大きな魅力を持つ学び舎でしょう。
「できた!」の笑顔を、生徒と一緒に。 私は高校には進学せず、自分の力で大検(今の高卒認定)を取得しました。 誰にも頼れず、計画を立てるのも、机に向かうのも、自分ひとり。嬉しいときも、悔しいときも、すべて自己責任。 ――そんな青春、ちょっとハードモードですよね。 でも、その経験で気づいたのは、 「特別な才能より、毎日の小さな積み重ねがいちばんの力になる」 ということでした。 今はその学びを、5-Days東原校で生徒たちに伝えています。 私たちのモットーは、 「わからない」を「わかる」に。 「わかる」ことで自分が「変わる」。 「どうせ自分には無理…」と下を向いていた子が、 「やればできた!」と顔を上げる瞬間。 その笑顔は、どんなご褒美よりも嬉しいものです。 勉強は、ラクな道ではありません。 ですが、だからこそ一緒に越える価値があります。 塾に来た日より、少しでも誇らしげな顔で帰っていく―― その積み重ねが、やがて未来を変えていきます。 ぜひ、保護者の皆さまも一緒に、 お子さんの「できた!」の瞬間を楽しみにしていてください。 私たちも全力で伴走します。 (ちなみに、塾長もまだまだ勉強中です。生徒に負けないように…笑)