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2025.09.23

広島看護大学 ― 赤十字の理念を礎に、人と社会に寄り添う看護教育

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はじめに

広島看護大学(日本赤十字広島看護大学)は、広島県廿日市市にある看護専門の大学です。

正式名称に「日本赤十字」とつくように、赤十字の理念を基盤として設立されました。

赤十字の精神は「人道」「博愛」「奉仕」にあり、その理念はこの大学の教育・研究・学生生活のあらゆる場面に息づいています。

1993年の開学以来、「生命の尊厳を守り、苦しむ人を救う」という普遍的な使命を掲げ、看護の専門職を目指す学生を育成してきました。

単なる資格取得の場ではなく、人間性と専門性を兼ね備えた看護師を育てることを教育目標にしています。

広島という土地柄、平和と人道の意識が強く、災害救護や国際協力など、赤十字ならではの学びを経験できることも大きな特徴です。

 

赤十字の理念を中心に据えた学び

広島看護大学の教育の軸は「ヒューマンケアリング」です。

これは、患者を「病気を持った存在」としてではなく、一人の人間として尊重し、生活・文化・背景すべてに目を向ける姿勢を指します。

看護を「行為」や「技術」としてだけではなく、「人と人との関わり」として捉えることが徹底されています。

1年次から赤十字科目が必修となっており、学生は赤十字の理念や人道活動について学びます。

災害時の救護活動、国際医療協力、地域社会における支援など、看護の枠を超えて人類全体に奉仕する精神に触れるのです。

これにより、学生は「なぜ看護師になるのか」という問いを深く考えることになります。

 

学びの三本柱とカリキュラムの展開

広島看護大学のカリキュラムは「基盤教育」「専門基礎教育」「専門教育」の三段階で構成され、年次を重ねるごとにステップアップできるよう工夫されています。

 

教育の三本柱は以下の通りです。

1. 看護の基盤をつくる学び

1年次の初期段階では、教養教育を通じて幅広い知識を身につけます。

心理学、倫理学、社会学、生物学、解剖学、生理学など、人間を総合的に理解するための学問が用意されています。

加えて「赤十字科目」では、赤十字の活動や理念に触れることで、人を看る際に大切にすべき価値観を学びます。

 

2. 対象ごとの看護を学ぶ

2年次以降は専門教育が本格化します。

成人看護、老年看護、小児看護、母性看護、精神看護など、多様な対象に応じた看護を学びます。

病気や症状に関する知識を得るだけでなく、患者や家族との関係性を築く力も同時に養います。

演習室には模擬病棟があり、採血やバイタル測定、清潔ケアなどをシミュレーション形式で練習することができます。

 

3. 社会と結びつける看護

3年次から4年次にかけては、社会全体を見据えた看護が重視されます。

地域包括ケア、公衆衛生看護、在宅医療など、病院外での看護に触れる機会が増えます。

高齢化社会を背景に、在宅での療養支援や地域の健康づくりは看護師にとって重要な役割となっています。

保健所や訪問看護ステーションでの実習を通じて、学生は「地域で生きる人を支える看護」を体感します。

 

実習 ― 学びを現場で試す

看護教育の要は臨地実習です。広島看護大学では、1年次から段階的に実習が組み込まれ、4年間を通して現場での学びを積み重ねます。

1年次:基礎実習。患者や医療従事者と接する経験を通じ、看護師の役割を体感。

2年次:基礎技術実習。学内で習得した技術を病棟で応用し、観察力や記録力を鍛える。

3年次:各領域別実習。小児・母性・成人・老年・精神といった対象別に現場を経験。

4年次:総合実習。自らの学びを統合し、チーム医療の一員として看護を実践。

 

広島市内や県内の病院、地域包括ケア施設、福祉施設など、多様な現場が実習先となります。

これにより、学生は看護師としての実践力と柔軟な対応力を磨きます。

 

資格取得と国家試験への支援

卒業すると「看護師国家試験受験資格」を得られます。

さらに、所定の単位を修得すれば「保健師」「助産師」「養護教諭」といった資格受験資格も取得可能です。

大学では国家試験対策が体系的に行われています。

模擬試験、学内演習、グループ学習など多様な方法で知識を定着させ、合格率を高めています。

教員と学生の距離が近いため、苦手分野の克服もきめ細かく支援してもらえるのが特徴です。

 

大学院でのさらなる探究

広島看護大学には大学院看護学研究科が設置されており、修士課程・博士課程で学ぶことができます。

ここでは看護実践をリードできる専門看護師や、教育者・研究者として看護学を発展させる人材の育成を目指しています。

社会人学生も多く在籍しており、臨床で働きながら研究を続ける人が多いのも特色です。

臨床と学術の両方を往復しながらキャリアを高められる点は、看護の専門職にとって大きな魅力です。

 

学生生活とサポート体制

看護大学の学びはハードですが、支える仕組みも整っています。

チューター制度があり、学習面・生活面の両方で相談に乗ってもらえます。

心理的サポートの窓口も設けられており、ストレスや悩みを抱える学生に対応しています。

学生生活の中では、赤十字のネットワークを活かしたボランティア活動も盛んです。

災害時の救護活動や地域福祉活動に参加するチャンスがあり、学んだ知識や技術を社会貢献に生かすことができます。

こうした経験は、就職活動でも高く評価される実績となります。

 

卒業後の進路と活躍の場

卒業生の多くは病院や診療所で看護師として働きます。

広島県内に限らず、中国地方や全国の医療機関に就職する学生も多いです。

さらに、保健師として自治体で働く人や、養護教諭として学校で子どもの健康を支える人もいます。

大学院に進学して研究を続ける人も増えており、専門看護師や認定看護師を目指すキャリアも開かれています。

赤十字の国際ネットワークを通じて海外で活躍する卒業生もおり、国内外で幅広く活躍できるのが強みです。

 

こんな方が通っています

看護師として確かな専門性を身につけたい人

人の命や尊厳に寄り添う看護を大切にしたい人

地域医療や在宅ケアに関心がある人

災害救護や国際協力に興味がある人

将来的に保健師・助産師・養護教諭といった専門職を目指したい人

 

まとめ

広島看護大学は、赤十字の理念に基づいて人間性と専門性を育む大学です。

基礎から臨床、地域、研究まで体系的に学べるカリキュラム、実習中心の教育、国家試験対策の充実、そして大学院を含むキャリアの広がり。

すべてが「命に寄り添う看護師」を育てるために整えられています。

看護師になる夢を持つ人にとって、ここは単なる資格取得の場ではなく、人として大きく成長できる場です。

赤十字の精神を胸に、人と社会に貢献できる看護師を目指すなら、広島看護大学は最適な選択肢といえるでしょう。

まずはご相談ください!

この記事を書いた人

小池聡

「できた!」の笑顔を、生徒と一緒に。 私は高校には進学せず、自分の力で大検(今の高卒認定)を取得しました。 誰にも頼れず、計画を立てるのも、机に向かうのも、自分ひとり。嬉しいときも、悔しいときも、すべて自己責任。 ――そんな青春、ちょっとハードモードですよね。 でも、その経験で気づいたのは、 「特別な才能より、毎日の小さな積み重ねがいちばんの力になる」 ということでした。 今はその学びを、5-Days東原校で生徒たちに伝えています。 私たちのモットーは、 「わからない」を「わかる」に。 「わかる」ことで自分が「変わる」。 「どうせ自分には無理…」と下を向いていた子が、 「やればできた!」と顔を上げる瞬間。 その笑顔は、どんなご褒美よりも嬉しいものです。 勉強は、ラクな道ではありません。 ですが、だからこそ一緒に越える価値があります。 塾に来た日より、少しでも誇らしげな顔で帰っていく―― その積み重ねが、やがて未来を変えていきます。 ぜひ、保護者の皆さまも一緒に、 お子さんの「できた!」の瞬間を楽しみにしていてください。 私たちも全力で伴走します。 (ちなみに、塾長もまだまだ勉強中です。生徒に負けないように…笑)

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