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高校生活も後半に入り、「進路、そろそろ決めないと…」という空気が高まってくる頃。でも周りが「大学、大学」と言っていても、
✅本当に大学に行きたいのか分からない
✅ほかの選択肢って何があるんだろう?
✅そもそも自分に合う道が見つからない
そんなモヤモヤを抱えている人も多いと思います。
進路=大学進学、というイメージが強いけれど、実は選択肢はもっとたくさんあります。大切なのは、「周りがどうか」ではなく、「自分がどうしたいか」。
今回は、進路選びに迷っている高校生のみなさんに向けて、「大学進学も含めた、自分らしい志望校の選び方」を5つの視点から解説します。
進路を考えるとき、まず大切なのは「自分の好きなこと・興味があること」を知ることです。
たとえば
●手を動かしてモノを作るのが好き → 美容師・調理・建築などの専門分野
●人と話すのが好き → 接客・保育・医療・サービス業など
●海外に興味がある → 語学留学・国際系の専門・海外大学も視野に
●地元で働きたい → 地元企業への就職や公務員試験の受験も選択肢に
将来をまだ明確に決める必要はありません。でも、「今、面白いと思えること」「夢中になれるもの」を大切にしてほしいのです。
好きなことを伸ばす進路の方が、きっとワクワクしながら頑張れるはず。
進路といえば大学!…と考えがちですが、実は高校卒業後の進路にはこんな選択肢があります。
◆ 大学
┗学問を深く学びたい人向け(法律、経済、文学、理工学など)
┗将来的に就職で有利になるケースも
┗学費が高め/受験対策が必要
◆ 専門学校
┗美容、調理、保育、看護、デザイン、ゲーム、声優など“実践的な技術”が学べる
┗即戦力として働けるスキルが身につく
┗2年〜3年で卒業。資格取得に強い
◆ 就職
┗卒業後すぐ働きたい人向け(地元企業、公務員、工場、販売など)
┗経済的に自立したい、早く社会に出たいという人にも
┗高卒採用は毎年一定数あり。成績・出席状況・面接が大事
◆ 公務員試験
┗高卒でも受験できる(市役所、警察官、消防士、自衛官など)
┗安定した職業を目指す人におすすめ
┗筆記・体力・面接などの対策が必要
◆ 海外進学・留学
┗海外の大学や専門にチャレンジしたい人向け
┗英語力が必要だが、奨学金制度もある
┗グローバルな経験を積みたい人に最適
どの道にもメリット・デメリットがあります。だからこそ、「自分にとってベストな道はどれか?」をじっくり考えることが大切なんです。
進路を決めるときは、「理想」だけでなく「現実」もちゃんと見ておくことが大事です。
◆ 自分の学力と進路のギャップは?
┗志望校のレベルと自分の成績の差はどれくらい?
┗入試で必要な科目や方式は?(推薦、総合型、一般など)
┗今から逆転できるのか、他の選択肢も考えるべきか?
◆ 自分の性格に合ってる?
┗座学が苦手だけど手を動かすのは得意 → 専門職向きかも
┗指示されるより、自分で動く方が好き → フリーランスや海外も視野に
┗安定した職がいい → 公務員や地元就職もあり
◆ 経済的な条件
┗学費や生活費の負担はどうか?
┗奨学金や特待制度は使えるか?
┗家から通えるか/一人暮らしが必要か?
こうした条件面を考えることは、決して“夢をあきらめる”ためじゃありません。むしろ、夢を実現するための現実的な作戦を立てるための大事なプロセスです。
親や先生、友達が進路についてアドバイスしてくれるのは、あなたのことを思っているから。でも、時には「本当にそれ、自分がしたいことだっけ?」と立ち止まって考える必要もあります。
たとえば
●親は大学に行ってほしいけど、自分は美容師になりたい
●周りはみんな大学志望。でも、自分は専門で技術を学びたい
●成績は悪くないけど、大学よりすぐ働きたい気持ちがある
こんなときは、「なぜその道を選びたいのか」を自分の言葉で説明できるようにしておくことが大事です。本気で考えていることは、ちゃんと伝わります。
誰かに決めてもらった進路は、あとで後悔しがちです。進路は“自分の人生”を自分で選ぶこと。それが、将来への第一歩です。
「まだ決まってない自分はダメだ」「周りより遅れてる」と感じるかもしれません。でも、進路って簡単に答えが出るものではありません。むしろ、悩んでいる=ちゃんと自分と向き合っている証拠です。
大切なのは
●「何となく」ではなく「自分で選んだ」と思える進路を見つけること
●一度決めたら、そこに向かってしっかり努力すること
●たとえ予定が変わっても、柔軟に対応すること
進路は一本道ではありません。あとから道を変えることもできるし、失敗してもやり直せます。でも、今のこの時間に真剣に考えたことは、必ずあなたの人生の力になります。
進路選びでは、誰もが悩みます。そして、うまくいくケースもあれば、「思っていたのと違った…」という失敗も少なくありません。でも、よくある失敗例と対策を知っておけば、事前に防ぐことができます。
友達が行くから/名前を聞いたことがあるから/親に勧められたから……
こうした“なんとなくの理由”で選んだ結果、「自分に合っていなかった」と後悔するケースが多く見られます。
<対策>
進学先や就職先を選ぶときは、オープンキャンパスや職場見学などで自分の目で確認すること。気になる学校・企業は、パンフレットや公式サイトだけでなく、SNSや在校生・卒業生の声なども参考にするとリアルな情報が得られます。
入学したものの、「学費が想像以上にかかり、家計が苦しくなってしまった。」
「通学に2時間以上かかって、毎日しんどい……。」このように、現実的な条件を軽視した結果、継続が困難になることがあります。
<対策>
学校選びの際は、学費・交通費・生活費を具体的に計算しましょう。奨学金制度や特待制度の有無もチェック。家族とよく相談して、無理のない進路を選ぶことが重要です。
「総合型選抜なら簡単だと思って対策しなかった」「推薦枠があると思っていたが、成績基準に届かなかった」こうしたケースでは、制度の理解不足が原因でチャンスを逃してしまうことも。
<対策>
各学校の入試制度(推薦・総合型・一般・指定校など)は年々変わる可能性があるため、早めに調べて、学校の進路指導の先生に相談するのがベスト。自分が受けたい方式に合った準備を早めに始めましょう。
「とりあえず大学へと進学したものの、目的もなく、モチベーションが続かない」「興味がない仕事に就いて、すぐ辞めてしまった」将来像が曖昧なまま進路を決めると、モチベーションを保てず途中で挫折してしまうことがあります。
<対策>
「何がしたいか分からない」ときは、焦って決めるよりも、自己分析や職業調べ、インターン体験などを通じて視野を広げることが大切。先生や塾、ハローワークなどで相談するのもおすすめです。
こうした失敗は、決して「ダメな選択」ではありません。大切なのは、「なぜうまくいかなかったのか」を知り、次に生かすこと。そして、事前にこうした事例を知っておけば、より納得感のある進路選択ができるはずです。
進路選びは、「正解を探すこと」ではありません。大切なのは、「自分にとって納得できる選択」をすることです。
大学に行くのもいい。専門学校で技術を磨くのもいい。働いて経験を積むのもいい。どれも立派な人生のスタートです。
迷っても、立ち止まってもいい。まずは、いろんな道があることを知って、自分にとっての「志望校」「志望先」を、ゆっくりでいいから見つけていきましょう。あなたが、自分らしい未来に向かって進んでいけるように。心から応援しています。
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