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2025.04.17

愛媛県の高校入試について

はじめに

愛媛県の高校入試制度は、2025年度から大きな変革を迎えました。これまでの推薦入試に代わり、新たに導入された「特色入学者選抜」は、生徒の個性や特技を重視する新しい選抜方法として注目されています。本稿では、この新制度の概要、各高校の選抜方法、志願状況、私立高校の動向などについて詳しく解説します。


特色入学者選抜の導入とその背景

2025年度から、愛媛県の県立高校入試において、従来の推薦入試に代わり「特色入学者選抜」が導入されました。この制度変更の背景には、生徒一人ひとりの個性や特技をより重視し、多様な才能を持つ生徒を受け入れることが求められたことがあります。特色入学者選抜では、中学校長の推薦が不要となり、生徒自身の活動実績や意欲が評価の対象となります。


志願者数と倍率の動向

2025年度の特色入学者選抜では、全体の募集予定人数2,497人に対し、4,108人が志願し、志願倍率は約1.6倍となりました。これは、従来の推薦入試よりも募集人数が増加し、中学校長の推薦が不要となったことから、志願者数が大幅に増加したためと考えられます。

特に、松山南高校(普通科)では志願倍率が約4.1倍、新居浜西高校では約3.5倍となり、地域のトップ校では高い倍率が記録されました。また、新居浜東高校(健康スポーツ科)や宇和島東高校(商業科)では、特色選抜の志願者数が学科全体の定員に匹敵するほど集まり、特定の分野に特化した生徒の受け皿としての役割が強調されました。 


各高校の選抜方法と検査項目

特色入学者選抜では、各高校が定める「アドミッション・ポリシー」に基づき、最も適当な検査項目を選択して実施します。主な検査項目には、作文、小論文、面接、集団討論、実技テスト、プレゼンテーションなどがあります。例えば、松山南高校では小論文(50分)と面接(5分)が行われ、新居浜東高校では作文(30分)とプレゼンテーション(3分)が実施されます。

また、出願資格としては、スポーツや文化活動での顕著な実績や、生徒会活動、ボランティア活動などが求められる場合があります。具体的には、「愛顔のジュニアアスリート認定者」や「ネクストエイジ育成強化選手」などの認定を受けていることが条件となる場合もあります。


私立高校の動向と特色選抜の影響

県立高校の特色入学者選抜の導入により、私立高校も新たな対応を迫られています。例えば、新田高校では「デジタルチャレンジ入試」を新設し、デジタル人材育成に力を入れています。また、済美高校では、進学実績の強化を図り、多彩な特進コースを設置しています。

このように、私立高校も特色選抜の影響を受けて、独自の特色を打ち出し、生徒の多様なニーズに応えようとしています。


おわりに

特色入学者選抜は、生徒の個性や特技を重視する新しい選抜方法です。受験生は、志望校のアドミッション・ポリシーを十分に理解し、自身の活動実績や意欲を具体的にアピールできるよう準備することが重要です。

また、私立高校も特色選抜の影響を受けて、独自の特色を打ち出しています。受験生は、県立高校だけでなく、私立高校の選択肢も視野に入れ、自身の進路選択を行うことが求められます。

今後、特色入学者選抜が定着することで、生徒一人ひとりの個性や特技がより重視され、多様な才能を持つ生徒が活躍できる教育環境が整備されることが期待されます。

以上となります。

愛媛エリアでは変化は今後も続いていきますが1つでも対応できるように頑張ってきます!​

この記事を書いた人

土居 隆斗 教室長

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