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中学生になると、小学校の頃とは違い、テストや成績が数値としてハッキリ出てきます。
「前より順位が下がった」「平均点に届かない」――そんな結果に、子ども以上に保護者の方が焦りや不安を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
でも、そこで一番大切なのは、「成績が下がった=将来がダメになる」ではない、という視点です。
むしろ今こそ、子どもが自分の学び方や気持ちに向き合うチャンス。
今回は「成績が下がったとき」に、親ができるサポートについてお伝えします。
成績が落ちたとき、まず大事なのは「原因を一緒に探ること」。
たとえば以下のような背景が考えられます
✅学習内容が急に難しくなった(特に中1後半~中2に多い)
✅部活や習い事で時間が取れなくなった
✅勉強のやり方が分からなくなった
✅周囲との比較で自信を失った
✅テスト前だけの“詰め込み”が通用しなくなった
単純に「努力が足りない」と断定せず、子どもが感じている戸惑いや悩みを丁寧に聞くことが、次への一歩になります。
勉強が手につかない背景には、生活リズムの乱れや、見えないストレスが潜んでいることもあります。
以下のチェックポイントを確認してみましょう
✅睡眠時間はしっかり取れているか
✅食事に偏りはないか
✅スマホやゲームの時間が過剰になっていないか
✅リラックスできる時間はあるか
テストの点数に一喜一憂する前に、「日常の土台」が整っているかを見直すことも、実は成績アップの近道です。
いきなり「前の点数に戻そう!」と目標を高くしても、プレッシャーになってしまうだけです。
たとえば
✅苦手な英単語を1日3つ覚える
✅毎日ワークを1ページだけ進める
✅わからなかった問題を先生や親に聞いてみる
こうした小さな行動を「できたね!」と肯定し続けることで、自信を取り戻しやすくなります。
「前より前向きに勉強してるね」と声をかけるのもおすすめです。
「なんでこんな点数なの?」「ちゃんとやってるの?」
つい言いたくなる言葉ですが、子どもをさらに追い詰めることにもなりかねません。
代わりに
✅「何が難しかった?」と“感想”を聞く
✅「どうすればいいと思う?」と“考えるきっかけ”を渡す
✅「一緒に計画立ててみようか」と“伴走”の姿勢を見せる
「点数の上下」に振り回されず、「どう学びに向き合っていくか」を大切にしたいですね。
成績が下がることは、誰にでもあります。
大事なのは、その時に「じゃあ、どうするか?」を一緒に考えてくれる大人の存在です。
家庭の中で「安心して失敗できる」「やり直してもいい」と思える環境があれば、子どもは自らまた学びに向かっていきます。
焦らず、責めず。
“未来の自分”に気づくきっかけとして、親子で歩む時間にしていきましょう。
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