お子様の成績が伸びるかどうかは、親の学歴だけで決まるわけではありません。
もちろん環境の影響はありますが、実際には家庭内でどのような関わり方をしているかの違いが大きいです。
よく見られる傾向を挙げると、次のような違いがあります。
成績が伸びるご家庭
・「今日は何を勉強したの?」「なぜそう考えたの?」と過程に関心を持つ。
・失敗を学びの機会と捉える。
・質問をして子どもに答えを尋ねる。
・毎日決まった時間に少しずつ学ぶ。
・読書や知的な会話が日常にある。親自身も学ぶ姿を見せる。
成績が伸び悩むご家庭
・結果や点数だけを重視する。
・失敗を責める。
・注意が中心。勉強が罰や義務になっている。
・テスト前しか集中して学ばない。
・「勉強しなさい」と言うが親はスマホばかり見ている。
お子様がなかなか勉強しない状況が続き、保護者様がつい感情的になってしまうのは、よく見られる光景です。ですが、対応を間違えると逆効果になってしまいます。ご家庭内でのお子様との関わり方によって、お子様が勉強や学んでいくことへの姿勢に大きな違いが表れます。
ここから先は、「成績が伸びる家庭」に焦点を当てて、観点別に見ていきます。
伸びる家庭では、
「どこが難しかったの?」
「どうやって解いたの?」
と考え方に注目します。
成績が伸びる子どもは、失敗を恐れません。
例えばテストで50点だった場合、
「どこを直せば70点になるかな?」
と改善策を考えます。
学力と語彙力には強い関係があります。
伸びる家庭では、ニュースについて話したり、本の内容について話したりするときに、
「どう思う?」
と意見を聞きます。
知識そのものより、考えて言葉にする経験が学力の土台になります。
次に、勉強することが当たり前の空気があるかどうかです。
例えば伸びる家庭では、
・親自身も読書や学習をしている。
・分からないことを調べる習慣がある。
・資格取得に挑戦する。
など親自身が学ぶ姿勢を示しています。
子どもは親の行動をよく見ています。ですので、親自身が日常から学ぶ姿勢を示すことで、子どもも自然に「学ぶことは当たり前」という感覚を持ちやすくなります。
成績上位層に共通するのは特別な努力よりも「継続」です。
例えば、
・毎日20〜30分勉強する。
・宿題の後に30分間読書をする。
など、小さな習慣が積み重なっています。
また、成績上位の子どもの家庭では親が勉強を教えるのではなく、「学び方を教える」ケースが多くあります。
例えば、計画の立て方、復習の仕方、間違い直しのやり方、分からないときの調べ方などを身につけさせています。
そのため、学年が上がって学習内容が難しくなっても、お子様の自力で伸び続けられます。
成績が伸びる家庭の承認には共通点があります。
それは、結果だけを褒めるのではなく、「努力」「工夫」「成長」を承認することです。
例えばテストで90点を取ったとき、
「すごい!90点取ったね!」
だけではなく、
「毎日復習していたのが結果につながったね。」「計画通りに勉強を続けられたのが良かったね。」
と、成果の原因に注目します。
これにより再現可能な行動が強化されます。
承認は大きな成果が出た時だけではありません。
「漢字ミスが5個から3個になった。」「宿題を言われる前に始めた。」「10分長く集中できた。」
こうした変化を承認します。
「間違えた問題を何度も解き直しできたね。」「前より集中する時間が長くなったね。」「自分から始められたね。」
このような承認は自己効力感を高めます。
伸びる家庭では、兄弟や友達との比較をあまりしません。
「~さんは100点なのに。」「お兄ちゃんはもっとできていた。」
ではなく、
「この前より10点上がったね。」「この単元は前より理解できているね。」
と、本人の成長に焦点を当てます。
お子様も大人と同じです。比べられることで、
「自分はどうせ駄目なんだ。」「勉強に向いてないんだ。」
と自信を失ってしまいます。
他のお子様とではなく、過去のお子様自身と比べて、
「最近は自分から机に向かっているね。」「勉強頑張っているね。」
など、成長の過程を褒めてあげるようにしましょう。
結果が出なくても承認します。例えば、
「初めて手を挙げて発表した。」「難しい問題に取り組んだ。」「苦手科目を避けないで勉強できた。」
といった行動です。
「難しい問題に挑戦したのは価値があるね。」「苦手なのに取り組んだのは立派だね。」
こうした承認は挑戦する力を育てます。
実は、褒めるよりも効果的な場合があります。
「毎日30分続けていたね。」「間違えた問題をやり直していたね。」
と、事実を伝えます。
お子様は、ちゃんと見てもらえていると感じやすくなります。
承認の目的は、子どもを一時的に喜ばせることではなく、「自分は努力や工夫で成長できる」という感覚を育てることです。その感覚を持つ子どもは、長期的に学習を続けやすくなります。
成績が伸びる家庭の共通点を一言で表すと、
勉強そのものを管理するより、学ぶことを前向きに捉えられる環境をつくっている
という点です。
成績について考えるとき、親としてはどうしても「もっと勉強してほしい」「結果を出してほしい」と思いますが、成績が長期的に伸びる子ほど、
・勉強を特別なことではなく日常の一部としている。
・分からないことを恥ずかしがらない。
・自分で考えて行動する習慣がある。
という特徴を持っていることが多いです。
また、親ができることは意外とシンプルで、
・勉強する時間や場所を整える。
・結果だけでなく努力や工夫を認める。
・子どもの話を聞き、失敗を責めない。
・本や知的な話題に触れる機会を作る。
・親も学ぶ姿を見せる。
この5つで大きな効果があります。
子どもの成績はなかなか一直線には伸びません。点数や成績が停滞しているように見えても、学習習慣や理解が積み上がっていることもあります。短期的な点数や成績だけで判断せず、半年から1年単位で見ると変化や成長が見えてきます。
私が中学生の時、5科目の中で特に数学がわからなくて苦労しました。 数学が苦手科目であるまま 高校に進学しましたが、将来の夢を叶えるために数学は絶対に必要な科目でした。 ですので、高校では特に数学の勉強を一生懸命頑張りました。 私は最初から数学が得意だったわけではなくて、後から猛勉強を重ねて数学ができるようになった人間なので、数学をどのように勉強すればできるようになるかを人一倍知っています。 勉強で苦労している皆さん、私と共に頑張りましょう!