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新年度の始まりは、学習習慣を見直す絶好のタイミングです。春の心機一転のエネルギーを活かし、この時期に効果的な勉強ルーティンを確立することで、一年を通じた学習成果に大きな差が生まれます。多くのご家庭では「子どもが勉強に集中できない」「せっかく始めても続かない」という悩みを抱えておられるのではないでしょうか。
学力向上において、「何を学ぶか」と同じくらい重要なのが「どのように学ぶか」です。偏差値の高い学校に通う生徒たちの共通点として、強固な学習習慣が挙げられます。これは決して生まれつきの才能ではなく、適切な環境と方法によって培われるものです。
特に春は、新しい環境や気持ちの切り替わりを利用して、学習習慣を定着させやすい貴重な時期。この機会を逃さず、お子様の学習習慣を一緒に整えていきましょう。
脳科学研究によれば、人間の脳は「予測可能性」を好む傾向があります。毎日同じ時間に同じ行動をとることで、脳はその時間帯になると自然と「学習モード」へとシフトするようになります。これが「ルーティン=学習の習慣化」の科学的根拠です。
実際、アメリカの教育心理学者による調査では、一定のルーティンを持つ学生は、そうでない学生と比較して平均21%高い学習効率を示したという結果も出ています。
勉強の開始時間を毎日同じにすることで、脳がその時間を「集中タイム」と認識するようになります。最初は15分でも構いません。重要なのは「毎日同じ時間に始める」という一貫性です。
実践ポイント:
・朝型の子どもなら朝の時間帯、夜型なら夕方以降など、お子様の生活リズムに合わせて設定しましょう
・学校がある日もない日も、できるだけ開始時間を揃えることが効果的です
・カレンダーやスマホのアラームを活用して、時間を視覚化するのも有効です
集中力のピークは一般的に15〜30分と言われています。長時間の勉強よりも、短い時間を集中して取り組み、適切に休憩を挟む方が効率的です。
実践ポイント:
・25分勉強+5分休憩を繰り返す「ポモドーロ・テクニック」を試してみましょう
・休憩時間には、スマホではなく、軽い体操や水分補給など、脳をリフレッシュさせる活動を
・小学生の場合は15分勉強+3分休憩など、年齢に合わせて調整するとより効果的です
日々の目標と達成状況を可視化することで、モチベーションの維持と自己効力感の向上につながります。小さな成功体験の積み重ねが、学習への前向きな姿勢を育みます。
実践ポイント:
・学習用の専用ノートやカレンダーを用意し、日々の目標と実績を記録する
・「漢字10個覚える」など、具体的で達成可能な目標を設定する
・一週間ごとに振り返りの時間を設け、成長を実感できるようにする
物理的な環境も集中力に大きく影響します。不要な刺激を減らし、学習に適した環境を整えることで、自然と集中できる状態を作り出せます。
実践ポイント:
・スマホやゲーム機など、気が散る原因となるものを視界の外に置く
・適切な照明、整理された机、必要な文房具の準備など、基本的な環境を整える
・家族で「静かな時間」を共有するなど、家庭全体でサポートする雰囲気を作る
効果的な学習サイクルを構築することで、知識の定着率が大幅に向上します。特に「予習」は、授業への理解度を高める重要な要素です。
実践ポイント:
・授業前に5分でも教科書に目を通す習慣をつける
・授業当日の夜に10分程度の復習時間を設ける
・週末にはその週の総復習を行う時間を確保する
中学2年生のAくんは、春の時点では集中力が続かず、1日30分の勉強も苦手意識がありました。宿題もギリギリまで先延ばしにする傾向があり、ご両親も心配されていました。
しかし5-Daysに通い始め、「決まった時間に通う」「学習記録をアプリで確認」「週ごとの目標を講師と一緒に設定」などのサポートを受けた結果、大きな変化が生まれました。
1ヶ月目: 塾での学習時間が徐々に延び、45分集中できるようになる
2ヶ月目: 自宅でも「塾と同じ時間帯」に学習机に向かう習慣が身につく
3ヶ月目: 1日90分以上の自主学習をこなせるようになり、テスト前は自ら計画を立てて勉強するように
Aくんが語った印象的な言葉は、「勉強が"やるべきこと"から"やりたいこと"に変わった」というもの。定期テストの点数も平均15点アップし、特に英語では学年トップ10に入るまでになりました。
習慣の力は、想像以上に大きいのです。
春のスタートダッシュを成功させるには、まず小さな行動から始めましょう。無理な計画は続きません。以下の3つのステップから始めてみてください。
1. 朝か夜のどちらかに「勉強タイム」を固定する
お子様と相談し、毎日続けられる時間帯を決めましょう。最初は15分でも構いません。
2. 今日の目標を1つだけ紙に書いて始める
「英単語を5つ覚える」など、小さくても達成感を得られる目標を設定します。
3. 1週間ごとに、どこがうまくいったか振り返る
失敗ではなく成功に注目し、お子様の頑張りを具体的に褒めて、認めてあげることが大切です。
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株式会社5コーポレーション代表取締役社長。広島市東区出身。広島市立基町高等学校、立命館大学文学部卒業。大学在学中から、家庭教師派遣・個別指導塾の運営スタッフとして働き、卒業後はそのまま就職。20代半ばで独立し、福岡で家庭教師派遣の会社を共同設立する。2008年、広島市安佐南区に週5日定額で通塾できる毎日個別塾5-Daysを新規開校。以降、広島・福岡を中心に教室数を拡大。2010年、株式会社5コーポレーションを設立。2020年現在、関東から九州エリアまで、FCを含む約150校を運営している。また、教育DXヤルキプラス®︎、小学生プログラミング教室QUREO、個別指導型英語教室Leptonなどの教育関連事業も展開中。