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2025.05.20

最新のスポーツ科学を実践しよう

私は図書館や本屋に行くことが多いのですが、先日たまたま「最新のスポーツ科学で強くなる(著者:後藤一成)」という本を見つけたので、紹介させてください。

部活をやっているお子さん・部活を指導されている先生に是非読んでもらいたい1冊です!

 

★最強のトレーニング方法とは「計画的な休養」だった

時代の流れもあって、最近では学校の部活動は毎週2日(土日のどちらかと平日1日が多いですね)は活動をしない日を設けるようになってきました。

しかし、一部の部活動は今でも毎日練習を計画している先生や土日に練習試合を詰め込んで休みがほとんどないといった部活動も耳にします。

最新の研究では強度の高い練習を行った場合、体内にエネルギー源(グリコーゲン)が十分に戻るのに24時間かかることが分かってきたそうです。

 

つまり土日練習試合を埋めてしまうスケジュールでは2日目の試合は十分に回復しないまま試合を行っていることになります。

また朝練が常態化している部活動も疲労が蓄積している可能性があるということですね。

一方、高い強度の運動(試合や朝練+夕練のように丸1日動く活動)の後に1日休養を入れた場合、毎日練習する場合より持久力や筋力の増加が見られたとのことです。

最新のスポーツ科学を実践するのであれば、休養日をしっかり設け、休養日の前日は練習試合や朝練の導入を組み込むと効率よくレベルがあげられるようです。

 

★午前中から最高のパフォーマンスを出すためには?

5月、6月になると中3生は最後の大会に向けて、練習量も増やして最後の調整を行っていると思います。

大会で今までやってきたことを出し切るための方法も研究が進んでいるようです。

私が学生だったときは「大会の前日だけ練習量を減らす」が主流だったようです。

 

しかしスポーツ科学によると1週間ぐらい前からが練習量を徐々に減らしていくことで当日のパフォーマンスが向上すると結果が出ていました。

この事前調整のことを”テーパリング”と言うそうです。先日友人がマラソン大会に参加するために準備をしている話をしてくれた時もこのテーパリングの話が出てきました。

マラソンも非常に強度の高い運動です。話をしてくれた友人は2週間前までは本番同様のハーフマラソンを走っていたのですが、レースの2週間前から20キロ→15キロ→10キロと

距離を減らして調整していたとのことでした。競技によって情報の普及度合が違いそうですね。

 

また、午前中から高いパフォーマンスを出すためには体内の体温が高いことが重要とのことです。

試合前にフォーミングアップを行い体を温めることは化学的にも合理性があったわけです。

そしてもう一つ重要なことが「朝食を取ること」だそうです。特に炭水化物をしっかりとると、体温上昇につながるようです。

これって受験でも言えそうですね。普段朝ご飯を食べずに学校へ行っている方は1週間前から体を慣らせると良いそうですので、こちらはスポーツ・勉強両方で実践したいところです。

 

★できることから実践してみよう!

他にも使えそうな話はたくさんありました。もし興味があれば是非本を取って本文を読んでみてもらいたいです(図書館でも置いてありました)。

部活動は生徒たちの自主性を発揮する場でもあります。一つでも実践できそうなことがあれば普段の部活動に取り入れてみてください。

この記事を書いた人

水野敏幸

興味分野は農業と教育分野。日ごろから図書館や本屋さんで興味分野の専門書を読み漁り(おもに立ち読み)。また土日に畑を借りて栽培の実践をしたり、社会人バスケで今回読んだスポーツ科学を実践しています。授業では仕入れた最新情報を元に雑談を入れ込み、生徒たちの「へ~」を引き出す授業を展開しております。学校の勉強だけでは面白くない。なぜ勉強するのか気になって勉強が進まないと感じていえる子がいましたら、まずは体験授業を受けに来てください。

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