皆さん、こんにちは!
いきなりですが、定期テスト対策はどんなことをしていますか?
英単語を読んで、発音(発声)して、書いて覚える。もらったプリントを見直す。とにかく計算問題を解く。色々定期テストに向けて準備をしていると思います。
皆さんはこのように考えたことはありませんか?
『テスト前はやらなければいけないことが多い』
定期テスト(中学生)は基本的に主要5科目は必ずテストがあります。言い換えれば、最低5科目分のテスト対策をしなければいけないということです。さらに科目よっては1科目の中で複数分野のテストが出題されることもあり、同じ科目内でも別々のテスト対策をしていく可能性もあります。
テスト対策は学習することすべてが正解でもあり、すべて不正解でもあります。テストに向けて学習しているため無駄になることはありませんが、必要以上の労力をかけてしまっては本末転倒です。科目が多くなるからこそ、何を学習していくのかを明確にして対策に臨んでいく必要があります。どの科目に重点を置くのか、いつ何をするのか計画立てて進めることが望ましいです。
やることが多いため効率性はテスト対策を実施していくための大切なファクターになります!
まず皆さんにおこなっていただきたいことは「テスト日程を知る」ということです。いつテストがあるのかを知ることでテスト日から逆算した動きが取りやすくなります。
*テスト日程は年間予定で確認しよう!
テスト日程が判明したら、予定を逆算して計画立てをおこなっていきます。
まずは簡単なものでかまいません。それぞれの科目の計画を立ててみましょう!
例)11月15日~17日が定期テストの場合
11月8日まで:提出物・課題を終わらせる
10月27日から:定期テスト勉強開始
10月1日~24日:定期テスト範囲(予習)を終わらせる
▢年間予定表の用意ができていますか?
▢自分の定期テストの日程を把握できていますか?
5-Daysでは生徒の計画性を高めるために生徒一人ひとりに対してカウンセリングをおこなっています。
カウンセリングを通じて、生徒のテスト対策計画を一緒に立て、いつ、どのように、何を実施していくかを話し合います。この内容は生徒一人ひとり異なるため、学習量も学習時間も異なります。
また、このカウンセリングシートを使い、生徒の目標や約束事を明確にすることで、ただテスト勉強をするのではなく、目標をもって、目標を達成するために自分自身が何をしていくのかを考えさせ、実行していきます。
▢テスト勉強をする前に目標設定をしていますか?
定期テスト対策は何をするのが一番いいのでしょうか?
一番最初のところでも記載しましたが、対策はどんなことをやっても正解であり、不正解になります。ここでは必ず取り組んでほしいことを記載します。
国語は3つの取り組みをおこなってください。
①漢字練習(読み・書き)
②文法
③物語・論説の補足事項
①の漢字は学校によって出題のされ方は異なりますが、基本的に範囲が示され、その範囲内の漢字のみテストに出題されます。そのため出題範囲の漢字の読み書きを3周以上おこなうことが大切です。
②文法はテスト範囲が出た段階で取り組みましょう。学校の授業が終わった後に実施しても問題ないですが、どの文法が出題されるか分からないため、明確に示された後に練習する方法がおすすめです。
練習するには授業で使ったプリントや問題で練習することが大切です。
答えを覚えるのではなく、どうしてその答えになるのか説明できるようにしましょう。
③物語・論説には筆者やその作品に関する情報が複数あります。その情報も必ず覚えましょう。
例)作者の氏名、その作者の別作品、作品の時代背景など
おこなうことはただ一つ!学校ワークを複数回解く!!
数学は学校ワークの問題集を基本として問題を解くことをおすすめします。
テストでは同じ問題は出題されませんが、同じ解き方をする問題が多数出題されます。学校ワークを通じて解き方を身に付けてもらうことが大切です。
日野第四中3・中2は注意が必要!
第四中は全学年の復習問題が出題されます。範囲は毎回指定はなく、とにかく全学年までの範囲として出題されます。
復習の点数配分は非常に多く2割~4割(20点~40点)分出題されます。
現行学年のテスト勉強だけしていれば点数が取れるというわけではないため、数学の学習時間はあらかじめ多めに取ることをおすすめします。
日野第四中1生はここに注意!
今年度は基本形が7割~8割、応用系が残り2割~3割という形でテスト問題が構成されています。その中でも必ず考えて答えを求めさせる思考問題が出題されます。思考問題では通常の問題とは異なり、式をつくらずに答えを絵に書き、それを説明する形で解答する特殊なものがあります。
一応学校の授業でも触れるので、その内容をしっかり確認する必要があります。
英語は3つのことに取り組んでください。
①単語練習
②穴埋め問題
③並び替え問題
①単語練習は第1段階としてテスト範囲(教科書単語)を練習しましょう。
第2段階として学校ワーク内で実際に単語を書けるか、読めるか、意味が分かるかを確認して、分からないものをピックアップしましょう。
第3段階として分からなかったものを覚え直しましょう。
②と③ この地域の英語のテストは穴埋め問題、並び替え問題が必ず出題されます(この後変わる可能性もあるので注意しましょう)。平均して各5問以上ずつ出題されます。配点は1点~2点であるため多ければ合わせて20点分出題されることになります。
①で練習した単語や熟語の理解が必須なので、優先的に①を練習しましょう!
①用語を暗記しよう!
②学校ワークを周回する!
理科のテスト範囲は複数分野にまたぐ場合や一つの分野すべてとなることが多いため、基本的にテスト範囲が広くなりやすいです。限られた時間内で学習していくためには計画性をもって取り組んでいく必要があります。
最初は用語の暗記をしましょう。
近年テスト内容が変わってきてはいますが、まだまだ暗記要素が強い科目です。
約8割が用語を答える、その内容を問われる問題ばかりです。
理想としては用語を覚えると同時にその用語を説明できるようになれば完璧です!
理科は授業内でプリントを配られる場合があります。それほど多いとは言えませんが配られたプリントは必ず確認して用語、内容を覚えるようにしましょう。
特に授業で実験をおこなう場合は実験に関するプリントが配られやすいので、忘れずに覚えるようにしましょう!
理科に関しては英語や数学とは異なり、学校の授業内で問題を解くということがあまりありません。そのため、どのような問題が出題されるか分かりにくい部分があります。そこで、学校ワークを解くことで、問題慣れをすると同時にどのような問題が出題され、どんなことを問われるのかを確認しながら進めてほしいと思います。解くことも大切ですが、実際に解いていく中で類似問題も多く出題されます。そのときに「内容が似ているので、こんな考え方が使えるかもしれない」など応用的な考え方につながっていくこともあります。解くだけではなく、問題内容も意識しておくと、次につながりやすいです。
学校ワークは周回しましょう!
理科は範囲が広くなりやすいので、一度問題を解いただけでは知識として身に付けることが難しいです。
実際に1学期中間テストでは学校ワークを3周以上した生徒は高得点を取ることができましたが、1学期期末テストでは範囲が重なっている部分も多かったにもかかわらず、学校ワークを1周しかできず、大幅に得点を下げることになりました。
同様に期末テストで学校ワークを3周以上した生徒と3周未満の生徒では得点に大きく差が生じました。
このことからも学校ワークの重要性が分かります。問題に触れることが少ない理科にとって実践練習ができる学校ワークはとても大切な教材になります。
このことを理解して取り組む必要があります!
実験問題は要注意!!
学校授業で実験をおこなったもの、レポートを作成したものなどは定期テストに出題がされやすいです。しかし、実際に実験をおこなっていないものでも学校ワークや教科書などで描かれているもの、出題されているものも定期テストに出題されることがあります。
「実際に実験をやっていないから大丈夫」ではなく、実験をやっていないものこそ、中心的に取り組んで理解を深めましょう!
①授業で使うプリントを覚えよう!
②学校ワークを周回しましょう!
理科同様に社会も基本は暗記が中心です。問題の形は多少変化しましたが、まだまだ用語や用語に関する内容が問われることが多いです。まずは用語を覚えることが高得点の秘訣です。覚えれば覚えただけ点数アップにつながる可能性が高くなります!
学年や担当する先生によって異なりますが、基本はプリントを使った授業が多くなっています。そのため、「プリント=定期テストに必要な用語」となるため、プリント学習に重きを置くことになります。
まずはプリントが配られている場合はプリント内容を覚えましょう。プリントは先生が単元に合わせてカスタマイズしたものです。プリントに記載されている用語はテストで出題される可能性が高いです。
学校でもらうプリントと同じぐらい大切なものが学校ワークです。
これも理科と同じように学校の授業内であまり問題を解くことがありません。
*学校でもらっているプリントが問題形式になっていることもある
学校ワークを使って問題になれることが必要です。
社会も理科と同じようにテスト範囲が広くなる傾向があります。特に授業を並行している学校は地理・歴史、歴史・公民というように2つの分野が同時にテストに出題されることもあります。
社会も理科と同じように学校ワークを周回する必要があります。プリントで覚えた用語が学校ワーク内の問題で答えられるようになればOKです。
反復学習は、1周目で「練習」、2周目で「内容理解と知識定着」、3周目で「確認作業」という段階を踏むことで、効率的に定着を図ります。知識定着のために3周以上の解き直しを目標に取り組んでください。
社会は用語だけでなく地図問題が多く出題されます。これは地理問題問わず、全分野共通しています。特に地理・歴史は多く出題されるので、用語と合わせて地図系問題にも対応できるようにしましょう。
問題の中身として一番多いものは場所を問われるものです。
例)歴史:天下の台所と呼ばれた場所を地図の中から記号で答えなさい
日野第四中2生は要注意!!
プリントと合わせて教科書も使います。教科書は重要な箇所に線を引くため、プリント内容だけでなく、教科書の線を引いた部分も覚える必要があります。実際に線を引いた部分が多く出題されるもあります。
①テスト日程を確認する
②テスト日から逆算して学習計画を立てる・目標を立てる
③各科目に応じた学習をしよう
まずは何でも学習するのではなく計画した中で取捨選択をして限られた時間をうまく使いましょう。
学校ワークを有効活用しましょう!!
1周目で「練習」、2周目で「内容理解と知識定着」、3周目で「確認作業」という段階を踏むことで内容定着ができます。基本は3周以上することを目標に取り組みましょう。
学校ワークは身近にある優良な問題集です。特に理社は学校内では取り組む問題数はほかの科目に比べると少ないので、学校ワークの問題で問題慣れをしましょう。取り組めば取り組むほど点数アップにつながります。
▢テスト日程を把握した!
▢計画を立てた!
▢目標を決めた!(点数・学習科目など)
▢学校ワークを3周する予定!
▢各科目の優先順位は決めた!
お子様・保護者様、お一人おひとり、それぞれ状況やお悩み、課題・目標は異なります。丁寧にお話をお伺し、お一人おひとりにあわせたオーダーメイドのカリキュラムのご提案しています。目標に向かい計画を立て実行することで、勉強を通して自分に自信がつくとともに、お子様の成長を実感いただけると思います。 実際に、入塾1ヶ月で英語20点アップや数学40点アップ、学校のテストで100点をとった!、など、うれしいご報告たくさんいただいています! 一緒に頑張りましょう!!