みなさん、こんにちは!今回は、福岡県の公立高校の入試に関して、お伝えしていきます。
現在、中3の受験生だけでなく、中1・中2の方を始め、将来的に高校入試を受験される方に、
ぜひ読んでいただけると幸いです。
原則として、福岡県の県立高校普通科(一般コース)の通学区域は、13の学区に分かれており、
住んでいる場所によって受験できる高校が制限されています。
(総合学科や職業系・専門系の学科などは、県内全域から通学できます。)
【調査書】(いわゆる内申点)
第三学年における9教科の評定(5段階)の合計の順位
※一部の教科を加算評価する学科やコースがあります。
【学力検査】
5教科 各60点満点の合計の順位
※一部の教科を加算評価、または追加問題の特典加算する学科やコースがあります。
どちらも評価対象となります。本番の学力検査の点数が良くても、調査書(内申点)が基準に達していないと
不合格になる可能性があります。
【特色化選抜入試】
推薦入試との違いは自己推薦型になるため、中学校からの推薦書がいりません。
中学校内で、選抜がない為、高校側が課す一定の基準を満たしていれば誰でも受験することが可能です。
試験内容は、基本的には「面接(全員実施)」「作文or実技(一部の学校で実施)」です。
「福岡県の特色化選抜とは?1学期から始める対策と準備ポイント」という記事に、より詳細の内容が
記載されていますので、ぜひそちらもご覧ください!
【推薦入試】
いくつかの条件(志望理由が明確、適正や興味関心がある、合格したら入学する意志が確実である等)を満たし、
中学校の校長の推薦を受けた生徒が受験します。
試験内容は、「面接(全員実施)」「作文or実技(一部の学校で実施)」です。
上記試験の結果と調査書などを総合し、合格が決まります。
【一般入試】
福岡県下一斉に、同じ問題で実施される試験です。
試験時間は、英語以外が各50分、英語はリスニングテストを含めて55分です。各教科60点、合計300点満点です。
福岡県では、2016年度入試より、思考力・判断力・表現力等を問う問題および言語活動(いわゆる記述)を重視した問題を充実させるため、問題内容の改善を図っています。
2018年度入試より、その問題内容をより一層充実させることを発表しており、特にリスニングテストの配点が20点となります。
【国語(大問構成:4問)】
①説明文②古典③物語文(随筆)④課題作文
【数学(大問構成:6問)】
①小問集合②方程式③規則性or資料整理or文字式の説明④関数⑤平面図形⑥空間図形
【理科(大問構成:8問)】
①②生物③④化学⑤⑥地学⑦⑧物理
【社会(大問構成:6問)】
①②歴史③日本地理④世界地理⑤公民⑥総合問題
【英語(大問構成:5問)】
①リスニング②会話文(選択)③会話文(読解)④長文読解⑤課題英作文(35~40語以上)
すでに日程が公開されましたので、中3の方はぜひ確認していきましょう!
・推薦入試、特色化選抜入試→ 実施日:2/3(火)・2/4(水) 合格(内定)発表日:2/9(月)
・一般入試→ 実施日:3/10(火) 合格発表日:3/19(木)
受験する高校や入試方法を決めていき、実施日に向けて受験対策をしていこう!
・大まかな流れ
6月 定期テスト対策
7月・8月 夏休みの課題、中1・中2の総復習
9月~11月 定期テスト対策と実力テスト対策の両立
12月以降 過去問を解く、苦手分野の復習、必要に応じて面接対策など
まず11月までの学校がある期間は、定期テストや内申点を意識して、中3で習っている内容をメインに勉強していきましょう。中3で習う内容は、中1・中2の内容からつながっていることも多いので、戻って復習することも大切です!
夏休みは学校の授業がストップする期間になりますので、中1・中2の復習を夏休みの課題を中心に集中的に取り組みましょう。
12月以降は、入試に向けて実践的な演習(過去問など)を積み重ねていきつつ、苦手な単元をワークなどで復習すると
効率よく対策ができると思います。
志望校をどうするか、悩んでいる方も多いと思います。今の時期(5月や6月)は、選択肢を広げられる可能性も多いので、まずは目の前のテストや課題などを真剣取り組んでいきましょう!
志望校が決まっている方は、志望校のレベルや必要な点数も確認していき、目標に向けて計画を立てて取り組んでいきましょう!
福岡県の教室で教室長をしています!これまで多くの生徒の志望校合格や目標達成に向けてサポートをしてきました!福岡県には魅力的な高校がたくさんありますので、ブログを通してたくさん紹介していきます!ぜひこのブログで、多くの高校情報を知るきっかけになれば嬉しいです!
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。