「英語って、何のために勉強するの?」
子どもたちや保護者の方から、こんな質問を受けることがあります。
「受験のためでしょ」「テストで点を取るため」というのも、一つの答えかもしれません。
でも、英語というのは、本来“言葉”であり、テストや成績のためだけに学ぶものではありません。
むしろ、これからの時代、英語は“未来を広げる道具”としての役割がますます大きくなっていきます。
今回は、英語がどんなふうに使えるのか、なぜ今のうちから身につけておくべきなのかを、受験を離れて一緒に考えてみましょう。
昔は、英語を使う仕事といえば「通訳」や「外資系企業の社員」など、限られた職種の人たちにしか必要のないスキルと思われていました。
しかし今では、IT企業、観光、医療、研究、エンタメ、教育、農業にいたるまで、あらゆる業界で英語を使う場面が当たり前になってきています。
例えば
✅日本に来る外国人観光客に道を教える
✅海外の資料を調べて仕事に役立てる
✅外国の友達とオンラインで会話を楽しむ
✅YouTubeや映画などを翻訳なしで楽しむ
しかも、それらは「すごく英語が得意」でなくても、「読める・聞ける・ある程度話せる」だけで十分役に立つケースが多いのです。
つまり、英語は「すごい人が使う特別なスキル」ではなく、日常的に“使えるとお得な道具”に変わりつつあるのです。
現代は、グローバル化とデジタル化が同時に進む時代。
Zoomやチャットアプリ、AI翻訳などの技術が進んでも、「人と人とのやりとり」においては、言葉を知っているかどうかで大きな差が出ます。
たとえば
✅留学や海外研修での経験を活かした進路選択
✅世界中の人とコラボするオンラインプロジェクト
✅海外の大学進学、インターンシップ
✅外国人とチームで働く国内企業の業務
どの場面でも、英語ができることで「行ける場所」「出会える人」「選べる未来」が増えるのです。
逆に、英語がまったくできないと、選択肢が知らないうちに減ってしまうこともあります。
「じゃあ、今から何をすればいいの?」
テスト勉強とは違って、英語に親しむ方法は自由でたくさんあります。ここでは、日常で無理なくできることを3つご紹介します。
子どもが興味を持っているジャンル(ゲーム・音楽・映画・スポーツなど)を英語で楽しむのは、自然な学びの入り口になります。
✅YouTubeで海外の実況動画を見る
✅好きな映画を英語音声+字幕で観る
✅英語の曲を口ずさんでみる
「勉強しなきゃ」ではなく、「面白いからやってみる」という感覚が、英語を“自分のもの”にする第一歩です。
英語を使うのに、完璧さは必要ありません。短くても、自分の言葉で伝えようとすることが大切です。
✅英語でひとこと日記を書く
✅SNSやアプリで海外の人とメッセージ交換
✅英語の自己紹介を練習してみる
“使ってみる体験”が、「学んだことをどう使えるか」を実感させてくれます。
文法や単語も、「なぜこう言うのか」「どう違うのか」を知ると、単なる暗記ではなく、言葉としての理解が深まります。
✅「What's up?」ってどういう意味?
✅「I have been to〜」と「I went to〜」はどう違うの?
✅「thank you」と「thanks」は何が違う?
こうした疑問に目を向ける習慣は、言語を深く理解する力につながります。
英語は、覚えることも多くて、ときには難しく感じるかもしれません。でも、使えるようになると、それ以上に“世界が広がる”楽しさがあります。
✅外国の友達と話せた
✅海外の情報をいち早く読めた
✅通訳なしで旅行ができた
そんな経験は、大人になっても一生モノの宝になります。
そして子どもたちが将来、どんな道に進んでも、「英語ができるとラクになる」「世界とつながれる」というのは、確実に大きな武器になります。
「英語は、受験のための勉強じゃない」
これは決して“テストを軽視しよう”という意味ではありません。
むしろ、「テストの先にある未来」のことを知っていれば、勉強にもきっと前向きになれるはずです。
塾では、英語の点数を上げることはもちろん、「言葉として使える英語」「将来に活きる英語」を目指した指導を行っています。
英語は、世界をひらく“鍵”です。
テストの枠を超えた、その面白さや可能性を、ぜひ一緒に広げていきましょう。
毎日個別塾5-Days皆実町教室教室長。皆さんが望んだ将来に向けて歩めるように、日々その手助けをさせていただいております。学校の復習から受験に向けた対策、将来の相談など小さなことから大きなことまで、何でも共有出来るような教室を目指しています。この場でも皆さまの手助けになれるよう、様々な情報を発信できればと思います。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。