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夏休みが終わると、中学生の生活は一気に忙しくなります。授業に加えて、体育祭や文化祭、合唱コンクールなどの学校行事があり、部活動や定期テストも重なります。「勉強しなければいけないのは分かっているけれど、帰宅すると疲れてしまう」「行事の準備で勉強する時間がなくなってしまう」という悩みも出てきやすい時期です。
そんな2学期の学習を考えるうえで、ぜひ一度見直してほしいのが生活習慣です。

今回のグラフは、睡眠時間と学力の関係を表したものです。学力帯は1が最も学力が高く、7に近づくほど学力が低いグループとなっています。グラフを見ると、学力上位の学力帯では比較的長い睡眠時間を取っている生徒が多く、学力帯が低くなるにつれて6時間以下の睡眠時間の割合が増える傾向が見られます。
もちろん、このグラフだけから「睡眠時間を長くすれば学力が上がる」と断定することはできません。学力には授業の理解度、家庭学習、学習習慣、本人の意欲など、さまざまな要素が関係しています。
ただし、「勉強時間を増やすために睡眠時間を削る」という生活が、本当に効率のよい学習につながるのかを考える材料にはなります。特に忙しい2学期だからこそ、勉強時間だけではなく、睡眠を含めた生活全体を整えていくことが大切です。
夏休みは学校がないため、午前中や午後にまとまった学習時間を確保しやすい時期です。しかし2学期は、学校の授業や部活動、行事などがあるため、毎日同じように勉強できるとは限りません。
そこで、2学期は「毎日2時間勉強する」といった一律の目標だけではなく、その日の予定に合わせて学習量を調整することが重要です。
例えば、普段の日は数学と英語をしっかり勉強し、行事で帰宅が遅くなった日は英単語や漢字を10分だけ確認する、といった方法です。忙しい日に無理をする必要はありません。しかし、「忙しいから今日は何もしない」とするのではなく、短時間でも学習を続けることで、習慣を途切れさせないことができます。
行事が多い2学期には、あらかじめ「どんなに忙しくてもこれだけはやる」という最低ラインを決めておくのがおすすめです。
英単語を10個覚える、漢字を少し練習する、数学の計算問題を数問解く、学校の宿題だけは終わらせるなど、短時間でできる内容で構いません。
大切なのは、毎日同じ量をこなすことではなく、学習を継続することです。時間に余裕がある日は多めに勉強し、忙しい日は最低限にする。このメリハリが、行事の多い2学期には向いています。
テスト前になると、夜遅くまで机に向かう生徒もいます。しかし、睡眠時間を削って勉強時間を増やすと、翌日の学校生活に影響する可能性があります。
睡眠が短くなれば、朝起きるのがつらくなったり、学校の授業中に眠くなったりすることがあります。さらに、学校から帰った後も疲れが残っていれば、家庭学習に集中しにくくなるかもしれません。
「勉強時間が足りないから夜更かしする」という方法ではなく、「必要な睡眠時間を確保したうえで、どうやって勉強時間を作るか」を考えてみましょう。
睡眠時間を確保するためには、寝る時間を遅らせないことが基本です。そのためには、勉強を始める時間を早める必要があります。
帰宅後に休憩する場合も、「少し休んでから」ではなく「30分休んだら宿題を始める」のように、時間を決めておきましょう。夕食前に英単語、夕食後に数学というように、生活の中に学習時間を組み込むのも効果的です。
「あとでやろう」と考えているうちに時間がなくなることを防ぎ、早めに勉強を始めることで、夜遅くまで勉強する必要を減らしていきましょう。
体育祭の練習や文化祭の準備、部活動の大会などがあった日は、普段より疲れているのが当然です。そうした日に普段と同じ学習量をこなそうとすると、勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。
行事がある日は、暗記や復習など短時間でできる学習を中心にするのも一つの方法です。
そして、行事がない日や時間に余裕がある日に、数学の問題演習など時間のかかる学習を行います。その日の状況に合わせて学習内容を変えることで、無理なく継続できます。
2学期は行事が終わったと思ったら、すぐに定期テストがやってくることもあります。そのため、テスト範囲が発表されてから一気に勉強するのではなく、普段から少しずつ復習しておくことが重要です。
授業で習った英単語をその日のうちに確認する、数学の間違えた問題を解き直す、漢字や理科・社会の重要語句を少しずつ覚えるなど、短時間の学習を積み重ねておけば、テスト前の負担を減らせます。
生活習慣を考えるとき、スマートフォンやゲームの時間も確認してみましょう。「少しだけ」のつもりが30分、1時間と長くなってしまえば、その分だけ勉強や睡眠に使える時間は減ってしまいます。
特に、寝る直前までスマートフォンを使っている場合は、就寝時間が遅くなっていないか確認してみましょう。生活習慣を整えるためには、何時に寝るかだけでなく、寝る前に何をしているかにも目を向ける必要があります。
すべて禁止する必要はありませんが、「宿題が終わるまでは使わない」「夜は決めた時間までにする」など、家庭でルールを決めておくことが大切です。
お子さまの成績が下がったとき、「もっと勉強しなさい」と声をかけることはあると思います。しかし、その前に睡眠や生活リズムを確認してみることも大切です。
最近何時に寝ているのか、朝はきちんと起きられているのか、学校から帰ってから何をしているのか。こうしたことを確認すると、勉強時間以外の改善点が見えてくる場合があります。
「今日は何時間勉強した?」だけではなく、「最近ちゃんと眠れている?」と聞いてみることも、学習を支える一つの方法です。
2学期のスタート時には、起床、学校、部活動、帰宅、夕食、勉強、スマートフォン、就寝という一日の流れを書き出してみるのもおすすめです。
そうすると、「勉強時間がない」のではなく、「勉強を始めるまでに時間を使いすぎている」「寝る前の時間が長くなっている」といったことに気づけるかもしれません。
時間を増やすのではなく、まず使い方を見直す。これが忙しい2学期の学習には重要です。
今回のグラフでは、学力上位の学力帯ほど比較的長い睡眠時間を取っている生徒が多く、学力帯が低くなるにつれて6時間以下の睡眠時間の割合が増える傾向が見られます。
このデータだけで睡眠と学力の因果関係を決めることはできません。しかし、少なくとも「睡眠を削って勉強時間を増やす」という方法だけに頼るのではなく、生活全体を整えながら学習することの大切さを考えるきっかけにはなります。
2学期は、行事も部活動も勉強も大切な時期です。だからこそ、すべてを一度に完璧にしようとするのではなく、普段の日はしっかり勉強し、忙しい日は最低限の学習を続ける。そして、夜更かしを避けて必要な睡眠時間を確保する。この積み重ねを大切にしましょう。
秦野市鶴巻南で学習塾をお探しのご家庭にとって、塾選びで大切なのは「どれだけ授業をするか」だけではありません。
学校生活や部活動、行事などがある中で、どのように学習時間を作り、どのように学習を継続していくのかを考えることも重要です。
5-Days鶴巻校でも、生徒一人ひとりの学校生活や学習状況を考えながら、無理なく続けられる学習習慣づくりを大切にしています。
2学期を「行事が多くて勉強できなかった学期」にするのではなく、「忙しい中でも学習習慣を続けられた学期」にするために、まずは生活リズムを見直してみましょう。
勉強時間を増やす前に、睡眠時間を確保する。寝る時間を遅くする前に、勉強を始める時間を早くする。毎日完璧に勉強するのではなく、忙しい日でも少しだけ続ける。
こうした小さな工夫が、行事の多い2学期の学習を支える大きな力になります。
毎日個別塾5-Days鶴巻校教室長。生徒一人ひとりに寄り添った指導で、やる気を育み「成績アップ」「志望校合格」を全力でサポートしています。また、現場で培ったリアルな受験情報をもとに、保護者の皆さまに役立つ情報をわかりやすくお届けすることを大切にしています。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。