「家でまったく勉強しないんです」
これは、保護者の方からよく聞く悩みの一つです。
宿題も言われないと手をつけず、自主学習に取り組む様子も見られない。
注意したり促したりしても、なかなか状況は変わらない。こうしたケースは決して珍しくありません。
ですが、「親の声のかけ方」に少し工夫を加えることで、子どもが自分から机に向かうようになったという事例もあります。
勉強しない子どもに対しては、つい厳しい言葉をかけてしまいがちです。
たとえば
「早くやりなさい」
「また忘れてるの?」
「このままだと将来困るよ」
といった言葉は、良かれと思ってかけている場合でも、子どもにとっては“責められている”ように聞こえることがあります。
このような言葉を繰り返していると、子どもは勉強そのものに対してもネガティブな印象を持ちやすくなります。
勉強に向かう気持ちを引き出すには、日常の声かけを少し変えてみることが有効です。以下のような言葉が参考になります。
✅「今日は何時ごろから始める?」
→子どもに選ばせることで、自分で決める意識を育てます。
✅「終わったら教えてくれる?ちょっと見せてね」
→チェックではなく、“見守っている”というスタンスを伝える言葉です。
✅「今日は算数を集中して頑張ってたね」
→抽象的な褒め言葉よりも、行動を具体的に評価すると伝わりやすくなります。
子どもは「やらなければいけない」と感じたときよりも、「見てくれている」「認められている」と感じたときの方が、自然と行動に移しやすくなります。
たとえば
「集中できない日もあるよね。お母さんもそうだったよ」
「ちょっとずつでいいから、やっていこう」
といった、共感を含んだ声かけは、子どもに安心感を与えます。
また、できなかったことよりも、できたことに注目し、次の行動へつなげていく関わり方が効果的です。
子どもが家で勉強しない理由は、「やる気がない」からとは限りません。
外からの指示よりも、内側からの「やってみよう」という気持ちが生まれたとき、勉強に対する姿勢は変化します。
その気持ちを引き出すには、親の声かけや接し方が大きな役割を果たします。
まずは言葉のかけ方を少し見直してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
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