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中学生・高校生の毎日は、まさに時間との戦いですね。朝から晩まで授業に追われ、放課後は部活動、帰宅後は宿題や予習復習、さらには友人関係や家族との時間も大切にしたい。特に、部活動に情熱を注いでいる生徒ほど「勉強との両立が難しい」「24時間では足りない」と感じているのではないでしょうか。
実は、部活と勉強を高いレベルで両立させるために必要なのは、単なる「頑張る精神」ではなく、「戦略的な時間の使い方」なのです。効率的な時間管理と適切な学習法を身につければ、どちらも妥協せずに結果を出すことが可能です。
この記事では、現役の部活生たちが実践している具体的な時間管理テクニックと、毎日個別塾5-Daysのフレキシブルなシステムを活用した両立のヒントをご紹介します。
「部活が忙しくて勉強時間が取れない」という声をよく耳にします。しかし、まずは自分の1日のスケジュールを客観的に「見える化」してみましょう。意外と隙間時間や非効率な時間の使い方が見つかるはずです。
時間帯 |
活動内容 |
効率化のポイント |
6:30〜7:30 |
起床・朝食・登校準備 |
朝の15分を活用して英単語を10個覚える・通学時間に音声教材を活用 |
8:00〜16:00 |
授業 |
授業中のノートは復習しやすいよう工夫・休み時間に前回の授業内容を3分で振り返る |
16:00〜18:30 |
部活動 |
移動時間や待ち時間に暗記物を確認・部活での学びを勉強にも活かす思考法 |
19:00〜20:00 |
夕食・入浴 |
夕食中のニュースから時事問題をチェック・入浴中に1日の学習内容を整理 |
20:00〜22:00 |
勉強(課題・復習) |
最初の15分で今日の目標を明確に設定・25分勉強→5分休憩のサイクルで集中力維持 |
22:30〜 |
就寝準備・就寝 |
就寝前10分の復習で記憶を定着・質の高い睡眠で学習効率を上げる |
このように細分化してみると、「まったく勉強時間が確保できない」わけではなく、むしろ効率化できる時間が隠れていることに気づくはずです。特に注目すべきは、細切れの時間をいかに有効活用するかというポイントです。
限られた時間を最大限に活かすには、「勉強を特別なもの」として捉えるのではなく、日常生活の一部として組み込むことが重要です。
勉強を「やる気が出たらやる」特別な活動ではなく、歯磨きや食事のような「毎日必ずやる当たり前の行動」として定着させることがポイントです。
例えば:
・時間固定型習慣:毎日20時〜21時は必ず机に向かう
・行動連鎖型習慣:晩御飯の後は必ず30分数学の問題を解く
・場所連動型習慣:電車では必ず英単語アプリを開く
このように、特定の時間・行動・場所と勉強を紐づけることで、「考える前に体が動く」状態を作り出しましょう。
部活と勉強の両立で最も難しいのは、テスト期間と大会前の重なりなど、時間的制約が厳しい局面です。そんな時こそ、タスクの「緊急度」と「重要度」を正確に判断し、優先順位をつける能力が試されます。
優先順位の決め方:
1. 提出期限が近いものを優先(緊急度)
2. 成績への影響が大きいものを優先(重要度)
3. 自分の苦手分野ほど早めに着手(難易度)
例えば、定期テスト2週間前なら「毎日の小テスト対策 < 提出課題 < テスト範囲の理解」という優先順位をつけ、限られた時間で最大の効果を出せるよう計画しましょう。
部活動に打ち込む生徒には、従来の「まとまった時間をとって勉強する」というスタイルが合わないケースが多いのも事実。そこで効果的なのが、短時間でも成果を出せる「ピンポイント学習法」です。
・反復学習カード法:重要事項を小さなカードにまとめ、移動時間や待ち時間に繰り返し確認
・音声活用法:教科書を自分で読み上げて録音し、部活の行き帰りに聴く
・マインドマップ復習法:授業内容を図式化して視覚的に整理し、短時間で全体像を思い出せるようにする
これらの方法は、まとまった時間が取れなくても、日々の隙間時間を活用して継続的に学習を進められる点が大きなメリットです。
個別学習塾5Daysでは、部活動と勉強の両立に悩む中高生のために、柔軟かつ効果的な学習環境を提供しています。
・「通い放題」の柔軟スケジュール:週の通塾回数に制限がないため、部活の予定に合わせて自由に通塾日を調整できる
・パーソナライズド学習計画「My 5-Days project」:部活の大会スケジュールも考慮した、無理のない個別カリキュラムを作成
・短時間集中型プログラム:部活後でも効率よく学習できる「50分集中コース」を用意
・自立学習サポート:「教えてもらう」だけでなく「自分で学ぶ力」を育てる段階的プログラム
・学習定着度確認システム「ヤルキプラス®」:学習時間や取り組み量をデジタルで可視化し、モチベーション維持をサポート
特に部活生に好評なのが、「今日は練習で疲れているから30分だけ」「明日は休みだから2時間みっちり」など、その日の状況に応じて柔軟に学習時間を調整できる点です。
5-Daysに通う高校2年生(サッカー部所属)の例をご紹介します。
週6日の部活があり、平日は19時過ぎまで練習。最初は「勉強との両立なんて無理」と思っていました。でも5-Daysは自分のペースで通えるので、部活がない日に集中して通ったり、試合前は少し抑えめにしたりと調整できます。
特に助かったのは、定期テスト前に先生と一緒に「逆算スケジュール」を立てること。「大会の翌日からテスト1週間前だから、この3日間で基礎固め、残りの4日間で応用問題」というように、現実的な計画を立てられました。
また、高校3年生(吹奏楽部所属)はこう語ります。
3年生になって引退するまでは部活を全力でやりたかったけど、受験も気になっていました。5-Daysでは「引退までの学習計画」と「引退後の受験対策」を分けて提案してくれたので、どちらも後悔なく取り組めました。
特に役立ったのは「効率的な暗記法」の指導です。練習で疲れた日でも、短時間で効果的に覚えられる方法を教えてもらい、隙間時間を有効活用できるようになりました。
お子さまが部活と勉強を両立するには、ご家庭での理解とサポートも欠かせません。効果的な支援のポイントをご紹介します。
・日々の声かけ:「今日の部活はどうだった?」「テスト勉強は計画通り進んでる?」など、両方に関心を持つ
・環境整備:集中できる学習スペースの確保、適切な栄養バランスの食事提供
・客観的な視点:お子さまが立てた計画が現実的かどうか、第三者の目でチェック
・休息の大切さを教える:適度な休息が集中力と効率を高めることを理解させる
5-Daysでは、年3回の三者面談(受験生は年4回)の中で、お子さまの両立を家庭でもサポートするノウハウをお伝えしています。
部活と勉強の両立は、決して「無理なこと」ではありません。むしろ、限られた時間の中で最大限の成果を出す力は、社会に出てからも大いに役立つスキルです。
効率的な時間管理、習慣化、優先順位の明確化、そして適切なサポートを受けることで、部活も勉強も妥協せずに取り組むことができます。
「やる気はあるけど、効率的な方法が分からない」「両立のためのアドバイスが欲しい」そんな時は、ぜひ5-Daysにご相談ください。あなただけの両立プランを、一緒に作り上げていきましょう!
株式会社5コーポレーション代表取締役社長。広島市東区出身。広島市立基町高等学校、立命館大学文学部卒業。大学在学中から、家庭教師派遣・個別指導塾の運営スタッフとして働き、卒業後はそのまま就職。20代半ばで独立し、福岡で家庭教師派遣の会社を共同設立する。2008年、広島市安佐南区に週5日定額で通塾できる毎日個別塾5-Daysを新規開校。以降、広島・福岡を中心に教室数を拡大。2010年、株式会社5コーポレーションを設立。2020年現在、関東から九州エリアまで、FCを含む約150校を運営している。また、教育DXヤルキプラス®︎、小学生プログラミング教室QUREO、個別指導型英語教室Leptonなどの教育関連事業も展開中。