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「部活が忙しくて、なかなか勉強ができません」
この言葉、毎年必ず聞きます。
そして率直に言うと、この状態のまま放置すると、その後かなりの確率で苦しくなります。
少し厳しい言い方になりますが、
“部活が忙しいからできない”は、原因ではなく結果です。
まず前提として、部活が忙しいこと自体は問題ではありません。
実際に、部活をしっかりやりながらも、
〇テストで安定して点を取る子
〇内申を落とさない子
〇コツコツ勉強を続けられる子
は、毎年必ずいます。
では、何が違うのか。
それはシンプルで、時間の量ではなく、時間の使い方と優先順位です。
成績が安定している子には、共通点があります。
それは、どれだけ忙しくても
①「これだけはやる」という最低ラインを決めている
②提出物を後回しにしない
③勉強ゼロの日を作らない
この3つを徹底していることです。
たとえば、
〇学校のワークは“出た日に少しだけでも触る
〇提出物は“期限ギリギリではなく、数日前に終わらせる
〇5分でもいいから机に向かう
こういった積み重ねをしています。
一見すると小さな差ですが、これが1週間、1か月と積み重なると、取り返しのつかない差になります。
一方で、成績が落ちていく子にも共通点があります。
それが、「部活が忙しいから仕方ない」という思考です。
この言葉が出始めると、次のような流れに入ります。
〇勉強時間がゼロの日が増える
〇提出物が後回しになる
〇テスト前だけ焦って詰め込む
そしてテスト後に、「思ったよりできなかった」、「やっぱり無理だ」となり、さらに勉強から距離ができていきます。
ここで一番怖いのは、できなかった理由を部活に固定してしまうことです。
そうなると、改善が起きません。
なぜこの言葉は危険なのか。
それは、とても正しく聞こえるからです。
実際に忙しいのは事実ですし、
周りの大人もつい
「大変だよね」
「仕方ないよね」
と言ってしまいがちです。
しかし、その優しさが逆に、
“やらなくてもいい理由”を強化してしまうことがあります。
ここで一度立ち止まって考えてほしいのは、
本当に時間がないのか?
それとも、優先順位が下がっているだけなのか?
という点です。
もう一つ大事なポイントがあります。
それは、できる子ほど最初から完璧を目指していないということです。
たとえば、
〇今日は疲れている → 5分だけやる
〇ワーク全部は無理 → 1ページだけやる
〇やる気がない → とりあえず開くだけ
こういう「小さい行動」を積み重ねています。
逆に、まとまった時間がないとやらない、ちゃんとできないならやらない、という考え方になると、結果的に“何もやらない日”が増えていきます。
特に中学1年生は、この影響が非常に大きいです。
最初のテストは範囲も狭く、
「何とかなるだろう」と思われがちです。
ですが実際には、この最初のテストで
〇勉強習慣があるか?
〇提出物への意識があるか?
〇家庭でのサポート体制があるか?
がはっきり表れます。
ここで崩れると、立て直しにはかなりの時間がかかります。
逆に、ここで「やれる状態」を作れた子は、その後も安定していきます。
では、どうすればいいのか。
特別なことは必要ありません。
まずはこの3つからで十分です。
5分でもOKです。
とにかく「やらない日」をなくすことが重要です。
テスト前にやるものではありません。
日々進めるものです。
部活前後、帰宅後、寝る前。
まとまった時間でなくても大丈夫です。
部活を頑張ること自体は、とても良いことです。
ただし、それを理由にしてしまうと、
一気に崩れていきます。
大切なのは、
「忙しい中でどう動くか」です。
そしてもう一つ。
本当に苦しくなる子は、「できなかったこと」ではなく、「何もしなかった日」が積み重なった結果です。
今のうちに、その流れを断ち切れるかどうか。
それが、この先を大きく左右します。
5-Days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。