「どうしても集中力が続かない…」
「夕方になると疲れて勉強に身が入らない…」
そんな悩みを持つ子どもたちに注目してほしいのが、“朝の30分”の過ごし方です。
実は、朝の習慣がその日一日の集中力や勉強効率を大きく左右するということが、脳科学の研究でも分かってきています。
この記事では、脳を目覚めさせるためのおすすめ朝習慣と、家庭でできる工夫をご紹介します。
● 起床後2時間は「脳のゴールデンタイム」
人間の脳は、目覚めた直後から2〜3時間が最も活性化しやすい時間帯。
このタイミングに「脳を目覚めさせる行動」を行うことで、
集中力・記憶力・判断力などが高まりやすくなります。
● 朝の行動が自律神経にスイッチを入れる
寝起きの状態は、副交感神経が優位でリラックス状態。
朝の光や動作が交感神経への切り替えを促し、「活動モード」へと切り替わります。
このスイッチがうまく入らないと、日中のぼんやり感やだるさにつながってしまいます。
● ① 朝日を浴びる(窓を開ける・外に出る)
朝の光には、体内時計をリセットする効果があります。
15〜30分程度の太陽光を浴びることで、睡眠ホルモン「メラトニン」が抑制され、
覚醒ホルモン「セロトニン」が分泌されます。
これにより、自然な目覚めと集中力の向上が期待できます。
● ② コップ1杯の水を飲む
睡眠中に失われた水分を補うことで、血流が改善され、脳にも酸素と栄養が行き届きます。
脳の75%以上は水分でできているため、水を飲む=脳のエンジンをかける行為とも言えます。
冷たすぎない常温の水がベストです。
● ③ 朝ごはんをしっかり食べる
朝食をとることで、ブドウ糖(脳の主なエネルギー源)が補給され、
集中力・記憶力・思考力が高まります。
おすすめは、
ごはん+みそ汁(炭水化物+塩分+温かさ)
バナナ+ヨーグルト(手軽で栄養バランス◎)
などの簡単メニュー。
特に小中学生には、脳と体の両方を目覚めさせる朝食がパフォーマンスに直結します。
以下のような行動は、脳のスイッチを妨げてしまいます。
● スマホを目覚まし代わりにしてそのまま操作
→ SNSやゲームの刺激で、朝から“情報疲れ”に。
→ 改善策:目覚まし時計を使い、スマホは別の部屋に置く。
● 朝ごはんを食べない、またはお菓子・ジュースだけ
→ 血糖値の急変動で集中が続かない。
→ 改善策:バナナやおにぎりなど、簡単なものからでもOK。
● 二度寝してギリギリまで寝てしまう
→ 交感神経のスイッチが入らず、一日中ぼーっとした状態に。
→ 改善策:起床時間を固定し、光と水の習慣を先に入れる。
集中力は、根性や努力だけでどうにかなるものではありません。
脳と体が整った状態をつくることが第一歩です。
そして、そのカギとなるのが「朝の30分」。
・光を浴びる
・水を飲む
・朝ごはんを食べる
この3つを基本ルーティンとして取り入れることで、
子どもたちは驚くほどスッと集中できる状態に入れるようになります。
今日から、家族で一緒に「朝のスタート」を整えてみませんか?
5-Daysの教室長は地域の教務情報を常にアップデートし、安心して受験対策がスタートできるように準備しております!
無料体験の受付はこちらから!
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。
体験終了後、面談をさせて頂き、お子様に合わせた今後の学習プランをご提案させていただきます。
定期試験対策・受験対策にも使えます!毎日の学習習慣の定着化、苦手克服などにぜひご活用ください。