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こんにちは!
中学3年生になる君たちは、いよいよ入試を意識し始める時期ですね。
特に数学は多くの受験生にとって「苦手」とされる科目の一つ。
しかし、しっかりと勉強すれば必ず得意になる科目です。
今回は、入試に向けて数学を効率的に勉強する方法を解説します。
自分に合った方法を見つけて、計画的に学習を進めましょう。
まず最初に大事なのは、入試における数学の出題傾向や特徴を理解することです。中学3年生の入試数学は、基本的な計算力や知識だけでなく、応用力や論理的思考力も求められます。具体的には以下のようなポイントが挙げられます。
基本的な計算力:式の展開や因数分解、方程式の解法、関数などの基本的な計算問題が頻出します。
応用問題:少し考える力を試す問題が多くなります。例えば、図形の面積や体積、確率、比例・反比例に関する問題などがよく出ます。
文章題:実生活の問題を元にした文章題も多く出題されます。特に、文章題では問題文をしっかり読んで、どの公式や考え方を使うかを見極める力が必要です。
入試数学では、基礎をしっかりと理解した上で、応用力を身に付けることが求められます。では、どのように勉強を進めていけばいいのでしょうか?
数学の勉強を始める前に、まずは基本的な内容をしっかりと理解しましょう。基礎がしっかりしていないと、応用問題に取り組んでも理解が難しく、結果として点数に繋がりません。
教科書の問題を解く:教科書に載っている基本的な問題は、まず確実に解けるようにしましょう。これを繰り返すことで、基本的な計算力が身に付きます。
練習問題集の活用:問題集や参考書を使って、基本問題を何度も解きましょう。何度も繰り返すことで、計算ミスを減らし、スムーズに問題が解けるようになります。
基本がしっかり身に付いたら、次は応用問題に取り組みます。応用問題では、考え方や解法のパターンを学ぶことが大切です。
過去問を解く:入試の過去問を解くことで、出題傾向や難易度に慣れ、実際の試験に備えることができます。過去問はできるだけ多く解き、問題のパターンを把握しておきましょう。
応用問題集に挑戦:応用問題集や問題集の難易度が高い問題を解くことで、考える力を養うことができます。最初は解けなくても、解説を読んで理解し、次回は自力で解けるように挑戦しましょう。
入試において、文章題は大きな割合を占めます。文章題は問題文を正確に理解し、どのように式に落とし込むかが鍵となります。
問題文をよく読む:文章題では、何を求められているかをしっかりと読み取ることが重要です。まず、問題文をじっくりと読んで、どの公式や考え方を使うべきかを考えましょう。
図を描く:問題によっては、図を描いて視覚的に理解することが効果的です。特に図形問題や速さ・距離の問題などでは、図を描くことで解法が見えてくることが多いです。
キーワードに注目:文章題の中で、「合計」「差」「比」などのキーワードに注目しましょう。これらのキーワードは、どの考え方や公式を使うべきかを示唆してくれます。
毎日の勉強で新しい内容を学ぶだけではなく、定期的に復習をしていくことも重要です。復習をしっかりと行うことで、学んだ内容が定着し、試験の直前でも安心して挑むことができます。
間隔を空けて復習:最初は1日後、次は3日後、さらに1週間後など、間隔を空けて復習することで、記憶が定着しやすくなります。これを「間隔反復法」といいます。
間違えた問題の再挑戦:最初に解けなかった問題は、再度解いてみましょう。その際、解説を読んで理解を深め、なぜ間違えたのかを分析することが大切です。
入試では時間制限があります。普段から時間を意識して問題を解くことで、実際の試験でも焦らずに解くことができます。
制限時間を設けて練習:過去問や模擬試験を解く際には、制限時間を設けて解く練習をしましょう。時間内に解けるようになることで、試験当日も余裕を持って問題に取り組むことができます。
数学は、努力すれば必ず結果がついてくる科目です。
入試に向けて、基本をしっかりと固めた上で、応用力を身に付けることが重要です。
また、文章題や過去問演習を通じて、実戦力を養いましょう。
しっかりとした勉強法を実践すれば、入試の数学も怖くありません。
あなたの努力が実を結ぶよう、頑張ってください!
毎日個別塾5-Days東原校教室長。毎年安古市高校をはじめ県内の高校別の対策カリキュラムを作成。 高校には行かず、大検取得後独学で大学へ入学しました。 この経験からひとりで勉強する喜び、辛さ、何より成果を出すためには小さなことを積み重ねる必要があると学びました。 今はそれを教室で生徒に学んでもらっています。 自らが立てた目標に対して貪欲になれるような指導をしています。