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2025.06.11

QUREOプログラミング検定と大学入試「情報」の接続点とは 〜今から始めるITリテラシー教育〜

✎大学入試に新登場した「情報」の背景とは

2025年度から大学入学共通テストに新しく加わる教科「情報」は、日本の教育制度における大きなターニングポイントです。これまで「国語」「数学」「理科」「社会」「英語」という5教科が定番だった共通テストに「情報」の科目が加わりました。

 

この変化の背景には、社会の急速なデジタル化があり、プログラミングの能力がビジネスの基礎スキルになりつつある現在、日本の子どもたちが世界水準の情報リテラシーを身につけることは急務です。これを受けて文部科学省は、2022年度より高等学校での「情報I」の履修を必修とし、さらに2025年度から共通テストでの導入を決定しました。

 

「情報I」で学ぶ内容は多岐にわたります。プログラミングの基本構文、アルゴリズムの理解、データ分析、統計処理、ネットワークや情報モラルに関する知識など、実生活でも応用可能な実践的スキルが求められます。このような中、小・中学生のうちからプログラミング的思考に触れておくことは、単なる先取り学習を超えて、将来の大学入試や社会生活に直結する「現代的基礎学力」の育成につながります。

 

✎QUREO検定の概要と『情報I』への接続

QUREOプログラミング検定とは?

QUREO(キュレオ)プログラミング検定は、株式会社サイバーエージェントグループが運営する、全国規模のプログラミング能力検定です。プログラミングを通じて論理的思考力とITリテラシーを育てることを目的としており、子どもたちがゲーム感覚で楽しく、かつ本格的にプログラミングを学べるように設計されています。

検定には全国共通の認定基準があり、各レベルごとに修了の証明書が発行されます。これにより、生徒のスキルを「見える化」することが可能となり、保護者や教育機関にとっても指導の質や進捗の可視化が実現されている点が大きな魅力です。

 

「情報I」との共通点はどこにあるのか?

共通テスト「情報I」の出題内容は、現代社会における情報活用力を評価することに主眼が置かれています。具体的には、コンピュータの基本構造、アルゴリズムとプログラミング、データの分析・活用、ネットワークとセキュリティ、そして情報モラルなどが取り上げられます。

 

これらはまさに、QUREOプログラミング検定の出題内容と重なり合います。たとえば、「条件分岐(if構文)」「繰り返し処理(for/while)」「変数の宣言と利用」といった基本的なプログラミングの構成要素は、QUREOの中級レベルから出題されており、小学生でも実践的に学べるよう工夫されています。小・中学生の段階で基礎を固めておけば、高校に入ってからの「情報I」の学習は飛躍的にスムーズになります。

 

QUREO検定の各級と情報科目の接続とは?

QUREOプログラミング検定は、レベル10から1までの10段階構成となっています。それぞれのレベルは、理解すべき概念やスキルに応じて明確に分類されており、段階的な学習の道筋を提供しています。

レベル10・9では、「命令ブロックを順番に並べる」ことが主な課題です。ここでは、因果関係や命令の流れを理解する「順次処理」が中心です。レベル8・7になると、「繰り返し(ループ)」や「条件分岐(if文)」が登場し、コンピュータに処理の選択肢を与えるという新しい考え方が加わります。

レベル6・5では「変数」「乱数」「論理演算子(AND, OR, NOT)」といった、高校の情報Iでも扱われる内容が本格的に登場します。これらの理解は、単にプログラムを書くという技術だけでなく、「処理の正確性をどう担保するか」「効率的に情報を扱うにはどうするか」といった視点を育てるうえでも重要です。

レベル4まで達すると、QUREOの受検者は情報Iで扱う内容にかなり近い実力を持っていると評価できます。共通テストに向けての準備だけでなく、将来のIT系分野への進学や職業選択にもつながる「考える力」が育まれると考えております。

 

✎情報I対策に必要な学力は「積み重ね」

「情報I」という科目は、ただ単にプログラミングの技術を学ぶ科目ではありません。その本質は、論理的思考を深め、情報を処理し、分析し、表現する能力を身につけることにあります。これらは、まさに「読解力」「数学的思考力」「論理的問題解決力」という基礎学力が根底にあります。特に、条件を読み解いて正しく処理を行うこと、データを集計して表現すること、ルールに基づいて問題解決をすることは、すべて小・中学校で学んだ算数や国語の基礎的な力を活用する場面です。

 

QUREOプログラミング検定は、これらの「積み重ね」の重要性を教えてくれる絶好のツールです。QUREOでは、子どもたちが楽しく学べる環境を提供しながらも、実際には高度な論理的な思考を養うための構造が組み込まれています。たとえば、プログラムを書く中で「こうすればこう動く」といった因果関係を体験することが、論理的な思考力を飛躍的に高めます。

 

✎QUREOのタイピング教育――情報学習の土台づくりとして

プログラミング学習で大切なのに見落とされやすいのが「タイピング力」です。正確で速い文字入力は学習の効率や理解に大きく影響します。QUREOでは、プログラミングと同時にタイピング教育にも力を入れ、ゲーム感覚で指の使い方やホームポジションを楽しく身につけられる工夫をしています。これにより、パソコン初心者の小学生でも自然にタイピングスキルが伸び、学習のモチベーションも高まります。タイピングは将来、大学のレポート作成や仕事での文書作成にも必要な基礎力です。学習塾5-Daysでは、QUREOのタイピング教育を取り入れ、生徒一人ひとりの進み具合に合わせて丁寧にサポートしています。

 

QUREOを活用した学習塾5-Daysの取り組み

学習塾5-Daysでは、QUREOプログラミング検定に基づいたプログラミング教育を実施しています。5-Daysでは、各生徒のペースに合わせた指導を行い、初心者でも安心してプログラミングを学ぶことができる環境を提供しています。個別指導のスタイルを採用し、生徒一人ひとりの進捗を見守りながら、適切なサポートを行っています。

 

特に、QUREOの学習を進める上でのカスタマイズが重要です。プログラミングの学習は一人一人の理解度に応じて進むべきですが、QUREOの教材はその点でも優れています。生徒が詰まってしまう部分や苦手な部分を講師がフォローし、少しずつ難易度を上げていくことで、スムーズに理解を深めることができます。また、復習やミスの原因分析を通じて、プログラミング的思考を定着させ、課題をクリアしていく過程をサポートしています。

 

✎QUREOを経て高校「情報」へスムーズに進むために

小・中学生の段階でプログラミングを学ぶことは、高校での「情報I」学習において大きなアドバンテージとなります。特に、プログラミングの基本的な構文や処理の流れを理解していると、教科書に登場する抽象的な理論にも抵抗なく取り組むことができます。高校の「情報I」では、Pythonというプログラミング言語を使うことが多くなっていますが、QUREOで基礎的なプログラミング的思考を身につけている生徒は、よりスムーズにこの移行を実現できます。

 

QUREOで学んだ「条件分岐」「繰り返し処理」「変数の活用」などの概念は、Pythonでのプログラミングにおいて非常に重要な要素となります。実際に「if文」や「forループ」などの構文を扱う際には、QUREOで体験した論理的な順序や、変数を使った計算の考え方が生かされます。QUREOで「プログラミング的思考」を養っておけば、高校の教科書で見慣れない構文が出てきても、理解しやすくなるでしょう。

 

✎今後の大学入試にどう備えるか?

2025年から大学入学共通テストに「情報I」が加わりました。この科目は、ただ暗記するだけでなく、自分で考えたり整理したりして答えを見つける力が大切です。大学入試では、プログラミングや情報の使い方を証明することが重要になってきており、QUREOプログラミング検定の合格証や練習の記録が役立ちます。文部科学省も「情報I」の成績を入試評価に使う方向で進めており、一部の大学は履修状況や活動歴の提出を求めています。こうした力は入試だけでなく、大学や社会でも必要とされるもので、QUREOで身につける力は将来の大きな武器になります。

 

✎まとめ:情報時代の基礎学力としてのプログラミング

QUREOプログラミング検定は、子ども向けのただの検定ではなく、これからの教育や社会で必要な力を育てる大切な学びのツールです。プログラミングはかつて理系だけの専門技術と思われていましたが、今は英語や数学と同じように、誰もが身につけるべき基礎的な力となっています。学習塾5-Daysでは、小・中学生が早いうちからプログラミングに親しめる環境を整え、将来の大学入試や進路選択に役立つ力を伸ばせるよう支援しています。

QUREOを使うことで、「自分で考える力」や「問題を解決する力」、そして「最後までやり抜く力」を育てられます。これらはどんな教科や進路にも役立つ、学びの土台となる力です。情報Iのような新しい科目に対応するためには、教えられるだけの学びではなく、自分から興味を持って試しながら学ぶ姿勢が重要です。

QUREOの教材は、子どもたちの主体的な学びを引き出し、受験対策だけでなく将来の夢や目標に向かう力も育てます。これからの情報社会を生きる子どもたちにとって、プログラミングは未来を切り開く大切な道具です。だからこそ、今こそ本気で情報教育に取り組む時です。5-Daysはこれからも子どもたち一人ひとりの力を伸ばす学びの場をつくり続けます。保護者の方もぜひ、未来を見据えた教育の一歩としてプログラミング学習を検討してください。

 


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この記事を書いた人

波多江泰宏

こんにちは!5-Days 野芥教室の教室長、波多江です。このページをご覧いただき、ありがとうございます! これまで多くの生徒さんと関わる中で感じているのは、「勉強がちょっと苦手かも…」という子ほど、ふとした瞬間にぐんと伸びる力を持っているということです。だからこそ、まずは「できた!」という小さな成功体験を積み重ねること、そしてそれを毎日しっかり承認することがとても大切だと考えています。当教室では、ただ知識を教えるだけでなく、「自分で勉強する力」を育てることを大切にしています。学校のテスト対策はもちろん、将来にもつながる“本物の学力”を、私たちと一緒に身につけていきましょう!皆さんにとって安心して通える教室、そして前向きな気持ちになれる場所を目指して、スタッフ一同、日々取り組んでいます。 まずは体験授業や教室見学だけでも大歓迎です!お会いできるのを楽しみにしています!

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