広島県公立高校における選抜Ⅱとは、いわゆる「一般入試」と呼ばれるもので。例年3月初旬に実施されます。すべての学科・コースで実施され、調査書(内申点)、学力検査で判断します。 学校によってはそれに加えて面接や実技試験を実施する場合もあります。
学力検査 2022年3月7日(月)、3月8日(火)
合格発表 2022年3月15日(火)
英語・数学・国語・理科・社会の5教科、は学力検査が行われるため、調査書の5段階評価の点数をそのまま加えます(5点満点×3学年×5教科=75点満点)。一方、技術家庭・音楽・美術・保健体育の4教科については、学力検査が行われませんので、調査書の点数を2倍します(10点満点×3学年×4教科=120点満点)。5教科75点満点+副教科120点満点=195点満点となります。
さらに実際の判定の際には、学力検査のバランスをとるため、130点満点に換算します。また、選抜Ⅰと同様に、観点別学習状況や部活動・ボランティアなどの特別活動の記録、その他の記載事項についても判断材料として活用されることになっています。
英語・数学・国語・理科・社会の5教科、各50分で実施されます(英語はリスニング問題も含む)。1教科50点満点×5教科で、本来は250点満点になります。実際の判定の際には、125点満点に換算します。
学力検査は高校ごとに違う問題が出題されるのではなく、すべての公立高校で、広島県教育委員会が作成した同一の問題を使用します。つまり選抜Ⅱで広島県の公立高校を受験するすべての受験生が、全員同じ問題を解くことになります。(数学の大問1 計算問題のみ高校オリジナルの場合があります。)
注意しておきたいのは、高校によって、英語・数学の点数を2倍で計算するなどの「傾斜配点」があることです。
各学校の特色の応じて、面接及び実技検査が実施されます。
一般の学力検査に加えて、学科の特色に応じて自校作成問題を実施できます。
※平成25年度 自校作成問題実施校(国泰寺高校(普通科理数コース)・安古市高校・安西高校・呉三津田高校・尾道東高校(普通科国際教養コース)・尾道北高校(総合学科)・廿日市高校 など)