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「テストの点数は悪くなかったのに、内申点が思ったより低かった…」
そんな声を保護者の方から伺うことは少なくありません。
高校入試において、「内申点(調査書点)」は合否に大きく関わる重要な指標です。しかし、その評価は「定期テストの点数」だけで決まるわけではありません。通知表に書かれる評価の裏側には、普段の授業態度や提出物の状況、学習への取り組み方といった、見えにくいさまざまなポイントが影響しています。
今回は、内申点の決まり方や定期テスト以外で評価されるポイント、そして塾がどのように内申点向上をサポートしているかについて、詳しくご紹介します。
3学期に向けてしっかり把握しておきましょう!
まず「内申点」とは何かを整理しておきましょう。
内申点は、正式には「調査書点」と呼ばれます。中学3年間の成績のうち、特に中3時の通知表に記載される「5段階評価」が入試の評価対象になるケースが多く、公立高校ではこの内申点と当日の入試本番の得点を組み合わせて、合否を判断します。
地域や高校によって配点比率は異なりますが、たとえば「内申点135点+入試得点300点=総合得点435点」のように、かなりの比重が置かれるケースもあります。つまり「普段の成績」や「学校生活の過ごし方」が、そのまま受験結果に繋がるのです。
2021年度から、全国の中学校では通知表の評価方法が「観点別評価」に一本化されました。これは「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点をそれぞれ「A・B・C」で評価し、それらの総合が5段階の評定(内申点)に繋がるというものです。
つまり、単純にテストで高得点を取っても、次のような要素が弱ければ、内申点が思ったほど伸びないことがあるのです。
○提出物の有無・完成度
→ワークやプリントの提出が遅れていたり、空欄が多かったりすると評価が下がります。
○授業中の発言や態度
→積極的に手を挙げて発言する、先生の話をよく聞く、ノートを丁寧に取るなどが高評価につながります。
○グループワークへの貢献度
→協調性、発言の質、役割分担なども観察されます。
○小テストや課題への取り組み
→定期テスト以外でも日々の積み重ねが見られています。
○忘れ物や遅刻の有無、授業の受け方
→当たり前のことですが、基本的生活習慣の乱れが評価に影響します。
こうした日常的な行動が、通知表にじわじわと影響してくるため、「学力はあるのに評価が低い」となるのは、往々にして“非テスト要素”の積み残しが原因なのです。
では、こうした内申点に直結する“学校での評価”を、塾ではどのようにサポートしているのでしょうか?
塾と聞くと「テスト対策」が中心というイメージが強いかもしれませんが、当塾では以下のような「通知表の評価につながる取り組み」にも力を入れています。
「提出物出した?」「ワークは丸つけまで終わった?」などの声かけを塾内で定期的に行い、提出忘れを防ぐように指導しています。特に提出期限の直前には、講師が生徒と一緒にチェックリストを見直すなど、個別にサポートします。
「ノートが雑で読み返せない」「書いてるけど写しているだけ」といったケースでは、書き方の工夫や整理の仕方を指導します。また、家庭学習も含めた“勉強の仕方”そのものを見直す指導も行っています。
学校の授業で挙手や発言が苦手な子には、塾で小さな「成功体験」を積ませることで、学校での前向きな行動に繋げています。例えば、「授業中に先生の話を聞いてまとめる力」を養うワークなどを通じて、自信と主体性を育てます。
保護者の方には、定期的に学校の課題や通知表の傾向についての情報提供を行い、ご家庭と連携して生徒の内申点向上を目指しています。「うちの子、提出物でよく減点されてるらしくて…」という声に対しても、具体的な改善策を提案します。
通知表の評価は、テストの点数だけでなく、子どもの日常的な行動や意識によって大きく左右されます。
だからこそ、塾ができるのは「学力を伸ばすこと」だけではなく、子どもたちが“評価される学び方”を理解し、実践できるように導くことだと私たちは考えています。
もしお子さまの内申点に不安を感じていたり、「うちの子は頑張ってるのに…」というモヤモヤを抱えていらっしゃるなら、一度ご相談ください。
塾として、お子さまが学校で“見てもらえる”ような行動や学び方をサポートし、家庭・学校・塾の三位一体で、目標に向かって進むためのお手伝いをさせていただきます。
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。