愛媛県立入試は特色選抜など、いろいろ受験システムが多様化しています。しかし、どんなにシステムが変わっても、1つ変わらない
ものがあります。それは以下の通りです。要は、前以てちゃんと準備・対策をしておけば、余裕で志望校に合格できるということです。
一般に入試に関しましては、内申書を意識すること。例えば、松山北高に入学したければ、中1から内申書を意識し、成績に関して
5段階評価の4の教科を9教科中5つ作ることを目標としなければなりません。中1でオール3だったとして、中1の終わりに
「松山北高に行きたい」と思っても、その思いを実現するのは甚だ難しいことのなります。
中1の最後でですよ!敗者復活はほとんどありえない!それが、今の愛媛県立一般入試の実情です。
また、特色選抜入試に関しまして。部活動、英検などの資格取得、学校の活動(生徒会・ボランティアなど)で活躍しておくと、
特色選抜試験でかなり優位な立場になることは間違いありません。
そのためには情報を早く収集することです。「〇〇高校は部活を頑張れば、かなり有利」「□□高校に入るには英検が一番優先される」
とか。。。でも、その情報はネット上や本・雑誌からは中々得られるものではありません。学校の先生、先輩方、また、
その先輩方のご父兄から情報を積極的に収集する必要があります。皆様、よろしいですか!受け身では何も変わりません!
こちらから能動的に仕掛けていかなければ、県立高校入試に確実に勝利することは難しくなります。
まずは、早い段階で志望校を決めておくことが大切です。
「まだ中1だから決めていない」ではまずいんです、今の愛媛の県立入試は!
中学校に入学した時に志望校はしっかり決めて、それに向けて対策を施すことが効率的です。
先述の松山北高、一般入試の例を掘り下げますね。中1の最後に「松山北高に行こう」と決意しても、1年生の成績がオール3では
9教科3×9=27点。北高安全ラインの100点目指すのは2年3年生で合わせて73点。2年で36.5点、3年で36.5点、取る必要が
あります。2年3年が全教科オール4だとして1学年4×9=36点、それを2年3年の2年間だから36×2=72点。
御覧の通り、それでも1点足りません。しかも2年生3年生は1年生よりも勉強の内容がグッと難しくなります。
1年生でオール3の人が2、3年生でオール4というのは至難の業ではないでしょうか。。。
だから1年生の最初からの設定が必要です。
ところで、特色入試のところでも記しましたが、情報の収集の大切さです!
「特色選抜入試の方が楽」のイメージが強いですが、必ずしもそうではありません。例えば松山南高。
我が5-Days 勝山校の生徒達はここ2年間、特色選抜は落ちて、一般入試で全員受かっています。
皆、できる子ばかりなのに。。。
よほどの強みがない限り、松山南高の特色選抜入試は敬遠すべきなのかもしれません。
さて、このあと、愛媛県立高校の入試システム、入試問題の傾向と対策等を記しますが。
その前に、今記しました大切な2点、
①早目の志望校設定 ➁的確な情報の収集
を念頭に置かれて、これから先をお読み下さい。
皆様のご健闘を心からお祈り致しております。
特色入学者選抜では、中学校長の推薦は必要なく、すべての高校・学科で実施されます。志願する高校・学科の出願資格を満たした人が出願でき、出願資格の詳細は各高校の校長が、教育目標、学科の特色、地域性等を十分考慮して定め、志願者に対して、作文、小論文、面接、集団討論、実技テストおよびプレゼンテーションから、各高校が選択した検査項目で実施されます。また、特色入学者選抜の募集人員内で「文化・スポーツ活動の取組・成果等を重視した選抜」を行うことがあります。
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2026年度愛媛県公立高校入試 特色入学者選抜 選抜方法 |
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募集枠 |
・普通科、その他普通科、理数科、国際文理科、国際科及び普通科とのくくり募集をする学科は募集定員の30%程度が上限 |
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検査内容 |
・次の中から各高校が実施する検査内容を指定する |
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選抜方法 |
・出願書類である自己アピール書等及び 各高校が定めた検査内容の結果を資料とし、総合的に判定し入学者を選抜する |
公立高校入試 一般入学者選抜 (2026年度/令和8年度)
一般入学者選抜は、すべての高校・学科で実施し、全員が5教科の学力検査と面接を受けます。学力検査の成績は、各教科50点満点で合計250点満点ですが、理数科と総合学科では、傾斜配点を実施する場合があります。
合否判定は2段階で行われ、第1選抜では募集人員の70%を、第2選抜で募集人員の30%を選抜し合格とします。(詳細は「2026年度愛媛県公立高校入試 一般入学者選抜 選抜方法」参照。)
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2026年度愛媛県公立高校入試 一般入学者選抜 選抜方法 |
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検査内容 |
・学力検査 |
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選抜方法 |
●全員が5教科の学力検査と面接を受ける |
普通科の通学区域(学区)は原則として、東予地区、中予地区、南予地区の3つに分かれています。宇和島東高校理数科は、普通科とくくり募集を行うので、南予地区になります。募集定員の5%以内は通学区域の例外適用となり、学区外からでも出願できます。
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愛媛県の普通科の学区 |
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学区 |
高校名 |
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東予地区 |
川之江、三島、土居、新居浜東、新居浜西、西条、小松、今治西、今治南、今治北、弓削 |
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中予地区 |
松山東、松山南、松山北、松山北中島分校、松山中央、上浮穴、伊予 |
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南予地区 |
大洲、長浜、内子、内子小田分校、八幡浜、野村、宇和島東、吉田、北宇和、南宇和 |
※2026年度(令和8年度)より、小松高校、丹原高校、東予高校が統合再編され、小松高校と東予総合高校となります。
※2026年度(令和8年度)より、東温高校は普通科と商業科を統合、宇和高校は普通科と農業科を統合し、それぞれ総合学科となります。
※2026年度(令和8年度)より、八幡浜高校、八幡浜工業高校、川之石高校が統合され、八幡浜高校となります。
愛媛県 公立高校入試 出題傾向分析と対策 (2025年度/令和7年度)
英語
傾向1
長文読解が全体の約5割※出る!
対策
問題が多く、長さも約520語の長文が出ますから、スピードを意識して解く練習をしていきましょう。愛媛県の長文読解は、出る形式が例年ほぼ同じです。その形式の解き方をおさえることが重要です。
傾向2
与えられたテーマについて8語以上で書く英作文が出る!
対策
愛媛県では「与えられたテーマについて書く問題」が例年出ています。何を書くか迷いやすいので難しいですが、自分の知っている表現で答えることが大事です。
※全体の約5割とは、小問数の割合です。
数学
傾向1
記述式の「図形の証明問題」が出る!
対策
例年出ている重要問題です。記述式ですから、しっかりと書く練習をしましょう。わからなかったら一度答えを見て流れをつかんでから、もう一度自力で証明を書いてみましょう。
傾向2
「関数のグラフと図形の融合問題」が出る!
対策
ここ最近毎年出ている問題です。関数と図形の両方の知識を身につけたうえで、それらの知識をうまく利用して解けるようにしておきましょう。似た内容の問題をたくさん解くとよいでしょう。
国語
傾向1
約2500字の小説が出る!
対策
12分程度で文章全体の内容を正確におさえて解くことが必要になります。「心情をとらえる問題」で、長い文章でも短時間で解けるコツをおさえましょう。
傾向2
400字程度の作文が出る!
対策
長い字数を書く必要のある作文は、与えられた素材からどう自分の意見に結び付けるかがポイントです。点を取りきるためのテクニックを身につけましょう。
理科
傾向1
「中和とイオン・電池」が出やすい!
対策
特に、「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和の実験」や「電池とイオン」の問題が出やすいです。中和のしくみと反応後にできるもの、電池になる条件とそのしくみをおさえましょう。
傾向2
「前線と天気の変化」が出やすい!
対策
特に、「前線が通過した時刻」を求める問題や「天気図の基礎」に関する問題が出やすいです。寒冷前線と温暖前線のつくりや、高気圧と低気圧、天気図記号を合わせておさえましょう。
社会
傾向1
ニガテな人が多い、資料を読みとる問題が出る!
対策
資料を読みとる問題をたくさん解いて慣れることがいちばんの近道です。答え合わせをして理解することを繰り返せば、入試本番までに必ず解けるようになります。]
傾向2
得点差がつきやすい、文章で記述する問題が3分野で出る!
対策
難しそうに見えても、空白にせずに一度自分で解くことを心がけましょう。答え合わせをして理解することを繰り返すことが重要です。避けずに問題にチャレンジしましょう。
追記として、県立高校・国立高校の体験談も記しておきます。
合格高校:愛媛大学附属高校(愛媛県)
附属高校に一般入試で合格した者です。
附属高校に行きたいと思ったのは中3の夏くらいです。学校見学会に行って自分に1番しっくりきたのでここに決めました。
そこから私は苦手な数学の勉強を努力しました。附属高校の入試問題は難しい問題が多く、特に理、数の問題は難しいと聞いたからです。過去問は1年前のものを2、3周しました。
12月初旬。内申が足りず、推薦がもらえないことが分かりました。そこからは5教科の勉強をまんべんなくしました。
一般入試なので倍率が高かったです。私の年は2.48倍でした。集団面接では志望動機と中学校で1番頑張った勉強とその理由と中学校で心に残っている学校行事が尋ねられました。最後の質問は挙手制でした。(面接官の先生から質問されて、考えがまとまった人から言う形です。)
ちなみに内申は98でした。当日点は合計で351点です。(国語79,数学60,理科72,社会83,英語57)
受験生の皆さん!
受験直前は辛いけど終わったら楽しいことばかりです!とにかくポジティブに考えてください!
応援しています!
合格高校:松山南高校
・過去問に重点的に取り組んだこと
県立入試の過去問から、学校のテストの過去問、県外の高校の過去問まで、とりあえず過去問を解きまくりました。問題の傾向や出題率、配点、時間配分なども分かり、受験当日で焦ることはありませんでした。親にはリビングでは集中できないと、部屋に勉強デスクを買ってもらったり、様々なサポートをしてくれ、勉強できる環境を作ることを手伝ってくれるのはやっぱり嬉しかったし、その分恩返ししなくてはならないとやる気も上がりました。
夏休みは勉強しなさい
学校見学・オープンキャンパス
学校見学に行くことで、その学校の雰囲気や設備、アクセスなど、様々な情報が直接入ってくるので、「自分がこの学校に入ったら」と想像するだけでモチベーションも上がったし、面接の際のネタにもできるから。また、先輩や先生の人柄や接しやすさも分かります。入学してから自分に合わないと思ったら遅いし、夏休みなどのオープンキャンパスは行って良かったと思いました。
いかがでしたでしょうか。
何度も申しますが、要は早目に対策を始めて、情報も早目に能動的に収集することです。
「あーでもないこーでもない」と考えるより、まず、行動!
何か不安なことがあったら、いつでも5-Daysのドアを叩いて下さい。
どの校舎の教室長も、丁寧に対応させていただきます(^^)
皆様のお越しを笑顔でお待ち致しております。
はじめまして。塾人生、40年。お恥ずかしながら。齢だけを重ねた爺です。でも未だに、「先生!受かったよ!」という生徒達の報告を受ける時、背筋にジーンと 電流が走って、感動してしまいます。心から「おめでとう!」と言えます。それが何よりもこの仕事のやりがいです。皆様と一緒に勉強して、落ち込んだり笑ったり。。。最終的には満面の笑顔で卒塾していただきたいです。奇しくも、私には40年もお付き合いのある生徒達が今も慕って下さります。塾講師をやっててよかったと心の底から思えます。年寄りながら、今後もこの路線で走り、皆様と喜びを分かち合いたい思っています。今回入試のことを色々書きましたが、要は普段からコツコツやっていれば。必ず勝てるということです。ですがそれが一人では中々できない。。ですから私たちがいます。気楽なお気持ちで一緒に勉強してみませんか。いつでもお待ち致しております。どうぞ宜しくお願い致します。